引用:https://toyota-automobile-museum.jp

コラム | 2021.05.11

自動車メーカーのアツイ思いに触れるならココ!今どき博物館の聖地巡礼マップ

Posted by KAKO MIRAI

国内自動車メーカーの本拠地には、それぞれの歴史とアツイ思いを込めた博物館が建設されているのをご存じでしょうか。その地を訪れたら、足を運びたくなる車好きにはたまらない全国の聖地をご紹介していきます。

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トヨタ自動車

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トヨタ自動車の大きな特徴となるのは、第一に世界的に見ても信頼性の高さが挙げられるでしょう。特に故障や不具合の少なさに定評があります。米国の『J.Dパワー社』が毎年調査を行っている信頼度において常に上位をキープするほどです。

先進的な技術力の高さも特徴のひとつ。ハイブリッド車の開発や水素カーなど、世界に先駆けた高い技術力を持つ、日本が誇るメーカーといえるでしょう。また「ジャストインタイム方式(別名トヨタ生産方式)」を採用していることでも有名です。

過剰に部品供給を行わず、必要なときに必要な分だけ部品を供給する方式のことをいいます。これにより部品の管理が徹底され、無駄なコストを最小限に抑えることを可能にしました。

奇をてらうことのないスタンダードな車を作る企業として、多くの人に受け入れられている点も特徴的です。またラインナップの充実度を見ても圧倒的。シェアが高く営業利益率の高い大企業ということができるでしょう。

そんなトヨタの歴史に触れる施設はどれくらいあるのかご紹介していきます。

・トヨタ博物館

トヨタ自動車の本拠地は愛知県豊田市ですが、その隣に位置する長久手市に建てられている施設です。近隣には『豊田中央研究所』があり、世界の研究機関と連携しさまざまな分野での研究開発が進められています。

『トヨタ博物館』では、世界の自動車と車文化の歴史について知ることができます。「クルマ館」ではガソリン自動車の誕生から、現在までの歴史を詳細に紹介。日米欧の車両を140台展示しており、一望すると圧巻です。

この施設の車の大きな特徴の一つには「動態保存」が挙げられます。展示されているほとんどの車が走行可能なもの。そのすべての車が生き生きと輝いて見えるのではないでしょうか。昔憧れた車に出会えた時は、感動に近い喜びを感じることができるかもしれません。

その他には図書室やショップもあり、自分にお土産を購入することもできます。レストランでは「博物館ビーフカレー」を食べることができるだけでなく、レトルト食品としてショップで購入することも可能です。

クラシックなイラストで描かれた車たちがレトルトカレーの箱は、そのまま捨ててしまうのが、惜しいような出来栄えとなっています。さまざまなイベントも用意されており、車好きだけでなく、幅広く楽しむことのできる施設といえるでしょう。

 所在地:愛知県長久手市横道41-100

・トヨタ産業技術記念館

豊田グループのモノづくりの歴史を紹介している施設で、紡織から始まったトヨタ自動車の歴史を知ることができます。テクノランドでは繊維機械や自動車で使用されている機械の原理を取り入れた道具を使用し、実際に体験も可能です。

小さな子ども向けのライブラリーなども併設されているので、ファミリーでも十分に楽しむことができるでしょう。落ち着いた雰囲気のレストランもあり、食事やおいしいデザートを堪能することも楽しみのひとつです。

所在地:愛知県名古屋市西区則武新町4-1-35

・トヨタ会館

トヨタ自動車本社の敷地内にあるトヨタ会館は、車の開発から生産までを紹介しています。映画で車作りの基礎を知り、展示ホールでは車の展示や内部を見ることができるは嬉しいもの。また予約をすると、近隣の工場見学もできます。

なんといってもトヨタ自動車本社の敷地内にはいることができる数少ない機会です。期待が膨らむのではないでしょうか。

所在地:愛知県豊田市トヨタ町1番地

日産自動車

https://nissan-heritage-collection.com

トヨタやホンダと並ぶ、日本3台メーカーのひとつです。「技術の日産」といわれており、最先端技術を使用した車の数々が魅力のひとつ。コンパクトカーからGT-Rのような本格派スポーツカーまで、幅広いラインナップを持っています。

