引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/z.html

買取相場 | 2020.09.01

元祖国産スポーツカー、日産フェアレディZは買取市場ではどんな評価をされている?

Posted by 菅野 直人

国産スポーツカーの元祖であり、現在でも販売されている国産スポーツカーの中でもっとも古い車名と歴史と伝統を誇り、いまなお世界中のファンから愛されている“ズィーカー”こと「日産・フェアレディZ」。量販車ではないため歴代モデルともモデルライフが長い傾向にありますが、それだけに古さを感じさせず新鮮さを保った味わいがあります。買取市場ではどのような評価を受けているでしょうか?

最新売却前に見たい、編集部一押し!一括査定サイトまとめ

以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください

フェアレディZの中古市場での人気について

初代S30型フェアレディZが登場したのは1969年。1950年代から日産がチャレンジを続けていた「ダットサン・スポーツ」や「ダットサン・フェアレディ」といったヨーロピアン風オープンスポーツカーの後継として、主戦場と見定めた北米で求められるすべてを盛り込んだ上で高コストパフォーマンス、というコンセプトが的中して爆発的ヒットとなった、記念すべき2ドアハッチバッククーペでした。

それ以来、2代目S130型、3代目Z31型と人気は続いたものの、日本の国際貿易環境の変化や輸出先の景気動向により高級ラグジュアリークーペ化した4代目Z32型は低迷。日産自身の経営悪化も相まって、一時は半ば放置に近いままモデル廃止すら検討されるほどに。が、ルノー傘下に入った再建体制下で5代目Z33型が見事に復活し、2019年10月現在では2008年に登場した6代目Z34型が販売されています。

とはいえ、現行のZ34型はなにしろデビュー11年目。それも基本的なデザインは先代Z33型(2002年発売)からのキープコンセプトですから、さすがに新鮮味こそないものの、むしろ伝統のスタイルを維持していること自体が“味”であり、6速MTを高回転型の3.7リッター自然吸気V6エンジンに組み合わせた2シータークーペをまだ所有できる、という点に大きな意義があるといえるでしょう。

極めて趣味性の高い車種ですから需要もタマ数も少ないとはいえ、現行Z34の初期型ですら安くて93万円、最新の「フェアレディZニスモ」にいたっては約569万円で販売されるなど、伝統のスポーツカーを求めるユーザー層にとってはいまだに人気が高い車種といえます。

買取査定額が期待できるフェアレディZのグレード

買取市場でも実績がかなり少ない車種なので比較できる事例は限られますが、高価買取となると、2013年6月に従来の「バージョン・ニスモ」に代わって登場したニスモならば高価買取の実績があります。
エンジンは同じVQ37VHRながら、オリジナルの336馬力に対し355馬力に調整されたほか、専用エアロパーツなど垂涎のニスモチューンがほどこされており、通常のフェアレディZとは別物といっていい存在感が評価されているようです。

買取査定額が期待できるフェアレディZのカラー

買取価格上位に並ぶのはほとんどがパールなど白系で、次いで多いのは黒。
赤やパープル、オレンジ、ワインレッドなどもありますが、高価買取となると白系や黒系に集中するようです。

1年落ちフェアレディZの目安査定額

1年落ち2018年式フェアレディZは、2017年7月の改良で新型の高効率クラッチを採用、クラッチペダル踏力を軽減するとともに半クラッチコントロールを容易とし、スロットル中間開度でのトルクアップなど実用的な走行性能が改良されたモデル。
ヘッドランプやリアコンビランプの輪郭をブラックで強調するなど外観の変更も一部行われています。2018年5月には北米での1977年型人気モデルをインスパイアした「ヘリテージエディション」も発売。

オプション込みでおおよその新車価格と2019年10月現在での平均買取相場は以下です。

ベースグレード(6MT/7AT) 新車435万円/買取実績なし
ヘリテージエディション(6MT/7AT) 新車453万円/買取実績なし
バージョンT(7AT) 新車518万円/買取価格254万円程度
バージョンS(6MT) 新車524万円/買取実績なし
バージョンST(6MT/7AT) 新車567万円/買取実績なし
ニスモ(6MT/7AT) 新車698万円/買取価格357万円程度

