ワゴンRスティングレー
ハッチバック/ハイブリッド車/4人乗り
メーカー | スズキ | 車両 タイプ |
ハッチバック |
---|---|---|---|
新車価格 | 148~177万円 | 発売日 | 2017/02/01 |
燃費 | 27~33.4km/L | 定員 | 4人 |
グレード | HYBRID X HYBRID X Limited HYBRID X 4WD HYBRID X Limited 4WD HYBRID T HYBRID T 4WD |
買取相場 | 2019.08.17
Posted by UruCar
ワゴンRスティングレーは、2007年にワゴンRのラインナップに加わったモデルとして登場しました。現在はラインナップから外れ、スティングレーとして独立し、より若い世代に向けたモデルとして人気となっています。 今でこそ、『◯◯ワゴン』と呼ばれる軽自動車が当たり前となっていますが、1993年にワゴンRが登場した時は、そのネーミングと車体の大きさに驚いたものです。 それから26年、今では更に大きいハイトワゴンが主流となっていますが、トールワゴンの先駆けとして第一線で支えてきた、スズキのブランド車となっています。 そんなワゴンRスティングレーが、中古車市場ではどんな値動きをするのか見ていきましょう。
以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください
SUMMARY
ワゴンRスティングレーは、2017年にフルモデルチェンジし、2007年の登場以来、現在で4代目となるトールワゴンで、位置付けとしては、ワゴンRの上級グレードとなります。
ワゴンRの柔らかいイメージとは逆に、スポーティーでワイルドなフロントマスクに仕上げ、特に若い世代をターゲットにしたモデルとして売れ続けています。
低燃費に貢献するマイルドハイブリッドを装備し、JC08モードで33.4km/Lと驚異の数値を出しています。
また、安全性能においても『スズキ セーフティサポート』として、ブレーキサポートや車線逸脱防止警報など、現在主流となる性能は標準装備されています。
長年続くブランドであるため、中古車市場でも活発に取引され、中古車販売業の知り合い曰く、「免許を取得した若い男女の、初のマイカーとして購入する方が多いモデル」だそうです。
ハッチバック/ハイブリッド車/4人乗り
メーカー | スズキ | 車両 タイプ |
ハッチバック |
---|---|---|---|
新車価格 | 148~177万円 | 発売日 | 2017/02/01 |
燃費 | 27~33.4km/L | 定員 | 4人 |
グレード | HYBRID X HYBRID X Limited HYBRID X 4WD HYBRID X Limited 4WD HYBRID T HYBRID T 4WD |
ワゴンRスティングレーには、標準仕様の『X』とターボ仕様の『T』と、2グレードのシンプルなラインナップとなります。
価格差は約17万円となり、グレード間の主な違いとしては、ハンドルで操作できるパドルシフト、クルーズコントロールが装備されている所が挙げられます。
外観のスタイリングや、若者に人気がある事から、人気となるのはターボを搭載した『T』グレードとなります。
通常ですと、燃費の面からも敬遠される所ですが、ターボモデルでもJC08モードで28km/Lと、抜群の低燃費を実現した事で、ターボモデルを選ぶ方が多いようです
また、フルモデルチェンジにより、エンジンルームを縮小し、2列目の空間を広げる事に成功した事で、膝周りの空間がより広がり、居住性も大幅に改善されています。
現行モデルでは、全6色のラインナップとなりますが、1番人気なのがピュアホワイトパール、2番人気がブラックパールとなります。
基本的にはどんな車種であっても、この定番の2色は、他色に比べてプラス5万円前後の査定額となる傾向にあります。
ただし短所もあり、ホワイトパールは落ちにくい水垢が目立つ事、ブラックパールは細かな線キズや、経年劣化による塗装の痛みが目立つ色でもあります。
この辺りの日常のメンテナンスあってこそのプラス査定となりますから、こまめな洗車やワックスを心がけると良いでしょう。
3年落ちとなると、先代モデルの最終後期なります。当時の新車価格で141~164万円となっていましたが、査定額は50~70万円前後となります。
一見、値落ち感はありますが、他メーカーを同条件で見てみると、ワゴンRスティングレーの方が10~20万円高い査定額になる事から、人気車である事が分かります。
こちらも先代モデルで、中期となります。
新車価格は141~171万円でしたが、査定額は30~55万円前後となっています。
車検が切れるタイミングでの売却や、過走行車など、査定額に開きが出てくる時期になります。
また、同条件同カラーでも、ターボ車は15万円前後のプラス査定が多くなっています。
7年落ちワゴンRスティングレーの目安査定額
7年落ちとなりますと、先代モデルが発売開始した年になります。
新車価格は131~161万円でしたが、査定額は15~40万円前後となります。
3万km台の低走行車で、70万円の査定額が出る車両もありました。
これも長年続く人気車ならではの結果でしょうね。
車両のフレーム部分にまで及ぶ修理をした場合は、「事故車」と呼ばれ、事故車も修復歴ありも、意味は同じとなり、マイナス査定に大きく影響します。
例えば、人気グレード『T』の2009年式10万km走行の事故車では3~6万円の査定額となります。
また、エンジンを含む前方の大破では、より低い査定額になる事も。
人気車であるが故に、中古車市場で流通する台数は莫大ですから、事故車となると、より査定額が低くなる傾向があります。
スズキが先駆けとなり築き上げたトールワゴンというジャンルですが、このワゴンRスティングレーのリセールバリューが気になる所。早速見ていきましょう。
例えば『ハイブリッドX』を見てみますと、
3年落ち3.5万km走行のホワイトパール車で、62万円の買取額となりました。
新車時価格が146万円ですから、3年でなんと84万円も償却した事になり、残価率は約42%となります。
このグレードにおける平均残価率は、44.5%という結果になりました。
次に6年落ちのターボモデル『T』を見てみしょう。
8万km走行のブラックパール車で31万円の買取額となりました。
こちらの新車時価格は153万円でしたので、
6年で122万円を償却し、残価率は約20.3%となりました。
このグレードにおける平均残価率は、21.4%となりました。
しかし、買取価格をアップさせる方法もあります。
購入当時からのメンテナンスノートを細かく残すことです。点検内容や修理歴・部品交換歴などが分かるという事は、次へ託すユーザーにも喜ばれます。
メンテナンスノートがある車両しか買わないというユーザーがたくさんいるのも事実です。
他にも挙げればキリがない程ありますが、要するに大切に扱われたと分かる車は、間違いなく査定額に差がでます。
ぜひ、あなたの大切に乗り続けてきた愛車を、少しでも高く、少しでも良い状態で次のユーザーへ繋げてください。