コラム | 2021.05.11

自由な旅を楽しむなら断然車中泊!快適に過ごす極意はクルマ選びにあり

Posted by KAKO MIRAI

自由気ままに過ごせそうな車中泊にもルールやマナーは存在します。迷惑な行為に気を付ければ、今までは知らなかった楽しい発見があるかもしれません。車中泊におすすめのクルマを手に入れて、新たな旅に出かけてみてはいかがでしょうか。今回は車中泊の楽しみ方とそんな車中泊にうってつけのオススメ5車種を一挙紹介いたします。

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車中泊の楽しみ方いろいろ

チェックインやチェックアウトの時間もないので、遊びつくすことも次の目的地に向けて、夜中の間に移動することも可能です。食事の時間も決められているわけではないため、食べたくなったら、その街々でご当地グルメを食べることもできるでしょう。

満点の星空をサンルーフ越しに眺めながら眠る夜もあれば、朝起きると目の前に海が広がっていることもあるかもしれません。今までに見たこともないような景色に巡り合うこともあるのではないでしょうか。

またペットとの旅を満喫することもできます。ペット同伴の宿も多くありますが、食事などではペットの立ち入りが禁止される場所が多い施設もあるでしょう。その点車中泊では、ペットと離れることも少なく、不安を与えることも少ないのではないでしょうか。

ホテルへの宿泊をしないため、宿泊費を格安に抑えることができます。その分のお金で、もっと遠くに足を延ばしたり、食事を楽しんだりすることもできるでしょう。次の旅行資金にするもよし、車内での生活をより快適に過ごす道具を購入することもできます。

ホテルなどへの宿泊を必要としない車中泊は、その日その場所で思いついた行動を満喫することができ、夢が無限大に広がっていく、それが車中泊の楽しさといえるのではないでしょうか。

注意すべき点とマナー

Wunlop_Worldpix_Exposure / Shutterstock.com

気ままに過ごすことができる車中泊の旅にも、守らなければならないことはあります。
車中泊が人気のスポットには「サービスエリア」「パーキングエリア」「道の駅」「オートキャンプ場」「RVパーク」などさまざまです。
「オートキャンプ場」は車を使用ができるキャンプ場なので、使用料金を支払い、車を駐車することができます。また「RVパーク」は、車中泊を公認している有料宿泊エリアのこと。これらに対して「サービスエリア」「パーキングエリア」「道の駅」は大前提として駐車スペースとなります。

最近問題となっているのは、長期滞在者による駐車場の占領や大量のゴミなどさまざまな点が挙げられているようです。公共の場所を使用する車中泊だからこそ気を付けなければならないマナーは以下になります。

・長期滞在はしない

「オートキャンプ場」や「RVパーク」以外の場所は、あくまでも駐車スペースであり、宿泊しても良い場所ではありません。連泊や長期滞在は避けて、必要最低限の休息を心がけましょう。

・ゴミの不法投棄

なるべくゴミは持ち帰るようにしましょう。大勢の人が利用する場所なので、大量のゴミを捨てる人が増えれば、処分が困難になることも考えられます。なるべく大量の家庭ごみを捨てることは避けたほうが良いと考えられます。

・騒音

夜中に駐車場などで宿泊する場合には、音への配慮は必要です。アイドリング中のエンジンの音は深夜ともなると騒音になります。また環境破壊にもつながるだけでなく、一酸化炭素中毒を起こす原因ともなり、大変危険です。

車選びで気を付けたいことは?

車の中のスペースは限られています。キャンピングカーのような設備が整っていれば快適に過ごせますが、一般の車を使用している場合には、荷物を積み込むスペースとは別に就寝場所を確保しなければなりません。

そこで車を選ぶうえで重要となるポイントをご紹介していきます。

1. フルフラット仕様

シートを倒したときに、水平にすることができるかどうかは非常に重要といえそうです。
なるべく凹凸が少ないほうがくつろぐことができますが、車中泊用のマットやキャンプで使用するベッドを利用すると寝心地も格段に良くなります。
フルフラットにできても、足を伸ばすスペースがあるかということも注意したい点です。一日くらいならば多少の窮屈感があっても我慢できるかもしれませんが、連泊となると疲れもたまってしまいます。