トヨタとは対照的な車作りを行っており、ジュークのように個性的で斬新なモデルが多いことが特徴といえるでしょう。また電気自動車の開発が盛んなメーカーでもあります。通常のハイブリッドはエンジンとモーターを併用するタイプですが、日産の発想は少し異なっているといえるでしょう。

日産独自のe-POWERはエンジンを発電用と捉え、車を動かすのはモーターのみという考え方。「レンジエクステンダーEV」という方式を採用しています。そのため、走行フィールは電気自動車そのままで、素早い立ち上がりが魅力です。

今後の車業界の動向をみると、電気自動車の需要が高まってくることが見込まれます。そのため、今後の日産の活躍が期待できるといえるでしょう。そんな日産の車作りを学べる施設をご紹介していきます。

・日産ヘリテージコレクション

1995年まで生産工場として稼働していましたが、生産終了を機にヘリテージコレクションとして生まれ変わりました。隣接する『イオンモール座間』には「日産座間インフォメーションセンター」が設置されており、座間工場の歴史や実車などが展示されています。

歴代の日産車の歴史を紐解くうえで欠かせない場所が『日産ヘリテージコレクション』です。歴代の日産車が保管されているこの場所は、日産自動車のDNAといえるでしょう。1930年代のレースカーをはじめ、約400台を所蔵しており、展示されているのは約300台です。

そこには日産自動車の歴代のコンセプトカーや、レース車両が実働できる形で現存されています。マニアにとっては心躍る名車たちが出迎えてくれる聖地。日産のオンロードやオフロードで活躍した車たちです。

中には東京オリンピックで聖火を運んだ車両などを展示。懐かしく感じる世代から新鮮に感じられる世代まで、幅広く楽しめる施設になっています。少人数での見学会も開催されており、ガイド付きの記念車庫見学をすることも可能です。

所在地:神奈川県座間市広野台2丁目10-1

ホンダ

https://nissan-heritage-collection.com

車の生産と並び、バイクでは世界1位のシェアを誇るホンダですが、そのほかにもロボットや航空機など、幅広く活躍の場を広げています。車では独自開発のみに主眼を置き、技術者であった本田宗一郎さんの意志を引き継ぐ独自の社風が特徴的です。

独創性に富み、チャレンジ精神が旺盛なホンダが最初に作ったのは空冷エンジンでした。日本の車を代表するミッドシップエンジンのNSXをはじめ、最近では水素を使用したクラリティなども挙げられます。

「失敗を恐れず、何もしないことを恐れろ」という本田宗一郎さんのことばを引き継ぎ、たとえ人気のでなかった車であっても保守的になることを恐れない、チャレンジスピリッツを持つ企業といえるでしょう。

世界で最も厳しいアメリカの排気ガス規制法「マスキー法」を最初にクリアしたのはホンダの「CVCCエンジン」でした。またホンダのエンジンといえば「VTEC」です。NAの吹け上がりの高回転域でVTECサウンドを聞くことができる瞬発力に優れています。

他のメーカーとOEMなどの企業提供することの少ない、孤高の存在力を発揮する数少ない企業ということができるのではないでしょうか。

・ホンダコレクションホール

『ツインリンクもてぎ』の中にあるホンダの夢・情熱・歴史がギュッと詰まったミュージアムが『ホンダコレクションホール』です。壁面には本田宗一郎さんが語った言葉が掲げられ、

車好きだけでなく、バイク好きも集まる聖地といえるでしょう。

『F1』で活躍した伝説のマシーン、『スーパーGT』 などのレーシングマシーンを始め、市販車が300台集結しています。週末には所蔵車両によるデモンストレーションを行い、現在では見ることのできない懐かしい名車たちの走る姿が楽しめることが魅力です。

車のワークショップ「ピット工房」では、本物の工具を使用して車を組み立てて走行させることができます。チャレンジした回数によって難易度が上がる仕組みなので、子どもたちに大人気のスポット。ファミリーで楽しめる施設になっているのは、嬉しいものです。

