引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/

買取相場 | 2022.12.01

マツダ人気の火付け役!CX-5の残価率はなぜ高いのか?

Posted by UruCar

現在のマツダ人気、プレミアム感を引き出すキッカケを演出したCX-5。 新世代技術として名高いSKYACTIV TECHNOLOGYを初めて全面的に採用、大排気量ガソリンエンジン並の大トルクと発進加速を誇るディーゼル仕様のSKYACTIV-Dを引っ提げて、CX-5はいまや同メーカーを牽引するイメージリーダー的役割を担っているほどです。

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以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください

CX-5の中古市場での人気について

2000年代以降、トリビュート、CX-7とシティオフローダー的なクロスオーバーSUVの経験を積んできたマツダが、満を持して2012年に発売したCX-5。同社がこれまで培ってきた「走りの楽しさを追求するマツダ」というイメージはそのままに、軽快にして実用的かつ未来志向のSUVとして幅広いユーザー層から好感されています。

同社が掲げる新時代のデザインテーマ&テクノロジーである「魂動 ~Soul of Motion~」に基づいた流麗かつ躍動感あるボディフォルムと、SKYACTIV TECHNOLOGY」息づく、4リッター以上のV8ガソリンエンジンに匹敵した大トルクを誇るクリーンディーゼルターボ、SKYACTIV-D 2.2の搭載は、それほど魅惑的だったのです。

粘りある分厚いトルクや燃料が比較的安価な軽油であることから、根強い人気を博したものの、真っ黒なNOx(窒素酸化物)やPM(粒子状物質)といった有害成分を排出していた点が大気汚染の一因として槍玉にあがり、日本メーカーのラインアップから搭載車が一時消えていたディーゼル。
2000年代後半から登場した新時代のクリーンディーゼルがそのような印象をようやく払拭しつつありました。

そこに登場したSKYACTIV-Dは、尿素SCRシステムなど高価な排ガス浄化システムを用いることなく排気のクリーン化を達成。
低圧縮化によりガソリンエンジンに近いフィーリングと軽量化を獲得するなど、環境性能とスポーティな走行性能を両立をうたい文句に登場しました。

そんな魅惑のユニットが搭載されたCX-5は、2017年12月にモデルチェンジして2019年8月現在は2代目に移行していますが、内外装やメカニズムのリファイン、先進安全装備の追加などで、さらに魅力を増し続けています。

買取査定額が期待できるCX-5のグレード

CX-5はこれまでのディーゼルユニットのイメージを大幅に覆す2.2リッターディーゼルターボ、SKYACTIV-D 2.2を搭載したXDを中心に、よりプレミアム性の高いガソリン仕様のSKYACTIV-G 2.5搭載の25S、量販向けのガソリン仕様SKYACTIV-G 2.0を搭載した20Sとにてラインアップしています。

当初のグレード構成はXDと20S、最廉価版20Cのみで、快適性を高める豪華装備を施したXD Lパッケージ、後に20SへもLパッケージを追加設定。
25S Lパッケージの追加と同時に20S Lパッケージ廃止(2013年10月)、20C廃止と全グレードへ先進安全装備搭載仕様「プロアクティブ」を追加(2015年1月)、2代目でも基本的な構成も同様となっています。

駆動方式はその時期の廉価版(当初は20C、後に20S/20S Lパッケージ)でFFのみとなる他は、時期によりFFと4WD両方が選択可能だったり、4WDのみの設定となったり仕様はさまざま。ちなみに、ミッションは全車SKYACTIV-DRIVEの6速ATのみとなります。

基本的にはアテンザ(=2019年8月よりマツダ6に呼称変更)と同様のパワートレーンおよびグレード構成となるものの、2018年10月にはそのアテンザに先んじて2.5リッターガソリンターボのSKYACTIV-G 2.5Tを搭載した25T、25T Lパッケージが追加設定されるなど、ブランドイメージの牽引役にふさわしい充実ぶりがみてとれます。