2. 室内の高さ

フルフラットにした状態の上に厚みにあるマットを敷いたときの高さを調べておくことも重要です。作業や荷物の整理などを行うシーンは非常に多くなり、腰を曲げての動作は非常にきついもの。

かなりの確率で天井に頭をぶつけてしまうことも考えられます。室内の圧迫感はないほうが良いものです。しかし立体駐車場に駐車できる車であるほうが便利。立体駐車場の車高平均は2m~2.5mとなっているところが多いようなので、注意が必要です。

3. 宿泊人数

車を選ぶときに一番気を付けたいのが、何人で宿泊するのかという点。例えば夫婦2人だけなら軽自動車でも十分ですが、子どもを含む場合には子どもの大きさによって選ぶ車も大きく異なります。

宿泊人数が増えれば荷物もその分増えていくでしょう。眠るスペースと荷物を置くスペースが確保されていることが非常に重要です。例えば暗闇の中で寝床の準備をする場合には、シートをフルフラットにしてから荷物を移動させるなどの準備を伴います。

長時間の運転後に長い時間の作業はかなりの重労働といえるでしょう。作業効率をよくすることも考えると、「眠るスペースと荷物を置くスペース」が必要です。

そのほかには車中泊のことだけを考えれば、大きな車の方が良いことはわかります。しかし普段の生活のことも考えなければなりません。何台もの車を用途別に使い分けることができれば良いですが、そうでない場合には普段使いに適しているかどうかも重要なポイントといえそうです。

車中泊がしたくなる車5選

車中泊まで考えた設計に脱帽 日産 NV350 トランスポーター

https://www.autech.co.jp/sv/nv350caravan_transporter_bedsystem/index.html

昨今の車中泊人気によって2020年4月に『セレナマルチベッド』『NV200 バネットマルチベッドワゴン』『NV350キャラバントランスポーター』の3車種を紹介する動画(日産自動車株式会社)が公開されています。

それぞれのニーズに合わせて、どれも使い勝手が良い設計が施されていますが、中でも『NV350 キャラバントランスポーター』の広さは格別です。2列目までのシートを格納することなく、ベッドを使用することができます。

トランスポーターという名前通り、バイクやサーフィンなどの大きな道具を運ぶこともできるだけでなく、汚れたままでも掃除が楽。フラットなベッドは純正のシート生地を使用し、寝心地も非常に良くなっています。

ベッドを使用しないときには、格納することもできるため、余裕のラゲッジが登場。使い方によって自由度が高い一台です。車中泊を視野に入れた『日産』のこだわりが感じられる仕上がりといえるでしょう。

世界唯一のオールラウンダーミニバンの異名を持つ 三菱 デリカD:5

https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5_standard/jasper/

生誕50年と息の長い『デリカD:5』は悪路走破性の高さや、SUVとは異なる魅力にあふれた車といえるでしょう。「4WDモード」は横風にも強く、前後の駆動力を適切な配分に導く電子制御されています。

また「4WDロックモード」では雪道などの滑りやすい路面や悪路において、エンジンのパワーを路面に伝達。そのほかには燃費を重視した「2WDモード」も搭載されています。クリーンディーゼルの力強い走行性能は、傾斜45度の登坂でさえ楽に登っていく実力を見せました。

シートアレンジは多彩なので、フラットにすることも可能ですが、完全にフラットにすることは難しいかもしれません。凹凸部分をクッションで埋めたり、厚みのあるマットを使用したりする必要はあるでしょう。ベッドキッドもオプション販売されているので、快適に眠ることはできます。

https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5_standard/jasper/

グレードにもよりますが、2列目シートの足元には100ボルトのAC電源が搭載されているので、車中泊で家電が使用できるのは大変便利。運転席周辺には12ボルトのアクセサリーソケット、USBポートが設置され、スマートフォンの充電も可能です。