3年落ちフェアレディZの目安査定額

3年落ち2017年式フェアレディZは、日産が2008年12月から販売している2ドア2シータースポーツクーペの現行モデル(Z34型)で、2014年をもってオープンモデルのロードスターは販売停止になったものの、同年9月のマイナーチェンジで静粛性向上、およびリヤサスペンションやステアリングギアの改良で、乗り心地や操縦性をさらに改良しています。

2017年7月には、さらなる改良を受け、アクセルペダルとスロットル開度の特性見直しによるトルクアップ感向上、新型高効率クラッチの搭載で、操作性向上などを果たしました。オプション込みでのおおよその新車価格と、2020年8月現在での平均買取相場は、以下の通りです。

ベースグレード(6MT/7AT) 新車430万円/買取実績なし
バージョンT(7AT) 新車515万円/買取価格176万円程度
バージョンS(6MT) 新車518万円/買取実績なし
バージョンST(6MT/7AT) 新車561万円/買取実績なし
ニスモ(6MT/7AT) 新車692万円/買取価格330万円程度
平均買取価格 253万円程度
平均残価率 約41%

5年落ちフェアレディZの目安査定額

5年落ち2014年式フェアレディZは、2013年6月に従来の高性能バージョンであるバージョン・ニスモに代わってニスモを設定。2014年4月の消費税8%改定に伴う値上げの後、同年7月には静粛性向上やリアサスペンション改良による乗り心地改善などマイナーチェンジが行われたモデルです。また、2シーターオープンの「ロードスター」がまだ設定されていた最末期でもありました。

オプション込みでおおよその新車価格と2019年10月現在での平均買取相場は以下。

ベースグレード(6MT/7AT) 新車419万円/買取価格151万円程度
バージョンT(7AT) 新車451万円/買取実績なし
バージョンS(6MT) 新車463万円/買取価格169万円程度
バージョンST(6MT/7AT) 新車497万円/買取価格201万円程度
ロードスター(6MT) 新車490万円/買取実績なし
ロードスターバージョンT(7AT) 新車542万円/買取実績なし
ロードスターバージョンST(6MT/7AT) 新車566万円/買取価格198万円程度
ニスモ(6MT/7AT) 新車601万円/買取価格209万円程度

7年落ちフェアレディZの目安査定額

7年落ち2013年式フェアレディZは、2008年12月以来販売している現行モデルへ2012年7月にフロントバンパーやホイールなど外観中心のアップデートを行い、減衰力特性を変更したユーロ・チューンドサスペンションを全車に採用しています。

発売間もない頃からのトップモデル「バージョンニスモ」が「ニスモ」として再出発したのは2013年6月で、専用内外装をバージョンアップしたほか、336馬力から355馬力へとチューンされたエンジンなどは同じです。オプション込みでのおおよその新車価格と、2020年8月現在での平均買取相場は、以下の通りです。

ベースグレード(6MT/7AT) 新車410万円/買取価格111万円程度
バージョンT(7AT) 新車444万円/買取価格93万円程度
バージョンS(6MT) 新車457万円/買取価格177万円程度
バージョンST(6MT/7AT) 新車491万円/買取価格164万円程度
バージョンニスモ(6MT/7AT)/ニスモ(6MT/7AT) 新車575万円/買取価格207万円程度
ロードスター(6MT) 新車483万円/買取実績なし
ロードスターバージョンT(7AT) 新車535万円/買取実績なし
ロードスターバージョンST(6MT/7AT) 新車558万円/買取価格190万円程度
平均買取価格 157万円程度
平均残価率 約32%

11年落ちフェアレディZの目安査定額

11年落ち2009年式フェアレディZは、2008年12月にモデルチェンジされた現行(6代目Z34型)モデルの初期型で、伝統のロングノーズ&ショートデッキスタイルに2シータースポーツクーペとして再出発した先代Z33をショートホイールベース化して、パワーアップしたリファイン版です。

2009年6月に出力向上や専用内外装を施した「バージョンニスモ」を追加したほか、同年10月には、先代に引き続き2シーターオープンスポーツ版の「フェアレディZロードスター」も追加されています。オプション込みでのおおよその新車価格と、2020年8月現在での平均買取相場は、以下の通りです。