特別仕様車としては2013年10月に999台限定で専用装備を施したXD 2013アニバーサリーおよび25S 2013アニバーサリー、2018年11月に最上級内装仕様のXD エクスクルーシブモードおよび25T エクスクルーシブモードが販売されていました。

このうち買取査定額が高いのは各グレードのLパッケージで、追加後は各グレードのプロアクティブもやや高めとなっています。

買取査定額が期待できるCX-5のカラー

そのアクティブな印象とは裏腹に、CX-5のカラーの中では、スノーフレイクホワイトパールマイカとジェットブラックマイカが高額買取されているようです。
やはり都会派SUVながらも、フォーマルな場にも乗り付けられる、白と黒という高い汎用性を持つカラーが人気なようです。

また、そんな人気色に準じるのは、マツダのイメージカラーであるソウルレッドクリスタルメタリックで、その後新たなイメージカラーとして追加されたソニックシルバーメタリックは、今後、需要が高まりそうな予感がします。

1年落ちCX-5(2021年式)の目安査定額

1年落ち2021年式CX-5は、2020年12月に主力の「XD」系グレードへ搭載される、2.2L直噴ディーゼルターボSKYACTIV-Dの制御に大きく手が加えられ、最高出力発生時のエンジン回転数を4,000回転へと500回転下げるのと同時に、最高出力も10馬力向上。

2.5リッターガソリンターボの2.5T系を除く6速AT「SKYACTIV-DRIVE」も、素早いアクセル操作時に従来より素早く変速を行い、加速時の応答性を向上するなど、制御系を中心によりドライバー本位の改良が行われたモデルです。

さらに2021年12月、フロントグリルのデザイン変更など内外装と、車体フレームの構造に見直しが入りましたが、2021年式のほとんどは2020年12月改良時の状態となります。

2021年3月当時からの買取相場の変化ですが、リセールバリューが落ちる傾向にあったディーゼル車の相場がガソリン車と同等になった程度で、全般的な中古車不足を反映して若干買取価格が上がる傾向にはあるものの、特筆すべき変化はないようです。

おそらく2022年11月現在における中古車価格の高騰は、最低限安心できるトヨタ車など保守的な車を求めるユーザーや、趣味車を資産のように考える投機筋によるもので、マツダ車のようにメーカー自体に趣味性が高く指名買いが多いメーカーの車では、あまり関係ないのかもしれません。

買取実績も低調で、平均残価率も人気ジャンルのSUVとしては約55〜60%と落ち着いており、今後もCX-5の買取相場が急激に高騰する事は考えにくそうです。「オプション込みでおおよその新車価格」と、2022年11月現在での平均買取相場は以下になります。

(ガソリン車)
20S:新車295万円/買取価格202万円程度
20Sスマートエディション:新車304万円/買取実績なし
20Sプロアクティブ:新車329万円/買取価格183万円程度
20Sシルクベージュセレクション:新車334万円/買取実績なし
20Sブラックトーンエディション:新車343万円/買取実績なし
20Sフィールドジャーニー:新車355万円/買取実績なし
25S:新車320万円/買取実績なし
25Sスマートエディション:新車323万円/買取実績なし
25S プロアクティブ:新車345万円/買取実績なし
25S Lパッケージ:新車365万円/買取価格201万円程度
25Sブラックトーンエディション:新車360万円/買取実績なし
25S 100周年特別記念車:新車408万円/買取実績なし
25Sスポーツアピアランス:新車371万円/買取実績なし
25S エクスクルーシブモード:新車401万円/買取実績なし
25T Lパッケージ:新車400万円/買取実績なし
25T エクスクルーシブモード:新車443万円/買取価格242万円程度
25T 100周年特別記念車:新車455万円/買取実績なし
CX-5ガソリン車・平均買取価格:約207万円
CX-5ガソリン車・平均残価率:約58%