スタイリッシュなだけじゃない、街でも自然の中でも映える トヨタ ヴォクシー

https://toyota.jp/voxy/gallery

2001年に『ライトエース・ノア』の後継車として登場以来、姉妹車の『ノア』と人気を二分してきました。『ヴォクシー』は、スポーティーなデザイン性を強めておりコンパクトなボディも取り回しのしやすさで人気となっています。

見晴らしも良く、乗り降りのしやすさも魅力のひとつ。乗り込み口の高さが従来よりも100mm低く、360mmに設計されています。これはノンステップバスと同様の高さとなっており、子どもでも乗り降りしやすい高さです。

シートアレンジも多彩で、ワンタッチで行えます。室内空間を広くすることが可能で、仮眠程度なら「ソファーモード」でも休息をとることができるでしょう。そのため車中泊にも十分対応しているといえるのではないでしょうか。

https://toyota.jp/voxy/gallery

人気の車種であるため、既製品でもベッドキットが販売されていたり、自作で二段ベッドを作成していたりする人もいるようです。また『モデリスタ』からアウトドアに特化した『ヴォクシーMU』が登場しています。

2列の5人乗りで、床下収納が充実。「マルチユースボード」を設置すれば、自分でDYIしなくてもベッドの代わりにもなる優秀さを発揮しています。人気の高い車種だけに、車中泊を楽しむユーザーも多くいるようです。

アウトドアの最高峰 ベンツ V220d マルコポーロ・ホライゾン

https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/v-class/v-class-mpv/

1998年から日本での販売を開始している『ベンツV220d』は全長5mを超えており、もはや「ミニバン」とは呼べないラグジュアリー空間を演出しています。運転席と助手席は独立して回転可能。テーブルも備え、後ろ席を対面でくつろぐスペースも確保しています。

一番の特徴となるのは、「ポップアップルーフ」の採用。天井が上に伸びることで車内空間が1.5倍広がります。一見すると屋根にテントを作ったような見た目となり、就寝スペースが出来上がることに。

車内から移動することができるこのスペースには、大人2人が眠ることができます。開閉は簡単に行うことができるため、暗闇の中で作業することなく眠る準備が整うのはうれしい限りです。

車内はフルフラットにシートアレンジも可能なため、大型ボディを活かして3名のベッドスペースを確保できます。ポップアップルーフの2名を合わせると、合計5名の就寝スペースが出現。

安全装備も充実しているほか、走行性能もさすが『ベンツ』といえそうです。2.2Lの直4ターボで、クリーンディーゼルエンジン搭載。最高出力は163psではあるものの、最大トルクは380Nmと大きいため加速性能に不満はないでしょう。

車に寝るだけじゃもったいない、おしゃれに眠ろう ルノー カングー

https://www.renault.jp/car_lineup/kangoo/

フランス生まれの『ルノー カングー』は1997年から販売になっている小型ミニバンです。貨物車として誕生したのは1960年代にまでさかのぼる、歴史ある車といえるでしょう。

国内では2002年から発売されていますが、その人気は高くフランス車ならではの独特なデザイン性が受けているようです。毎年行われる『ルノーカングージャンボリー』も2019年で11回を数え、1714台の『カングー』が山中湖に集結しています。

街中だけではなく自然がいっぱいのアウトドアでも絵になる車の存在は、それほど多くはありません。またデザイン性だけではない使い勝手の良さも人気に拍車をかけているといえるでしょう。

天井高が非常に高く、商用車生まれも手伝って、収納の多さも目を惹きます。二段ベッドを作ることもでき、観音開きのトランクドアは室内を広く使うことが可能です。プラスチックの室内は掃除も簡単。樹脂部分にはフックを付けたり、穴をあけることもできます。

ラゲッジルームの「トノボード」は空間を上下に区切ることができるため簡易テーブル、物置場所として使用でき、大変便利です。走行性能も非常に高く、背の高いミニバンのネックとなる、直進安定性も申し分ないものとなっています。

車中泊におすすめの純正オプションも多く出されており、「シェードカーテン」「簡易ベッドクッション」「マルチサンシェード」「ワンタッチ網戸」など様々なものが出ています。
上手に使用することで、お金を最小限に抑えてさまざまな場所へお出かけしてみるのも楽しいのでは二でしょうか。

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    2015年(H27)41千km

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