引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/specifications/nismo.html

買取相場 | 2020.05.20

EVの立役者、日産・リーフは売るといくらくらいになるのか?ガソリン車と違うEV特有の事情とは?

Posted by 菅野 直人

2010年に発売後、コンパクトカークラスで自動車としても十分な使い勝手が与えられつつ、高望みさえしなければ実用性ある航続距離を保つことで、順調に販売を重ねてきたEV(電気自動車)、それが「日産・リーフ」。 2017年には国産量販EVとして唯一のモデルチェンジを果たして大きく性能が向上し、2018年度(2018年4月~2019年3月)の登録車販売台数でも35位(22,318台)に入るなど、日本国内にEVを定着させた立役者でもあります。しかし、買取市場ではEV特有の事情があるようです。

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以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください

リーフの中古市場での人気について

2010年12月に初代モデルが発売された純然たるEV(電気自動車)、リーフは発売当初カタログスペックで満充電200km、実用上も100kmは走行できる航続距離が与えられて、市販EVでようやく街乗りや短距離の高速道路移動ならこなせるレベルに到達。都市部を中心として頻繁に見かけることができる初の量販EVになりました。

その後もモーターやバッテリーの改良による高効率化、軽量コンパクト化、バッテリー容量拡大による航続距離増加を経て、2019年1月に2代目リーフへ追加された「e+(イープラス)」ではついにカタログ航続距離がJC08モードで570km、WLTCモードでも458kmを達成しています。

その一方、第2次世界大戦直後の一時期をのぞけば日本で盛んになったことがないのがEVという新ジャンル。それだけに、一般的なユーザーにはまだ未知数であり、かつ過渡期ゆえの性能不足、なにより日進月歩で同モデルでも世代交代が早く旧式化しやすい、最後に充電ステーションなどインフラ整備不足といった問題も重なって、中古車市場での人気は決して高いとはいえず、買取査定も厳しいのが実情です。

買取査定額が期待できるリーフのグレード

通常の自動車とは異なり、多少の程度の差や走行距離よりも実際に満充電で何km走れるかが重要であるリーフにとって、グレード間の装備格差は買取価格へ大きな影響を与えません。もちろん、単純に装備がよければ買取価格に反映されますが、それは装備が評価されているだけであり、車両本体の評価はどのグレードでも変わらないと考えた方がよさそうです。

買取査定額が期待できるリーフのカラー

ボディカラーもリーフの買取査定にはあまり影響を与えていないようで、白や黒、シルバーといった、冠婚葬祭をはじめとする日本的フォーマルな場で通用する定番色は一応高価買取上位にきているものの、それ以外のボディカラーの査定額が極端に落ちるというわけでもありません。要するに、フォーマルな場で使うにはまだ性能や信頼性が不足している段階にあるといえるようです。

1年落ちリーフの目安査定額

1年落ち2019年式リーフは、2017年10月から販売されている現行モデル(2代目)で、2019年1月にバッテリー容量を拡大してJC08モード航続距離最大400kmに達した「e+(イープラス)」をXおよびGグレードに設定しています。

さらに2019年6月には前年に追加されていたNISMOモデルに続き、内外装がスポーティな「オーテック」および「オーテックe+」を追加、同7月には装備を充実した「X Vセレクション」が追加されています。
オプション込みでのおおよその新車価格と2020年4月現在での平均買取相場は以下の通りです。

S 新車355万円/買取価格164万円程度
X 新車400万円/買取価格156万円程度
X Vセレクション 新車430万円/買取実績なし
G 新車442万円/買取価格174万円程度
ニスモ 新車448万円/買取実績なし
オーテック 新車436万円/買取実績なし
e+X 新車462万円/買取価格182万円程度
e+G 新車525万円/買取価格199万円程度
e+オーテック 新車492万円/買取実績なし
平均買取価格 175万円程度
平均残価率 約40%

 