(ディーゼル車)
XD:新車343万円/買取価格186万円程度
XDスマートエディション:新車344万円/買取実績なし
XDプロアクティブ:新車368万円/買取価格211万円程度
XDシルクベージュセレクション:新車370万円/買取実績なし
XDブラックトーンエディション:新車382万円/買取価格223万円程度
XDフィールドジャーニー:新車391万円/買取実績なし
XDスポーツアピアランス:新車406万円/買取実績なし
XD Lパッケージ:新車400万円/買取価格235万円程度
XD エクスクルーシブモード:新車433万円/買取実績なし
XD 100周年特別記念車:新車433万円/買取実績なし
CX-5ディーゼル車・平均買取価格:約214万円
CX-5ディーゼル車・平均残価率:約57%

2年落ちCX-5(2020年式)の目安査定額

2年落ち2020年式のCX-5は、2018年11月の改良で新たに2.5リッターターボの「25T」を追加、2.2リッターディーゼルターボの「XD」にも6速MTを追加、走行状況に応じてスロットルを微調整し、姿勢や走行ラインを安定させる「GVCプラス(Gベクタリングコントロールプラス)」を全車標準装備としたモデルです。

さらに2020年1月の改良では、悪路でスタック時などにスムーズな脱出をサポートする「オフロード・トラクション・アシスト」をAWD車に採用するとともに、シルクベージュ柄のシートなど専用内装を施した特別仕様車「シルクベージュセレクション」を25SとXDで発売。

2020年5月には、安全装備を充実させた特別仕様車「スマートエディション」を20S、25S、XDで、同7月にはマツダの創立100周年を記念した特別仕様車「100周年特別記念車」を25TとXDへ、同12月には25Sでも発売しました。

2020年12月の改良では、2.2リッターディーゼルターボのXDで最高出力を増強するなど動力性能を強化するとともに、内外装をスポーティな黒で引き締めた特別仕様車「ブラックトーンエディション」を20S、25S、XDで発売しています。「オプション込みでおおよその新車価格」と2022年11月現在での平均買取相場は、以下になります。

(ガソリン車)
●20S:新車290万円/買取実績なし
●20Sスマートエディション:新車292万円/買取実績なし
●20Sプロアクティブ:新車316万円/買取価格181万円程度
●20Sシルクベージュセレクション:新車327万円/買取実績なし
●20Sブラックトーンエディション:新車334万円/買取実績なし
●25S:新車316万円/買取実績なし
●25Sスマートエディション:新車317万円/買取実績なし
●25S プロアクティブ:新車342万円/買取価格198万円程度
●25S Lパッケージ:新車357万円/買取価格189万円程度
●25Sシルクベージュセレクション:新車352万円/買取実績なし
●25Sブラックトーンエディション:新車360万円/買取実績なし
●25S 100周年特別記念車:新車408万円/買取実績なし
●25T Lパッケージ:新車391万円/買取実績なし
●25T エクスクルーシブモード:新車423万円/買取実績なし
●25T 100周年特別記念車:新車436万円/買取実績なし
平均買取価格:約189万円
平均残価率:約56%

(ディーゼル車)
●XD:新車337万円に対して買取価格171万円程度
●XDスマートエディション:新車339万円に対して買取実績なし
●XDプロアクティブ:新車364万円に対して買取実績なし
●XDシルクベージュセレクション:新車374万円に対して買取実績なし
●XDブラックトーンエディション:新車382万円に対して買取実績なし
●XD Lパッケージ:新車392万円に対して買取実績なし
●XD エクスクルーシブモード:新車424万円に対して買取価格235万円程度
●XD 100周年特別記念車:新車437万円に対して買取実績なし
平均買取価格:約203万円
平均残価率:約53%

3年落ちCX-5(2019年式)の目安査定額

3年落ち2019年式CX-5は、2018年11月に2.5リッター直噴ターボエンジンSKYACTIV-G2.5を搭載した「25T」系グレードを追加、従来6ATのみだったミッションも、クリーンディーゼルターボのSKYACTIV-D2.2を搭載した「XD」系グレードへ新開発6速MT、SKYACTIV-MTを搭載、全車にGVC(Gベクタリングコントロールプラス)を標準装備するなど、改良を施したモデルです。

