引用:https://toyota.jp/harrier/

買取相場 | 2020.07.15

圧倒的人気のハリアー、SUV界王者の高いリセールバリューの秘密とは?

Posted by UruCar

ハリアーは1997年のデビュー以来、国内でSUVというカテゴリーを世に広め、けん引してきたモデルです。ハリアーのデビューがなければ今日のSUV市場はなかったでしょう。最近では新型ハリアーが発売したことで注目度が一気に集まっています。 今回はそんな2・3代目のハリアーの買取実績やリセールバリューについてご紹介していきます。

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以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください

買取速報

2020年6月17日よりフルモデルチェンジを行った4代目となる新型が登場したことで注目度の高いハリアー。

2・3代目のハリアーもまだまだ高いリセールバリューを誇るハリアーですが、2020年6月現在、いくつか高額買取報告が届いています
グレードや走行距離によりますが、買取会社によっては60万近くの買取価格の差があり、高値買取の傾向があります。

ハリアーの中古市場での人気について

https://toyota.jp/harrier

ハリアーは、国際戦略車としてトヨタが海外で販売を行ってきた一台です。
高級車の内装と乗り味を兼ね備えたSUVとして、1997年当時は先駆的なデビューでした。
国産車では珍しく同じ名前で20年以上に渡り販売がされ続けており、ハリアーが一つのブランドとして価値を持っていることを示しています。

そんなハリアーが2020年6月17日にフルモデルチェンジを行い、新型「プリウス」に採用されているTNGAプラットフォームがおごられたことで剛性を高めながらも広い室内空間を確保。グローバルカーとしての価値を一気に上げたモデルながら299万円からというプライスで今注目度がバツグンの車種です。

ハリアーは中古車市場でも評価の高くつく傾向のあるトヨタ車であり、その上に人気のSUV、しかも一つのブランド価値をもつため中古市場でも人気が高く、下取り・買取価格共に高い評価で推移している印象です。

買取査定額が期待できるハリアーの人気グレード

https://toyota.jp/harrier/exterior/?padid=ag341_from_harrier_navi_exterior

ハリアーにはガソリン車とハイブリッドモデルが用意されていて、それぞれにグレード体系が形成されています。
ハイブリッドモデルは4WDの設定のみとなり、ガソリン車にはFFモデルの設定もあります。ハイブリッドモデルは国内人気が高く、グレードを問わず高値で推移しています。
一方ガソリン車ですと、FFのプログレス メタルアンドレザーPKGが人気グレードとなります。しかし決してガソリン車の4WDモデルの評価が悪いわけではなく、あくまでも需要供給バランスから見た場合に、ハイブリッドモデルと比べるとガソリン車の方は残価率が数%落ちるようです。

買取査定額が期待できるハリアーの人気カラー

ホワイト/ブラック 5万円~10万円程度プラス

どんな自動車でもやはり外すことができないカラーはホワイトとブラックで、これらのカラーですと他カラーに比べておおよそ5万円~10万円程度は高値で買い取りがなされております。
しかし、元々の人気が極めて高いハリアーは、カラーによる価格変化は他車ほど大きくはなく、どのカラーでも買って安心の一台であるのは間違いなさそうです。

1年落ちハリアーの目安査定額

1年落ち2019年式ハリアーは、2017年6月のマイナーチェンジでそれまでの2リッター自然吸気エンジン(FFおよび4WD・いずれもCVT)および、2.5リッターハイブリッド(4WDのみ)に加え、新たに2リッターターボエンジン(FFおよび4WD・いずれも6AT)をラインアップに加えたモデル。

従来通りのグレードに新エンジン搭載車も設定したような形で、加えて2017年9月には「エレガンス」をベースにスポーティグレードの「エレガンスGRスポーツ」を、2018年9月には「プログレス」および「プログレス メタルアンドレザーパッケージ」へ特別仕様車「スタイルブルーイッシュ」を設定。