ベースグレード(6MT/7AT) 新車405万円/買取価格58万円程度
バージョンT(7AT) 新車440万円/買取価格71万円程度
バージョンS(6MT) 新車452万円/買取価格117万円程度
バージョンST(6MT/7AT) 新車486万円/買取価格82万円程度
40thアニバーサリー(6MT/7AT) 新車499万円/買取価格114万円程度
バージョンニスモ(6MT/7AT) 新車550万円/買取価格156万円程度
ロードスター(6MT) 新車480万円/買取実績なし
ロードスターバージョンT(7AT) 新車531万円/買取実績なし
ロードスターバージョンST(6MT/7AT) 新車554万円/買取価格147万円程度
平均買取価格 106万円程度
平均残価率 約22%

フェアレディZを高く売るためのポイント

この種の車は、絶対的な新車販売台数は少ない一方、ある程度の中古車需要はあるため、不人気ジャンルの車よりもよほど高く売れる車ではありますが、それでも1オーナーのフルノーマル車が好条件として好まれるのは言うまでもありません。

中古車として購入したユーザーはその点で既にハンディがありますが、修復歴なし、機関好調、足回りのヘタリもなく、傷や汚れもないなど良好なコンディションであれば、1オーナー車に準じた扱いとなります。また、ホイールまで純正であれば査定にもプラス要素になるため、何か交換したとしても消耗品以外の純正部品は、可能な限り保管しておくのがポイントとなります。

フェアレディZの走行距離による値動きの変化

フェアレディZの2020年8月現在における走行距離ごとの買取相場を、2008年12月以降に販売している現行(6代目Z32型)を例に紹介します。

13万km台 37.2~85.2万円 6万km台 57.6~206.9万円
12万km台 32.4~103.1万円 5万km台 76.2~225.8万円
11万km台 49.9~58.7万円 4万km台 50.1~284.7万円
10万km台 28.5~85.2万円 3万km台 94.1~334.7万円
9万km台 38.2~148.1万円 2万km台 126.3~353.0万円
8万km台 55.7~163.3万円 1万km台 253.0~363.7万円
7万km台 64.5~144.2万円

スポーツカーらしく、総じて高価なのは高出力版の「バージョンニスモ」および「ニスモ」、次に6速MTのみでスポーティな「バージョンS」、最上級グレード「バージョンST」のおそらくは6速MT車となりますが、走行距離が3万km台に達するまでは、どのグレードでも比較的高価買取で、人気グレードでは6万km台まで査定の高さは持続します。

2014年で販売を終えてしまったZロードスターを除けば、モデルチェンジから12年近く経っても画期的な改良は特にないまま販売が続いているため、単純に距離だけでなく、人気グレードかどうかや、程度で差がつく面も大きいようです。

事故車・修復歴ありのフェアレディZの場合は?

フェアレディZの事故車買取価格は、型式、程度や年式、走行距離にもよりますが、おおむね2~25万円程度。
平均すると8万円程度で買い取られており、通常の買取相場からすると高くても1割程度にとどまります。走行性能こそが重要な車種だけに、事故が走行性能低下、価値の低下に直結することが響いているのかもしれません。

フェアレディZの残価率・リセールバリューは?

極めて趣味性の高いジャンルの車種だけにリセールバリューは高めで、1年落ち2018年式こそ平均残価率49~51%(全グレード平均50%)、平均買取価格254~357万円(同、306万円)と並程度の相場に留まるものの、3年落ち2016年式では平均残価率43~49%(全グレード平均46%)、平均買取価格228~322万円(同275万円)と、値落ち幅が小さくなります。

5年落ち2014年式でも平均残価率35~40%(全グレード平均37%)、平均買取価格151~209万円(同186万円)と残価率は高めに維持されており、現行Z34の初期型から最新のZ34へと、乗り換えを考えているユーザーにとっては朗報といえるでしょう。

現行Z34はまだモデルチェンジも生産終了も噂レベルですら聞こえてきておらず、むしろGT-R同様にバージョンアップを繰り返している日産の象徴的存在であり、V37スカイライン同様に400馬力以上のハイパフォーマンス版もある3リッターV6ツインターボエンジンVR30DETT搭載モデルの登場すら可能性を残しています。

比較的低年式の現行モデルを所有しているユーザーであれば、この機にリセールバリューがより高い年式の新しいモデルへ買い換えてしまうのも手。
その上で、最新バージョンを待ってもソコソコの買取価格を期待できるかもしれません。

フェアレディZを売るのにベストなタイミングは?

