カスタム・アフターパーツ | 2020.07.31

どんな基準で選んでる?アルミホイールを選ぶときに注意すべき4つのポイント

Posted by 菅野 直人

純正品でも社外品でも、数多くの種類が販売されているアルミホイールですが、購入時に標準装着のものであればともかく、純正オプション品や社外品を選ぶ時、皆さんはどのような基準で選んでいるでしょうか?一般的に軽いと思われがちなアルミホイールが、実は重いものの方が多いことも含め、注意点をご紹介します。

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アルミホイールの選び方での注意点 その1:用途を明確にしよう!

皆さんがアルミホイールを選ぶ時、つまり選ぶ理由が生じる時にはいくつかの種類がありますが、代表的なのは、「新車を購入した時に、標準装着とオプションどちらにするか」か、「冬タイヤを履くなど、追加でホイールが必要になった」かのいずれかだと思います。

前者の場合は単純明快、ホイールそのものはその車にマッチするよう準備されているため、深く考えずに大きさ(インチアップするかどうか)も含めてデザインが気に入った方を選べば良いです。あるいは、この時点で純正ホイールに気に入ったものがなかったり、(最近あまりありませんが)競技ベース車のため純正は鉄ホイールで、社外品を買う前提の人もいるかもしれません。

後者の場合は、用途や理由を明確にするのがオススメです。冬タイヤを履くなど実用的な用途の場合、気に入ったデザインであれば、予算の範囲内で好きなものをとなりますが、そこで安易に軽量ホイールをうたった製品に手を出さない方が無難です。もし軽量ホイールを選ぶのであれば、サーキット走行や競技、レースなど通常の公道以外を走る用途に限ります。

アルミホイールの選び方での注意点 その2:そもそもアルミ製品は軽くない

アルミホイールへの誤解の最たるものが「鉄ホイールより軽い」だと思います。実際に軽量アルミホイールは存在しますが、それは極限までの軽量化により、タイムや最高速を競うような場面でのみ活きる話であり、そのために強度や耐久性は大幅に犠牲となっています。

アルミの比重は鉄の1/3、つまり鉄より大幅に軽いのですが、それはあくまで鉄と同じ大きさや形状での話であり、鉄に比べて軽いだけでなく、柔らかいアルミで鉄と同じ製品をつくると、衝撃でいとも簡単に曲がってしまいます。

そのため純正アルミでも社外アルミでも多くの製品は、鉄より肉厚で補強も加えられ、見た目はよほど頑丈ですが、それでも鉄ホイールと同程度、そして鉄ホイールより重くつくられているのが普通です。

そのセオリーを無視した軽量ホイールが、「通常の公道以外を走る用途向き」なのは、極限まで軽くした製品では路面の段差、あるいはキャッツアイ(最近見かける機会が減りましたが、中央線などに設置された反射材)など突起物を踏むことで、運悪く衝撃をモロに受けた場合、リムが曲がってしまいます。

それを避けるため、軽量アルミホイールでも最低限度の補強は行い、鉄ホイールより若干軽い程度で公道での実用性も両立させていますが、あまり軽すぎる製品は強度もギリギリで公道使用は極力控えた方がよいでしょう。

公道使用に何の問題もないアルミホイールは、鉄より重く頑丈につくり、柔らかい素材ゆえに加工は容易なため、補強を兼ねた装飾などで豊富なデザインが魅力ですが、決して「アルミだから鉄ホイールより軽いのだろう」とは思わないことです。

性能面では強度を犠牲にした軽さのほか、デザインの自由度が高いためホイール内側で発熱するブレーキの放熱効果を上げることも可能で、アルミホイールが重いため性能面でメリットが全くない、というわけではありません。

アルミホイールの選び方での注意点 その3:デザイン重視の場合は保安基準対応かも注意

多くのユーザーは、性能よりデザイン重視で選ぶことになると思いますが、ここでも注意すべきところがあり、PCD(ハブボルトの中心を結ぶ円の直系)の適合はもちろん、リム幅やインセットをあまり適当に選ぶと、リムやスポーク(柱)がフェンダーからはみ出してしまい、保安基準不適合になってしまいます。

ホイールのリム幅をむやみに広げないのももちろんですが、リム幅中心線からディスク(ハブへナットなどで取り付ける面)までの距離を表すインセット、古いユーザーであれば、オフセットとも言いますが、これがホイール外側寄りの「インセット」が過剰な場合、ホイールがブレーキキャリパーに干渉したり、タイヤがタイヤハウス内側へ干渉します。

逆にホイール内側寄りの「アウトセット」の場合、タイヤがフェンダーからはみ出る、いわゆる「ハミタイ」やフェンダーとタイヤの干渉、あるいはホイールのデザインによっては、リムやスポークがフェンダーより外に出てしまうと、保安基準不適合です。

過剰なインセットはホイールスペーサーやロングハブボルトで外側へ逃せば解決しますが、アウトセットでの問題は、オーバーフェンダーやホイールアーチへのモール追加など、場合によっては車検証記載事項変更までしないと解決せず、ちょっと大掛かりな話になります。

また、リム幅が広すぎれば過剰なアウトセットでなくとも、はみ出す可能性があるため、事前に装着例を調べたり、可能であれば、店頭サンプルを使ってマッチングしてみるのがオススメです。

アルミホイールの選び方での注意点 その4:派手な色は嫌われることも

最後に注意しなければいけないのは、ホイールのカラーで、素材そのままの色やメッキ、色付きでもせいぜい黒か白などなら良いのですが、赤や青といった派手な色のホイールは、車好き以外からすると「誰もそんなものつけてない変なホイール」と理解を得ることができない場合もあります。

それでも自分の好きなホイールを履くんだ!と貫ける環境であればよいのですが、そうでない場合は周囲から冷たい目で見られることもあるため、カラフルなアルミを選ぶ時は自分の置かれた環境をよく考えてから選びましょう。

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