そして2019年7月には「プレミアム」の2リッター自然吸気ガソリンエンジン車へのみ、特別仕様車「スタイルブルーイッシュ」を設定しています。「オプション込みでおおよその新車価格」と2020年1月現在での平均買取相場は以下になります。

エレガンス(FF/4WD):新車362万円に対して買取価格215万円程度
エレガンスGRスポーツ(FF/4WD・ターボ車は4WDのみ):新車407万円に対して買取価格269万円程度
プレミアム(FF/4WD):新車387万円に対して買取価格249万円程度
プレミアム メタルアンドレザーパッケージ(FF/4WD):新車424万円に対して買取価格237万円程度
プレミアム スタイルノアール(FF/4WD※自然吸気エンジンのみ):新車377万円に対して買取実績なし
プログレス(FF/4WD):新車445万円に対して買取価格253万円程度
プログレス メタルアンドレザーパッケージ(FF/4WD):新車483万円に対して買取価格302万円程度
プログレス スタイルブルーイッシュ(FF/4WD):新車445万円に対して買取実績なし
プログレス メタルアンドレザーパッケージ スタイルブルーイッシュ(FF/4WD):新車482万円に対して買取価格237万円程度
ハイブリッド エレガンス(4WD):新車420万円に対して買取実績なし
ハイブリッド プレミアム(4WD):新車453万円に対して買取価格300万円程度
ハイブリッド プレミアム メタルアンドレザーパッケージ(4WD):新車492万円に対して買取実績なし
ハイブリッド プログレス(4WD):新車511万円に対して買取価格326万円程度
ハイブリッド プログレス メタルアンドレザーパッケージ(4WD):新車550万円に対して買取価格322万円程度
ハイブリッド プログレス スタイルブルーイッシュ(4WD):新車509万円に対して買取実績なし
ハイブリッド プログレス メタルアンドレザーパッケージ スタイルブルーイッシュ(4WD):新車548万円に対して買取実績なし

※ハイブリッド以外は全車2リッターターボ(6AT)または自然吸気エンジン(CVT)

5年落ち ハリアーの目安査定額

5年落ち2015年式ハリアーは、2013年12月に発売された現行の3代目ハリアー前期型。2014年1月に2.5リッターハイブリッド車が、2015年1月にスポーティ仕様の「エレガンスG’s」が加わり、同年6月には「プレミアム」と「プレミアム アドバンスドパッケージ」へ特別仕様車「スタイルモーヴ」が加わっています。「オプション込みでおおよその新車価格」と2020年1月現在での平均買取相場は以下になります。

※ハイブリッド以外は全車2リッター自然吸気エンジン(CVT)

グランド(FF/4WD):新車318万円に対して買取価格147万円程度
エレガンス(FF/4WD):新車327万円に対して買取価格176万円程度
エレガンスG’s(FF/4WD):新車373万円に対して買取価格207万円程度
プレミアム(FF/4WD):新車356万円に対して買取価格187万円程度
プレミアム スタイルモーヴ(FF/4WD):新車367万円に対して買取価格194万円程度
プレミアム アドバンスドパッケージ(FF/4WD):新車418万円に対して買取価格204万円程度
プレミアム アドバンスドパッケージ スタイルモーヴ(FF/4WD):新車428万円に対して買取価格206万円程度
ハイブリッド グランド(4WD):新車408万円に対して買取価格141万円程度
ハイブリッド エレガンス(4WD):新車416万円に対して買取価格169万円程度
ハイブリッド プレミアム(4WD):新車443万円に対して買取価格197万円程度
ハイブリッド プレミアム スタイルモーヴ(4WD):新車454万円に対して買取価格202万円程度
ハイブリッド プレミアム アドバンスドパッケージ(4WD):新車505万円に対して買取価格203万円程度
ハイブリッド プレミアム アドバンスドパッケージ スタイルモーヴ(4WD):新車516万円に対して買取価格220万円程度