2008年12月のモデルチェンジ以来、長らく大幅な改良もないまま販売され続けてきた6代目Z34フェアレディZですが、2020年夏になって日産の他車種ともども次世代フェアレディZの存在が明らかとなり、いよいよ現行Z34も型落ちする日が近くなりました。

それが2021年か2022年か、はたまた日産の現状を考えると、発売までこぎつけることができるかもまだ不透明ですが、いずれにせよ型落ちとなった瞬間にZ34はもちろん、その前のZ33も価値は大きく下落し、Z32以前のヒストリックカー的な扱いを受けるモデル以外は「ちょっと古いスポーツカー」程度となり、ニスモのような高性能グレード、40thアニバーサリーのようなメモリアルグレードを除き、高価買取には逆風となりそうです。

ただし、次期型が登場するとして、まだ存在やうっすらとしたシルエット(これも実車通りとは限らない)が明らかになったのみで、デザインやパワーユニット次第では、むしろZ34の株が大きく上がるという可能性もあります。

2020年8月現在では、むしろ「様子見」とした方が良さそうで、いずれ次期型の内容がリークなりスクープされていくでしょうから、その中で「次のZは良さそうだ」となった時が、現在お持ちのフェアレディZを売却するのに最適なタイミングでしょう。

一括査定シェアNo1,フェアレディ Zの
査定相場を見る
09月29日 23:16:55現在の
全国のリアルタイムの査定相場を配信中!

フェアレディ Zの下取り、売却で損をしないためには?

買い替えの場合、ディーラーにそのまま下取りに出してしまうと数十万の差がつくこともあります。

直接買取店へ持ち込まれる場合も1店舗だけの査定だと適切な金額でない可能性があります、なぜなら買取は店舗によっての需要や、オートオークションの相場などの状況で金額が大きく変わるからです。

下取りに出す前に、お車の買取相場と最高買取額をナビクルで調べてからから交渉することが、 愛車の売却や、中古車購入で損をしないための近道です。

ナビクルなら買取相場や
複数社の査定額が
一目でわかる!

  • 172万
  • 130万
  • 112万
  • 97万
  • 121万
  • 99万

たった一度依頼を出すだけで、複数の中古車買取店へ査定依頼が可能。
ナビクルは超優良の買取業者のみと提携、業者同士が競争しながら査定するので、一番高い査定額がわかります。

優良店のみ一括査定サイトの「シェアNo1のサービス」のナビクルをオススメしています。 ほんの45秒の行動が、将来失うことになるかもしれなかった「車の価値」を守ることになるかもしれません。

通常の査定と比べ20~80万高く売れる可能性があります。 さらには申し込み後、相場額実際の取引額に基づいて算出した概算価格も、24時間いつでもスグにWeb上で確認できます。

一括査定シェアNo1
優良買取店のみ
全国のリアルタイムの査定相場を配信中!
一括査定シェアNo1,まずはフェアレディ Zの
査定相場を見る
09月29日 23:16:55現在の
全国のリアルタイムの査定相場を配信中!

フェアレディ Zの査定事例

  • 2020/01に査定

    フェアレディZ ベースグレード

    1,634,600
    2008年(H20)61千km

  • 2020/01に査定

    フェアレディZ バージョンST

    1,158,300
    2007年(H19)30千km

毎日500台入荷するフェアレディ Zの非公開車、見ませんか?

たとえば、特定の車種や、モデル、また、将来的なモデルチェンジや型落ちの可能性、年間20万台以上を買い取るガリバーしか知らない最新の再販、リセールバリューの動向情報も無料で相談、提供可能です。

ガリバーの「中古車ご提案サービス」は市場に出る前の70%の「非公開車両」から中古車の提案があり探す幅が大きく広がる中古車探しの際は最もおすすめするサービス。

ネット、市場に出ていない車や絶版車、マニアック車などの希少価値の高い車、一般にはまだ出回っていない車を探せます。
ネットなどで欲しい車を探し、実際の相談、購入は「中古車ご提案サービス」で非公開車両から吟味するという中古車探しが賢く中古車を選ぶ最良の手段とも言えます。

サービスは10年保証+返品OK 最短で即日で連絡、専任の担当者付き。 「今は買うか分からない」でももちろん歓迎してくれます、思っていたより思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。

フェアレディ Zの
非公開車両を見る

CARこの記事で紹介した車