『ツインリンクもてぎ』は、言わずと知れたサーキットですが、森の中のモビリティテーマパークとしても有名な場所。車好気だけでなくファミリーにも人気の高い施設です。

所在地:栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1

マツダ

https://www.mazda.com/ja/about/museum/

自動車メーカーとしては特殊な歴史を持っており、創業当時はコルクを生産する『東洋コルク株式会社』でした。戦時中に機械部品の製造を手掛けたことが自動車製造を行うきっかけとなり、戦後は自動車メーカーとして活躍しています。

マツダといえばロータリーエンジンです。世界で唯一の乗用車として開発、生産が行われた技術力の高いメーカーといえるでしょう。もともとドイツで開発されたエンジンでしたが、実用化には至らなかったもの。それをマツダ独自の技術で量産に結び付けています。

通常のエンジンシステムとは異なりピストンの上下運動ではなく、おむすび型のローターを回転させ圧縮と爆発の行程を行います。エンジンを軽量コンパクトにすることができるだけでなく、スムーズに回転させる特徴があり、スポーツカーに採用されていました。

しかし年々厳しくなる排出ガス規制をクリアする技術を見出すことが難しくなり、現在では生産されていません。しかし現在でもロータリー好きなファンたちは数多く、復活が期待され続けています。

現在、マツダの主力となっているのは「スカイアクティブ・テクノロジー」です。新たにエンジンを開発しても、トランスミッションやプラットフォームが変わっていなければ、エンジン性能を向上させることができません。

そこでエンジン、トランスミッション、ボディ、シャシーを刷新し、車全体の水準を変えることで基本性能を引き出すというマツダの理論に基づいています。長期的な戦略ですが、段階を経て着実に進んでいるといえるでしょう。

・マツダミュージアム

マツダ本社の敷地内に建てられた見学施設で国内外から多く訪れる観光スポットです。マツダの歴史と共にヒストリックカーを展示。さらにはロータリーエンジンの展示など、マニア必見の場所といえるでしょう。

製造ラインでマツダ車が組み立てられる様子を見学できるほか、展望デッキからはマツダ車専用となる港を望むこともできます。しかし現在リニューアルのために閉鎖されており、コロナウィルスの影響もあり、オープンは未定となっている状態です。

装いを新たにした『マツダミュージアム』を見学できる日を期待が高まります。最新情報は公式ホームページで確認してください。

所在地:広島県安芸郡府中中町新地3-1

三菱自動車

https://www.mitsubishi-motors.com/jp/sustainability/contribution/society/factory/autogallery.html#plant

 日本最古の自動車メーカーである三菱自動車は、ラリー参戦で活躍していた歴史がありました。『世界ラリー選手権』ではランサー・エボリューション、『ダカールラリー』ではパジェロで総合優勝を獲得しています。

そのため、4WDの性能は高く、世界トップクラス。圧倒的な知名度で人気を集めてきました。また電気自動車の分野では、世界初の量産EVを開発したメーカーとしても有名です。

1907年にクライスラーと合弁事業を展開、2000年からはダイムラー・クライスラーとの資本提携。2016年からは日産自動車が筆頭株主となり、ルノーの傘下になっています。

・三菱オートギャラリー

開館30年を迎える『三菱オートギャラリー』は2017年にリニューアルを行いました。「三菱自動車の始まり」「時代を駆け抜けた車たち」「極限に挑戦した車たち」の3つのテーマに分けて、車を展示しています。

三菱自動車の敷地内に建てられ、約1100㎡の広い施設内には、功績を残した車たちのほかモータースポーツで活躍してきたラリーカーなどを見学することが可能です。また歴代のエンブレムやレーシングスーツなども展示されています。

残念ながらコロナウィルスの感染拡大防止のため、現在は閉館。開館時期はホームページでの確認が必要です。

所在地:愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地

まとめ

 主要大手自動車メーカーの車たちに出会える施設をご紹介していきましたが、スズキやダイハツ、日野、いすゞなど多くのミュージアムがあります。自分だけの聖地巡礼マップを完成させてみるのも楽しいのではないでしょうか。

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