10年落ちハリアーの目安査定額

10年落ち2010年式ハリアーは、2003年2月から発売されていた先代(2代目)ハリアーの末期モデル(ハイブリッド車は2005年3月発売)。

レクサスRXの国内版として登場したため現行モデルより車格は1ランク上で、2.4リッター、3.5リッター、3.3リッターハイブリッドと3種類のエンジンラインアップでしたが、2009年1月に3代目レクサスRXが国内販売を開始して以降は旧モデルの継続販売という形になり、3.5リッター車がラインアップ落ちしています。「オプション込みでおおよその新車価格」と2020年1月現在での平均買取相場は以下になります。

※先代モデル。240G系とハイブリッドのみ。350G系およびAIRSは2009年1月にレクサスRX国内登場で廃止。

240G(FF/4WD):新車307万円に対して買取価格39万円程度
240G Lパッケージ・リミテッド(FF/4WD):新車314万円に対して買取価格47万円程度
240G Lパッケージ(FF/4WD):新車322万円に対して買取価格49万円程度
240G Lパッケージ・アルカンターラ プライムバージョン(FF/4WD):新車379万円に対して買取実績なし
240G プレミアムLパッケージ(FF/4WD):新車344万円に対して買取価格44万円程度
ハイブリッド(4WD):新車464万円に対し買取実績なし
ハイブリッド Lパッケージ(4WD):新車501万円に対して買取実績なし
ハイブリッド プレミアムSパッケージ(4WD):新車524万円に対して買取価格63万円程度
ハイブリッド Lパッケージ・アルカンターラ プライムバージョン(4WD):新車553万円に対して買取価格60万円程度

ハリアーを高く売るためのポイント

普段から禁煙車にしておく、小キズはDIYで直せるなら直しておき、しっかり洗車してから持っていくなど、一般的な買取査定前の注意点はもちろんですが、ハリアーの場合は最低地上高が高いSUVということもあって、アウトドアに使用したり、あえてオフロードを走ってみたりする人がいるかもしれません。

しかし、SUVといっても本格オフローダーではなく、シティオフローダーと呼ばれる都会派SUVなハリアーは悪路走行で生じがちな車体や下回りの小キズ、へこみなどは査定でマイナスポイントになりますから、後で高く売ろうと思うならばとにかくオフロード走行は避けましょう。

ハリアーの走行距離による値動きの変化

走行距離が長い場合におけるハリアーの買取価格ですが、長い走行距離というのが5万km以上と仮定して調べてみた結果、2020年1月現在での相場は以下のようになります。

※ハイブリッド車を含みます。

20万km台:11.4万円程度(2代目)
15万km台:11.0万円~56.9万円(2代目)・129.2万円(3代目ハイブリッド)
14万km台:9.4万円~53.9万円(初代および2代目)
13万km台:6.5万円~30.0万円(初代および2代目)・120万円~125万円(3代目)
12万km台:12.2万円~60.3万円(2代目)・131.2万円~138.4万円(3代目)
11万km台:9.4万円~65.4万円(2代目)・120万円~172.3万円(3代目)
10万km台:6.5万円~63.4万円(2代目)・117万円~171.5万円(3代目)
9万km台:7.5万円~69.4万円(初代および2代目)・125.2万円~191.4万円(3代目)
8万km台:7.5万円~67.4万円(初代および2代目)・134.2万円~230.3万円(3代目)
7万km台:6.1万円~66.2万円(初代および2代目)・141.4万円~216.3万円(3代目)
6万km台:10.9万円~74.5万円(2代目)・130.7万円~235.8万円(3代目)
5万km台:10.0万円~77.5万円(初代および2代目)・149.7万円~267.9万円(3代目)

こうして見ると2代目はおおむね走行距離に関わらず100万円以下のようですが、よほどの程度良好車であれば、11万km台の2012年式車が137.9万円で買い取られた例があるなど、2010年以降の末期モデルに限っては、5~11万km台の2代目ハリアーでも130万円以上で買い取られた例が複数あります。

また、総合的な残価率では通常のガソリン車より値落ちが激しいハリアーのハイブリッド車ですが、比較的年式の新しい3代目ハリアーのハイブリッドに限っていえば、走行距離が伸びてもガソリン車より値落ちしにくい傾向にあるようです。

総じて高値買取傾向にあるのは2代目ハリアーでも末期モデルと、3代目ハリアーなら走行距離6万kmまでといえるでしょう。

ハリアーを売るのにベストなタイミングは?