4年落ちリーフの目安査定額

4年落ち2016年式リーフは、2017年10月まで販売されていた先代(初代)モデルで、2015年12月に2度目のマイナーチェンジで従来の24kwhバッテリー(JC08モード航続距離228km)に加えて30kwhバッテリー搭載車(同280km)を各グレードへ追加し、スポーティなエクステリアで各グレードへ設定された「エアロスタイル」や、2016年10月に発売された初代最終特別仕様車「サンクスエディション」ともども、多彩なラインナップとなりました。
オプション込みでのおおよその新車価格と2020年4月現在での平均買取相場は以下の通りです。

S(24kwh) 新車308万円/買取実績なし
S エアロスタイル(24kwh) 新車342万円/買取実績なし
S(30kwh) 新車352万円/買取価格46万円程度
S エアロスタイル(30kwh) 新車385万円/買取実績なし
X(24kwh) 新車358万円/買取価格58万円程度
X エアロスタイル(24kwh) 新車394万円/買取実績なし
X(30kwh) 新車402万円/買取価格59万円程度
Xサンクスエディション(30kwh) 新車409万円/買取価格68万円程度
X エアロスタイル(30kwh) 新車437万円/買取価格35万円程度
X エアロスタイルサンクスエディション(30kwh) 新車442万円/買取実績なし
G(24kwh) 新車399万円/買取価格78万円程度
G エアロスタイル(24kwh) 新車429万円/買取実績なし
G(30kwh) 新車442万円/買取価格80万円程度
Gサンクスエディション(30kwh) 新車454万円/買取実績なし
G エアロスタイル(30kwh) 新車472万円/買取実績なし
G エアロスタイルサンクスエディション(30kwh) 新車502万円/買取実績なし
平均買取価格 60万円程度
平均残価率 約15%

 

6年落ちリーフの目安査定額

6年落ち2014年式リーフは、先代(初代リーフ)の2012年11月から2015年12月までの中期型にあたる車で、初期型に比べJC08モード燃費が200kmから228kmへと向上したほか、2014年1月にはスポーティなエアロパーツを装着した「エアロスタイル」がS/X/G全グレードへ設定されました。

その他、2014年5月には日産80周年を記念した特別仕様車「X 80thスペシャルカラーリミテッド」が発売されています。オプション込みでのおおよその新車価格と2020年4月現在での平均買取相場は以下の通りです。

S 新車326万円/買取価格27万円程度
Sエアロスタイル 新車360万円/買取実績なし
X 新車372万円/買取価格31万円程度
X 80thスペシャルカラーリミテッド 新車381万円/買取価格27万円程度
Xエアロスタイル 新車405万円/買取価格44万円程度
G 新車414万円/買取価格29万円程度
Gエアロスタイル 新車441万円/買取価格27万円程度
平均買取価格 31万円程度
平均残価率 約8%

 

リーフを高く売るためのポイント

傷や汚れ、匂いといった普通の車と同じ要素は当然ですが、リーフは何と言ってもEV(電気自動車)であり、ハイブリッド車ともまた違って走行用バッテリーが劣化してしまえばいかに充電してもロクに走れなくなり、バッテリー交換しない限り自動車としてほとんど価値がなくなってしまいます。

しかもバッテリーが劣化して「セル欠け」と呼ばれる容量減少が起きるのは利用環境によって大きく異なる上に、あまりに斬新かつ先進的な車ゆえかメーカー側でもノウハウが十分ではないようで、バッテリーの劣化を極力防ぐ方法もメーカー側からのオススメと、実際に利用しているユーザーの言い分が全く反している場合もしばしばあります。

大きく分ければメーカー側は「なるべくバッテリーを使い切ってから時間をかけて通常充電し、急速充電による継ぎ足しは極力控える」、ユーザー側は「あまりバッテリーが減らないうち、せめて40%以上で通常充電または急速充電を行う。充電回数と劣化に関連性はない」ということで、真っ向から対立しています。

どちらの側も実績不足で必ず片方が正しいとも言い切れないため、ここではどちらの方法が良いというわけではなく、「自ら正しいと思う方法を調べ、とにかくバッテリー劣化を最小限に防ぐことが、高価買取のポイント」とだけ述べさせてください。

なお、数少ない共通点として「走行用バッテリーは熱でセル欠けしやすい」というものがあり、夏場の直射日光が当たる場所で青空駐車したり、真夏に長距離使用は避けた方が無難でしょう。

事故車・修復歴ありのリーフの場合は?