2019年10月には消費税増税(8%→10%)に伴う価格改定が行われました。「オプション込みでおおよその新車価格」と、2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。

(SKYACTIV-G・ガソリン車)
●20S:新車285万円/買取価格146万円程度
●20Sプロアクティブ:新車311万円/買取価格186万円程度
●25S:新車311万円/買取価格337万円程度
●25Sプロアクティブ:新車337万円/買取価格169万円程度
●25S Lパッケージ:新車348万円/買取価格194万円程度
●25T Lパッケージ:新車382万円/買取価格171万円程度
●25T エクスクルーシブモード:新車418万円/買取価格213万円程度

平均買取価格:約174万円
平均残価率:約51%

(SKYACTIV-D・ディーゼル車)
●XD:新車329万円/買取価格178万円程度
●XDプロアクティブ:新車355万円/買取価格171万円程度
●XD Lパッケージ:新車379万円/買取価格196万円程度
●XD エクスクルーシブモード:新車415万円/買取価格212万円程度

平均買取価格:約189万円
平均残価率:約51%

4年落ちCX-5(2018年式)の目安査定額

4年落ち2018年式CX-5は、2017年2月に発売された2代目CX-5(現行モデル)の初期型で、同年8月に先進安全運転支援システムへ「先進ライト」と「車線逸脱警報システム」を追加し、車線変更時に後方から迫る車を警戒する「ブラインド・スポット・モニタリング」や、駐車場でバックする時に左右から接近する車を警戒する「リア・クロス・トラフィック・アラート」を全車標準装備したモデルです。

さらに2018年3月には、全エンジンが改良されて実用燃費や走行性能が向上したほか、衝撃感知ドアロック解除システムつきの「車速感応式オートドアロック」を標準装備したり、駐車支援システムの「360度ビュー・モニター」をオプション設定するなど改良が行われました。さらに同年11月には2.5リッターターボガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」を搭載した「25T」系グレードが設定されたほか、2.2リッターターボディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」搭載車に6MT車が追加されています。オプション込みで、おおよその新車価格と2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。

●20S(6AT・FF):新車278万円/買取価格170万円程度
●20S プロアクティブ(6AT・FF):新車300万円/買取価格175万円程度
●XD(6AT・FF/4WD)※2018年11月6MT車追加:新車326万円/買取価格196万円程度
●XD プロアクティブ(6AT・FF/4WD)※2018年11月6MT車追加:新車349万円/買取価格208万円程度
●XD Lパッケージ(6AT・FF/4WD)※2018年11月6MT車追加:新車377万円/買取価格221万円程度
●XD エクスクルーシブモード(6AT・FF/4WD | 6MT・FF/4WD):新車415万円/買取価格240万円程度
●25S(6AT・4WD):新車302万円/買取実績なし
●25S プロアクティブ(6AT・4WD):新車325万円/買取価格181万円程度
●25S Lパッケージ(6AT・FF/4WD):新車342万円/買取価格189万円程度
●25T Lパッケージ(6AT・FF/4WD):新車378万円/買取実績なし
●25T エクスクルーシブモード(6AT・FF/4WD):新車414万円/買取実績なし

買取実績が圧倒的に多いのはXD Lパッケージ、ついでXD プロアクティブで、25S Lパッケージは3番手ですから、おおむね人気に比例しているものと思われます。
まだ走行距離が少ないためか、買取価格150万円を切るグレードはほとんどなく、程度の良い人気グレードなら200万オーバーがズラリ並ぶ一方、ある程度走行距離がいってしまえば、量販版の20S/20S プロアクティブとも買取価格にそう差はありません。

5年落ちCX-5(2017年式)の目安査定額

5年落ち2017年式CX-5は、2017年2月にモデルチェンジした現行型(2代目)の初期モデルと、それまで販売されていた旧型(初代)が混在している年式ですが、調査ではグレード名が新旧同じで区別がつかないため、下記の平均買取相場は新旧混ざったものとなります。