ハリアーには2通りの系統があり、「レクサスRXの日本版として販売された2代目までのハリアー」と、「レクサスRX登場後もトヨタブランドでのハリアー存続が望まれ、新たに開発されてレクサスNXにも発展した3代目ハリアー」があります。
このうち2代目までの旧ハリアーは、「トヨタ・ハリアーとして1ランク格上」にあるため高年式車はまだ現行の3代目「新ハリアー」初期に近い価値があると考えられているようで、特に2012~2013年式なら今がまさに売り時です。

現行モデルなら走行距離6万km台がひとつの分かれ目で、7万kmを超えると年式に関わらず高額買取車がまずなくなってくることから、高額買取狙いなら6万km台までのうちに決断した方がよいでしょう。
なお、現行でもハイブリッド車に限っていえば、1年落ち車の平均残価率がガソリン車59%、ハイブリッド車62%なのに対し、5年落ち車ではガソリン車51%、ハイブリッド車47%と大きく下落してしまいます。

ハイブリッド車には走行距離に関わらず年式で残価率が大きく下落していく共通傾向があるため、ハイブリッド車のユーザーには早めの乗り換え検討をオススメしたいところです。

事故車・修復歴ありのハリアーの場合は?

事故車の場合

事故車の平均 約30万円程度
事故での損傷があった位の現状車(高年式) 約15~35万円程度
10年落ちの事故車 5万円程度
なんとか自走可能なレベルでの事故現状車 約15~35万円程度

修復歴ありの場合

10年落ち 30万円程度
2年落ち 160万円程度

ハリアーは老若男女に愛され長い期間販売されている車両です。
しかし販売台数が多いということは確率論として考えないとならないのが事故車になってしまった場合の買取相場です。

例えば、ハリアーの事故車、現状買取平均額は約30万円程度
また、運悪く事故車扱いになってしまう損傷があった位の現状車(高年式)では、130万円程度の査定額がついています。

その他、10年落ちの事故車で5万円程度、なんとか自走可能なレベルでの事故現状車で約15~35万円ほどが買取相場となります。

そして修復歴有で10年落ちで30万円くらい、2年落ちですと160万円程度と、修復歴による減額は思ったほど大きくない印象です。
これは市場での人気がそのまま反映されている結果であると考えられます。

ハリアーの残価率・リセールバリューは?

グレード名 走行距離 買取金額 残価率
メタルアンドレザーPKG 2年3万キロ 買取最高値¥2,990,000 83.1%
プレミアムアドバンスドPKG 3年6万キロ 買取最高値¥2,150,000 58.1%
プレミアムアドバンスドPKG 3年1万キロ 買取最高値¥2,500,000 67.6%
2014年式のプレミアムアドバンスドPKG 5万キロ 買取最高値¥2,100,000 56.7%

車を購入する際に検討すべき指標として重要なのが、まずは残価率でしょう。
つまり何年乗っても残価率が高ければ持っていて損をしにくいということになります。

例えば新車でハリアーを購入した場合、メタルアンドレザーPKGの車両本体価格は2017年当時¥3,599,640であり、2年3万キロ乗って売却した場合に買取最高値は¥2,990,000でした。
つまり2年間で¥609,600の償却をし、その残価率は83.1%ということになります。
次に3年で6万キロの新車時¥3,697,527のプレミアムアドバンスドPKGが、買取最高値が¥2,150,000でした。さきほどと同様の計算で残価率は58.1%