リーフの事故車買取では、2011年式モデルでエアバッグが展開するほどのダメージを受けながら21万円で買い取られ、210万円もの修理代をかけ中古車市場へ復帰した事例があります。ただしこれは2016年3月にあった話で、現在5年落ちでも200万円せず中古車が買えるリーフではこのような修理代をかける必要がありません。

リチウムイオンバッテリーの経年劣化が知られるようになった現在、5年落ちで事故車などバッテリーリサイクルや内外装部品取りに回されるだけだとしても、不思議はないでしょう。

リーフの残価率・リセールバリューは?

未来的な環境対策車として新車ではもてはやされているリーフですが、こと中古車となると、リチウムイオンバッテリーは充電を繰り返すうち、経年劣化でどんどん実際の容量が少なくなる、という問題が広く知られるようになりました。

劣化をある程度防ぐには小刻みな充電を繰り返し、ほぼ放電した状態から長時間をかけての満充電をあまり行わないことですが、バッテリー容量の少ない初期型ほどすこし走っただけでかなり放電してしまうため、初期型などは中古車市場でも捨て値に近い価格(新車価格の1~2割程度)で売られているのが実情です。

それが知られるようになってから買取市場でも査定額は低迷しており、1年落ちですでに平均残価率41~45%(全グレード平均43%)、平均買取価格171~181万円(同175万円)でしかありません。

これが旧型の4年落ち2015年式ともなると平均残価率10~17%(全グレード平均14%)、平均買取価格43~69万円(同53万円)と値落ちが激しく、6年落ち2013年式では平均残価率7~8%(全グレード平均7%)、平均買取価格26~35万円(同30万円)と、購入時に国や自治体から出る補助金を加味しても旨味は少ないといえましょう。

技術の進歩で自動車としての寿命が来る前に著しく旧式化してしまう車種でもあり、リセールバリューを気にするのであれば可能な限り早期に買い換えるか、購入するよりもリース契約やいわゆる残クレを活用した方がベターかも知れません。

リーフを売るのにベストなタイミングは?

現行リーフの1年落ちでも平均残価率40%、先代の4年落ちでは15%、6年落ちともなると8%へ下がっているのを見てもわかる通り、リーフの平均残価率は通常の車より4年~5年早く落ちていき、たとえば1年落ちでも5年~6年落ち程度の価値しか認められない車、という厳しい状況はまず認めねばなりません。

これはニッケル水素かリチウムイオンかを問わず、走行用バッテリーを持つ車ならハイブリッド車やPHEV(プラグインハイブリッド車)でも同じような傾向がありますが、エンジンを搭載せず走行用エネルギーの全てをバッテリーと回生エネルギーに依存するEVでは、より顕著な形で表れています。

うまく走行用バッテリーを劣化させずに乗り続ける方法を見つけたユーザーならともかく、日々セル欠けによるバッテリー劣化と、そのたびに買取査定が下がるのがわかってガッカリしてしまうよりは、短いスパンで次の車へ乗り換えるのがリーフのようなEVの正しい乗り方でしょう。

もちろん新時代を担う車の正しい扱い方を早くマスターするべく粘るユーザーであれば別ですが、そこまで気を使わないのであれば、購入した瞬間から半年~1年ほど楽しんで売却し、次の車へのステップとするのを高価買取という観点からはオススメします。

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リーフの査定事例

  • 2020/01に査定

    リーフ S(30kwh)

    1,386,000
    2017年(H29)21千km

  • 2020/01に査定

    リーフ X サンクスエディション(30kwh)

    1,690,700
    2017年(H29)39千km

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