カスタム・アフターパーツ | 2021.03.20

エアロパーツ取付の目安工賃は?どこに頼めばよいか

Posted by 菅野 直人

エアロパーツと言っても千差万別、今は自動車メーカー自らが、系列メーカーからフィッティングも最高なエアロキットを出していますが、当然お値段はそれなりです。 ならば社外品はといえば、品質保証済みのような手慣れたショップはやはりそれなり、というわけで、個人売買や海外製の安いパーツを買ってみようという人も出てきます。そういったものも含め、エアロパーツの取付工賃や、どういったショップへ頼むのがよいかをご紹介します。

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以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください

数あるエアロパーツ、今や純正で新車購入時に装着するのが確実

Karolis Kavolelis / Shutterstock.com

1980年代半ばに、リヤスポイラーやサイドステップ、エアロバンパーなど純正エアロパーツ装着車が普通に役所から認可され、大手を振って販売できるようになって以来、自動車メーカーにおける車外追加品とは、レースなど限られた需要のため特別に開発するものから、一般ユーザーから人気を得るための重要な手段となりました。

1990年代までは、車の純正オリジナルデザインの引き立て役、あるいはRVブームにおける「RV仕様(今ならクロスオーバー仕様ですが)」へ仕立て上げるものが多かったのですが、それでもメーカー純正部品のため、フィッティングは最高で、取付するにも何も困りません。

そして、その品質の高さはそのままに、2000年代あたりからトヨタであればモデリスタ、日産であればオーテックやニスモといった具合に、通常のグレードをラインナップするのとはまた別に、「純正エアロキット」を装着したメーカー謹製・保証付きの純正カスタムカーが堂々と売られるようになり、むしろメーカーオプションとしてそれをつけて購入した方がオトクですよ、という商売を始めました。

実際、オリジナルのデザインを活かしつつも、さりげないどころではなく、かなり個性的、無国籍風からアメ車風、ヨーロピアンスタイルまで選び放題で、新車購入時にオーダーすれば、納車時には完成されたカスタムカーが納車されるため、よほど社外品エアロで気に入ったものでもなければ、最初からそういう車を買った方がよいのは間違いありません。

しかし、車というのは必ずしも新車で購入するわけではなく、中古車市場や個人売買で買う場合、自分が気に入ったエアロパーツが装着されているとは限らず、しかも後付しようにもそうした「純正エアロ」は、意外にも廃版が早く、注文しても在庫なし、解体パーツからネットオークションやフリマアプリで探すほかなし、というのも珍しくないものです。

ならば、中古車を買った後でも純正などにこだわらず、好きなパーツをつけようという需要が今でもあるのは当たり前の話で、多くのエアロパーツメーカーが絶版車も含め、多数の新製品を今でも販売しているのは、そうした背景があります。

後付け社外エアロで無難なのは、「ショップで買って、そのままつけてもらう」

realtimecarmagazine / Shutterstock.com

ならば、中古車にエアロをつけるのに最良の手段と言えば、オートバックスやイエローハットに代表される量販店でも、小さなショップでも構いませんから、そこで取り寄せ可能なエアロパーツをお店を通して購入し、取付までの一切を任せることです。

エアロパーツは、純正色に合わせ着色済みのものもありますが、大半は取付車のボディカラーがたとえピンクに水玉でも困らないよう、無塗装で製造、出荷されます。

そうなると取付前に、装着車のボディカラーに合わせた塗装をせねばなりません(やらなくてもよいというなら、それでも構いませんが)。

そのお店で塗装まで請け負っていなくても、大抵は外注先を持っているため任せておけば安心ですが、外注するだけ工賃が高めになる場合もあり、気になるようであれば鈑金塗装までやっていて塗装ブースもあるカスタム系ショップに頼むのが無難でしょう。

また、ショップを通して購入したパーツというのは、パーツ購入の段階で既にそのショップへ利益が発生していますから、工賃はある程度サービスしてもらえる可能性もありますし(そのためにも担当者やオーナーなどと仲良くなっておくのはもちろん必要)、仮にフィッティングに問題があっても、ショップとメーカーの間でやり取りしてくれるため、ユーザーにとっては最低限の手間で済みます。

一応の目安ですが、だいたいエアロパーツの取付工賃で1個あたり、大きさや難易度にもよるものの、8,000円~15,000円程度で、塗装料は、1個あたり15,000円~30,000円程度となります。

あくまで相場で、取付の難易度や特殊な塗装などの値上がり要素はあれど、たくさんつけるから安くして!が通るかどうかは、頼むショップとユーザーの人間としての関係性によりけりです。

さあ困ったぞ?となるのが、ノンブランドの安い海外パーツや個人製作パーツ

ここまではいわゆる「有名どころじゃなくても、ちゃんとしたメーカーのつくった確実な既製品」の話ですが、何事にも例外、イレギュラーは存在します。

とにかくパーツ代を安く上げようと、通販で無名の(大抵は屋号は持っていても個人がつくっていたりする)パーツとか、海外製の激安輸入パーツの類です。

できればそういうパーツのお世話になるのは避けた方がよいのですが、マイナー車の場合は、そういうルートでしかパーツが出回っていない場合もあり、マイナーチェンジ前後でデザインが大きく変わったにも関わらず、人気のある方しか既製品がなく、不人気な方はフィッティングができるかどうかも怪しいというケースは、多々あります。

ショップによっては、そういう製品でも「よっしゃウチで仕入れてバッチリ仕上げるよ」という場合もありますが、とにかく目先の安さだけでよくわからない海外製品を通販で衝動買いしてしまった場合、届いた後で「ところでこれ、どうやってつけよう?」と改めて考える人も少なくないようです。

そこで多少なりとも車イジリの心得があれば、バンパーを外したり電動ドリルでちょっと穴を空けたりくらいはDIYでこなす人もいると思いますが、さてそこまで手を付けようとしたところで、どうも寸法が今ひとつ合わない?もしかして少し歪んでる?というのもよくある話。

プラモデルでもそうですが、安価な海外製品は「買った方で微調整して」が当たり前なケースもあり、また「微調整」の解釈がずいぶん幅広いなというケースもあるわけで、それが自動車用パーツでも起こり得るから困ったもので、そうなるとプロになんとかしてもらうしかありません。

この場合、どこに頼めばよいかは量販店でも小さなショップでも、まずはパーツともども話を持ち込み、「これ何とかなりませんか?」と聞いてみるしかなく、そこで何とかなる範囲であれば受けてもらえるでしょうが、とても責任持てないと断られるのも覚悟で何軒か回る必要もあるでしょう。

最終的には、ユーザーの要望に応えるべく切った貼った継ぎ足したまで加工して何とかするプロがどこかにはいますから、それは自分の足なり、ショップにメールや電話してみるなどして、探してください。

なお、当然ながら、自動車メーカー系や国内メーカー既製品のように「基本は多少の要加工程度でポン付け」ではないわけですから、工賃はズバリ「どんな作業が必要かによって時価」です。

そのため、本当であれば安さに目をくらませずに、しっかりした既製品をショップで購入から取付まで依頼した方が確実ですし、可能であれば最初からカスタマイズされた新車を買うのが無難ですよ、と、最後にもう一度念押しさせていただきます。

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