モデルチェンジでは2リッター/2.5リッターガソリンエンジン(SKYACTIV-G2.0/2.5)を搭載する「20S」系、「25S」系、2.2リッターディーゼルエンジン(SKYACTV-D2.2)を搭載する「XD」系グレードというラインナップ体系はそのまま。

外観は基本的なフォルムこそ大きく変わらないものの、細い薄目のヘッドライトを採用するなどフロントマスクはよりシャープな印象となり、内装は水平基調のデザインや、メーター類などが左右対称になって運転操作に集中しやすい運転席など改良点が多く、安全装備でも0~100km/hの間で追従走行が可能なMRCC(マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール)が初搭載されました。「オプション込みでおおよその新車価格」と、2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。

(SKYACTIV-G・ガソリン車)
●20S:新車273万円/買取価格140万円程度
●20Sプロアクティブ:新車296万円/買取価格144万円程度
●25S:新車298万円/買取実績なし
●25Sプロアクティブ:新車321万円/買取価格130万円程度
●25S Lパッケージ:新車341万円/買取価格154万円程度

平均買取価格:約142万円
平均残価率:約46%

(SKYACTIV-D・ディーゼル車)
●XD:新車320万円/買取価格158万円程度
●XDプロアクティブ:新車343万円/買取価格149万円程度
●XD Lパッケージ:新車376万円/買取価格160万円程度

平均買取価格:約156万円
平均残価率:約45%

6年落ちCX-5(2016年式)の目安査定額

6年落ち2016年式CX-5は、2017年2月まで販売されていた初代CX-5の最終型です。2015年1月に最後の改良で先進安全装備の標準搭載グレード「プロアクティブ」系が各グレードへ設定され、「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」、「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」、「レーンキープ・アシスト・システム(LAS)」が搭載されています。オプション込みで、おおよその新車価格と2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。

●20S(6AT・FF):新車270万円/買取価格101万円程度
●20S プロアクティブ(6AT・FF):新車281万円/買取価格116万円程度
●XD(6AT・FF/4WD):新車325万円/買取価格116万円程度
●XD プロアクティブ(6AT・FF/4WD):新車336万円/買取価格123万円程度
●XD Lパッケージ(6AT・FF/4WD):新車371万円/買取価格150万円程度
●25S(6AT・4WD):新車294万円/買取実績なし
●25S プロアクティブ(6AT・4WD):新車306万円/買取価格117万円程度
●25S Lパッケージ(6AT・FF/4WD):新車328万円/買取価格129万円程度

過走行などで査定額の落ちる車が出始めており、この年式あたりから走行距離に応じて買取相場が大きく上下する印象です。

8年落ちCX-5(2014年式)の目安査定額

8年落ち2014年式CX-5は、2012年2月に新発売された初代CX-5の初期型で、2013年10月に2.5リッター自然吸気ガソリンエンジン搭載の「25S」系グレードが追加されたほか、衝突被害軽減ブレーキ「スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)」が全車標準装備されています。オプション込みで、おおよその新車価格と2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。

●20C(6AT・FF):新車229万円/買取実績なし
●20S(6AT・FF):新車245万円/買取価格84万円程度
●XD(6AT・FF/4WD):新車298万円/買取価格88万円程度
●XD Lパッケージ(6AT・FF/4WD):新車339万円/買取価格85万円程度
●25S(6AT・4WD):新車278万円/買取価格86万円程度
●25S Lパッケージ(6AT・FF/4WD):新車298万円/買取価格82万円程度

買取が多いのはXDにくわえ、装備面で満足度を満たしていた20Sの方で、買取価格もXDや25Sと遜色なく、走行距離で多少の差が出ている程度です。

事故車・修復歴ありのCX-5の場合は?