また、3年で1万キロの場合は、買取最高値は¥2,500,000で残価率は67.6%となり、平均値で69.6%となりました。

さらにその残価率は、3年をまたいで5年目の車検時であっても大きな変動はなく、2014年式のプレミアムアドバンスドPKGで、5万キロ走行車の買取最高値は¥2,100,000であり、残価率は56.7%にも及びます
以上の数値から、ハリアーは資産価値としても非常に価値の残る一台に間違いはなさそうです。

ハリアーは根強い人気のあるSUVであることがわかりました。
もし乗り換えを検討しているのであれば、まずは一度無料査定に出してみてはいかがでしょうか?思った以上の査定額になるかもしれません。

中古車としてのハリアーはお得か?ハリアーの今までの経歴などから解説

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Toyota_Harrier_(first_generation)_(front),_Kuala_Lumpur.jpg?uselang=ja

初代ハリアーの登場

初代ハリアーは1997年12月に登場しました。ハリアー登場以前の中〜大型SUVといえば、ランドクルーザーのように頑丈なフレーム構造を用いた本格的なオフローダーがほとんどで、一般的な使い方をすると荒い乗り心地や音、振動などが目立ち、一般のユーザーからは不満の声が上がっていました。

内装も機能に徹した無骨なもので、華やかさとは縁遠い車でした。当時、良質な乗り心地と豪華なレザー内装を持ったSUVはイギリス車のレンジローバーのみでしたが、600~700万円と高価でした。「手頃な値段で買え、街乗りもできるプレミアムSUVが欲しい」そんな市場の要望に応えるべく登場したのが初代ハリアーだったのです。

ハリアーはカムリなどと同じFF駆動の乗用車のプラットフォームを流用し、都会的でモダンなボディ・デザインを採用しています。レザーを多用した内装は高級感にあふれ、エンジンは2.2L直列4気筒か3.0LV型6気筒という静粛性に優れたユニットを搭載しました。

また、ハリアーには2WDモデルがラインナップされたのも大きな特徴でした。街乗りが中心のユーザーには4WDが必要になる場面はほとんどなく、低燃費かつ廉価な2WDモデルはファッション感覚で乗れるSUVとして人気を集めます。約250万円〜という比較的安い値段設定もあって、1998年には年間4万9000台を販売。瞬く間にラグジュアリーSUVとしての地位を確立したのです。

2代目モデルの特徴

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:2003_Toyota_Harrier_01.jpg?uselang=ja

2003年に登場した2代目モデルはボディ・デザインこそ初代のキープ・コンセプトでしたが、ハイブリッド仕様車がラインナップに加わりました。従来のSUVは4WDであることから車重がかさみ、燃費が悪くなるのが欠点でしたが、ハリアーは乗用車同様のモノコックボディを採用したことから元々の車重が軽く、さらにハイブリッド仕様車が加わったのでSUVとしては驚異的な燃費を記録。2代目はモデルライフが長く、2013年まで生産されました。

現行モデルの特徴

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2013年には現行の3代目モデルが登場しました。2代目までのハリアーはレクサス・ブランドで海外でも販売していましたが、3代目モデルからハリアーは日本専用車となりました。現行モデルの大きな特徴は、先鋭的なフロント・デザインでしょう。ブラックアウトされたフロントグリルはいかにも精悍な印象を与えます。

車体サイズはやや小型化されて取り回しの良さも向上しました。エンジンは時代に合わせてダウンサイジングを敢行。旧型にあった6気筒モデルは廃止され、2.0Lと2.5Lの直列4気筒に一本化されました。ガソリンエンジン仕様は2.0L、ハイブリッドモデルには2.5Lのエンジンが組み合わされます。ガソリンモデルは自然吸気とターボの2種類。自然吸気は151ps/19.7kgm、ターボエンジンは231ps/35.7kgmとなっています。ハイブリッドモデルは、エンジンとモーターで計197psの出力を発揮します。