CX-5の事故車買取実績は10年落ち2012年式で44万円程度、8年落ち2014年式でエアバッグ作動車でありながら65万円と、事故歴ありでも通常買取価格の5割~6割程度での買取が見込まれます。
やはり人気車種だけに、修復見込みでの販売だったり部品取り用だったりと、それなりの需要があるようです。

マツダ「CX-5」の走行距離による値動きの変化

走行距離が長い場合におけるCX-5の買取価格ですが、長い走行距離というのが5万km以上と仮定して調べてみた結果、2022年11月現在での相場は以下のようになります。

●15万km台:29.2万円~37.4万円
●14万km台:33.2万円~59.4万円
●13万km台:33.2万円~60.4万円
●12万km台:34.4万円~68.5万円
●11万km台:33.4万円~100.3万円
●10万km台:40.4万円~85.0万円
●9万km台:44.6万円~153.7万円
●8万km台:40.6万円~101.3万円
●7万km台:42.6万円~166.3万円
●6万km台:60.6万円~216.3万円
●5万km台:60.4万円~219.1万円

5万km以上でも現行モデルならだいぶ割増の価格になるほかは、6万km台、10万km台を超えると買取が一段低くなる傾向があるようです。

マツダ「CX-5」を高く売るためのポイント

最低地上高が高く4WDの設定もあり、バンパーやフェンダーには樹脂パーツが多用されており、先進の4WDシステムによって悪路走破性も高いとはいえ、CX-5はあくまで都会派オフローダーのクロスオーバーSUVゆえ、普通の乗用車同様に見栄えの良さが肝心です。

そのため、小キズやへこみの原因となるオフロード走行などはできるだけ避けた方が高価買取につながりますし、かつての2列シートステーションワゴンのように使いたいユーザーも多い車ですから、ラゲッジスペースの清潔さなどもポイントです。特にアウトドアに使っていたユーザーなどは注意しましょう。

CX-5の残価率・リセールバリューは?

現在でもマツダCXシリーズでは国内トップの販売実績を誇るCX-5。
それだけ残価率は高く、2年落ちで約53~63%、4年落ちで約28~40%、6年落ちでもまだ27~33%とかなりの高率を保っています。
それも4年落ち、6年落ちの初期型の話ですから、モデルチェンジでいっそう洗練された2代目と比べ、年式や代替わりしていることを考えれば初代の価値は長持ち、リセールバリューの高さをうかがわせます。

それぞれのデータでリセールバリューの高さを牽引しているのは、XD Lパッケージとプロアクティブ(※2012年2月以降)です。
買取実績の大半を占めていながらその年式内で買取実績は高めをキープ。そして、ガソリンエンジン車の中では自動車税の安い20S系もかなり健闘しており、6年落ちの20SなどXDに準ずる買取実績が残っています。

CX-5の場合はSKYACTIV-D 2.2ならばそれなりのリセールバリューを誇り、かつお買い得仕様の20S系も残価率という点ではXD以上に期待できるのではないでしょうか。売り時さえ間違えなければ、かなりの下取り・売却額が望める1台といえます。

マツダ「CX-5」を売るのにベストなタイミングは?

2017年2月に2代目CX-5が発売されて4年が経過し、これからは初回車検を契機とした乗り換えも進み、2代目CX-5は中古車の買取市場でも増えてきます。

4年落ちの2代目CX-5はまだ平均残価率が58%程度ですから高評価を保っているといえますが、初代CX-5は6年落ちで38%、8年落ちで29%といった風に平均残価率がグッと落ちていくほか、特に初期のディーゼルエンジン搭載車は年式が古くなるほど評価が落ちやすい傾向にあるため、初代CX-5のユーザーは走行距離があまり伸びないうちに早めに売ってしまうのがオススメです。

2代目CX-5のユーザーでも、自動車税の高い「XD」、25Sおよび25Tの評価は低めになりがちですから、高価買取狙いの場合はあまり長く乗らないうちに手放す決断をするのが肝心といえるでしょう。全ての年代を通して評価が比較的高めの傾向にあり、長く乗っても残価率がそれなりに維持されるのは2.0リッター自然吸気ガソリンエンジン搭載の「20S」系のみです。

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CX-5の査定事例

  • 2020/01に査定

    CX-5 XD

    2,028,400
    2014年(H26)51千km

  • 2020/01に査定

    CX-5 20S

    2,241,800
    2016年(H28)9千km

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