ハリアーハイブリッドは人気車種

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大人気の理由は低燃費

現行ハリアーが登場した当初、トヨタは月間の目標販売台数を2500台に想定していました。しかし、登場から1ヶ月の間に2万台を受注するほどの大ヒット車となりました。2014年には年間で6万9000台を販売し、歴代モデルで最も売れたモデルでもあります。先代モデルの重厚なイメージを残しながらも、若々しさを増した新型は、多くの方に受け入れられました。

販売の主力となったのはハイブリッドモデルで、1800kgオーバーの車重ながら、21.4km/Lの低燃費を達成。モーターのアシストもありますが、エンジンの排気量を1気筒あたり600ccオーバーとしたことで、あまりアクセルペダルを踏まなくても十分なトルクが出て低燃費につながっているのでしょう。

ハリアーのグレード

ハリアーハイブリッドには大きく分けて3つのグレードがあります。

ELEGANCE(約380万円〜) ベーシックなグレードですが、装備は必要にして十分。廉価版とはいえ、安全装備などには抜かりはありません。
PREMIUM(約410万円〜) このグレードからは、よりスポーティなデザインの18インチホイールや本革巻きのステアリングホイールが備わります。
PROGRESS(約460万円〜) SDナビゲーションシステムが標準装備。また、パノラミックビューモニターも標準装備となります。

必要な装備は人それぞれなので、どのグレードがいいか確認してから商談に挑むといいでしょう。

安全装備も充実

https://toyota.jp/safety/about/

新型ハリアーは「プリクラッシュセーティーシステム」を備えています。車の進行方向の左右にミリ波レーダーを張り巡らし、出会い頭の事故を予防するシステムです。危険を察知した場合はブザーとメーター表示でドライバーに警告します。さらにブレーキペダルの踏み込み量に応じ、制動力をアシストする「プリクラッシュブレーキアシスト」と素早くシートベルトを拘束する「プリクラッシュシートベルト」も装備。
加えて、「側突エアバッグ制御」は側面衝突の可能性が高いと判断された場合、サイドエアバッグの作動を素早く準備し、乗員の安全確保に努めるシステムです。

さらに車線逸脱の危険を防ぐLDA(レーンディパーチャ―アラート)も装備しています。
運転に慣れていない人が高速道路などを一定速度で巡行しているうちに走行しているレーンからはみ出しそうになっているケースがあるでしょう。そうした場合に警報ブザーやメーター内のディスプレイ表示で注意を喚起するシステムとなっています。

また最近、駐車場内などでアクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによって発生する事故が頻繁に報道されていますが、新型ハリアーには「インテリジェントクリアランスソナー」を備えているので、極力回避することができるようになっています。これは車の前後方向にある壁などの障害物を検知し、エンジン出力・モーター出力を抑制。障害物との距離が縮まるとブレーキが作動するシステムです。

新型ハリアーは国交相とNASVA(独立行政法人自動車事故対策機構)の安全性テストで最高ランクの評価を得ています。

初代から現行モデルまで中古価格の相場

初代ハリアーの特徴と中古車価格相場

初代ハリアーは1997年〜2003年にかけて生産されました。当初は2.2L直列4気筒と3.0LV型6気筒を搭載するモデルの2本立てでしたが、2000年のマイナーチェンジで直列4気筒エンジンの排気量が2.4Lに拡大。この時に4気筒、6気筒モデルにも可変バルブタイミング機構(VVT-i)が採用されました。

中古価格の相場ですが、安い個体なら総額で20万円前後の価格、高いものでも総額60万円程度で購入できます。4気筒モデルと6気筒モデルの間に相場の違いはほとんどなく、FFモデル、4WDモデルの間にもあまり差はありません。ただ、生産されてから約20年が経過しているモデルであり、走行距離は10万kmを超えている個体が目立つようです。また、流通数も年々減少しているので、初代ハリアーが欲しい方は早めに探すことをおすすめします。

中古車全般にいえることですが、同一車種で同じぐらいの走行距離だった場合、パワーが小さく、車重が軽いグレードの方が車の劣化は少ない傾向にあります。つまり、初代ハリアーの中古車を探す場合「4気筒エンジン搭載車のFFモデル」が最も程度の良い個体が出やすいと考えて良いでしょう。

2代目ハリアーの特徴と中古車価格相場

2003年に登場した2代目ハリアーは、初代モデルで好評だったラグジュアリー性をさらに高めたモデルといえます。このモデルからサスペンションを一新。高剛性ボディと相まって、高い操縦安定性と乗り心地の両立を実現しました。エンジンも初代と同じ3.0LV型6気筒と2.4L直列4気筒をラインナップしています。

2006年にはマイナーチェンジが行われ、V型6気筒の排気量を3.5Lへと拡大。さらに余裕のある走りができるようになりました。また、2代目ハリアーからはハイブリッドモデルもラインナップに加わります。こちらは3.3LのV型6気筒エンジンに電気モーターの組み合わせで、高出力と低燃費を実現しました。2009年には3.5Lの6気筒ガソリンエンジンを搭載したモデルが廃止され、6気筒車はハイブリッドのみとなりました。

約10年に渡る長い生産期間だったため、中古車市場に出回る機会も多く、比較的高年式のモデルで走行距離が5万km以下のモデルも見つかりますが、価格的には総額で200万円以上が中心です。初期のモデルは総額40万円台からありますが、3代目(現行)モデルからは6気筒モデルが廃止されたので、2代目ハリアーが最後の6気筒エンジン搭載モデルです。

3代目ハリアーの特徴と中古車価格相場

2013年に登場した現行型です。このモデルは全長とホイールベースが短縮されて取り回しが向上しました。ボディ・デザインはElegant Velocity(優雅・速さ)をテーマに、先代モデルまでの優雅さを随所に残しながらも、鋭角的でアグレッシブな印象へと一新されています。

エンジンのダウンサイジングも行われ、直列4気筒エンジンに一本化されました。また、2015年にはTOYOTA GAZOO Racingが手がけた「エレガンスGs」が加わります。内外装や足回り、排気系をチューニングしたスポーツ仕様車です。

現行モデルということもあり、中古車相場価格はどのグレードも総額100万円を切るモデルはなく、あまりこなれているとはいえません。ハイブリッドモデル、ガソリンモデルには大きな価格差はなく、全体的には4WDモデルが多く流通しているようです。

ただ、現行ハリアーには2017年に「プレミアム・メタル・アンド・レザーパッケージ」という最上級グレードが誕生しましたが、このグレードは特に人気が高く、走行距離の短い個体だと新車価格を上回るほどのプレミアがついているケースもあります。

中古でも安定した人気のハリアー、今買っても損はない?

ハリアーまとめ

市場の要望に応えるべく誕生したハリアー
現在はハイブリッドモデルが人気!SUVでありながら低燃費さが人気のヒケツ
安全装備も万全装備、安全性テストで最高ランクを取得!
中古車市場でも安定した人気、プレミアがついているグレードも!

20年以上の歴史を持つトヨタ・ハリアーは、これまでに2度のモデルチェンジを経て、3世代が作られてきました。どのモデルも比較的、中古車市場に出回っているといえるでしょう。

着座位置が高く、運転しやすいSUVは免許証を取り立ての方でも扱いやすいので、安いモデルを買って運転の練習をするにも向いている車といえます。また、2WDモデルやハイブリッドモデルもラインナップされていますので、他のSUVと比較すると燃費も良好な傾向にあります。2.0L〜2.5Lクラスの比較的維持費が安いモデルがラインナップされているのも嬉しい点です。中古車でハリアーをお探しの方はぜひ参考にしてください。

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ハリアーの査定事例

  • 2020/01に査定

    ハリアー 240G Lパッケージ・アルカンターラセレクション

    1,166,000
    2012年(H24)79千km

  • 2020/01に査定

    ハリアー 240G Lパッケージ・リミテッド

    818,400
    2011年(H23)43千km

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