引用:https://www.trust-power.com

カスタム・アフターパーツ | 2021.05.11

チューニングパーツメーカー 「トラスト」、どのような製品がある?

Posted by 菅野 直人

創業期からチューニングショップとして台頭、谷田部の最高速トライアルでは、数々の記録を残し、レースではポルシェ956/962Cなど、グループCカーをいち早く投入して国産グループCカー開発に大きな影響を与えるとともに、数々のレースや競技会へ参戦して輝かしい戦績を残してきたトラスト。近年もトーヨータイヤと組んだR35GT-RでのD1GP参戦など、話題豊富なトラストですが、国内屈指のチューニングパーツメーカーでもあります。

以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください

東名公道レースからル・マンまで!輝かしい歴史と苦境を経て今がある「TRUST」

https://www.trust-power.com

「TRUST(トラスト)」といえば、チューニングを少しでも考えたことがある人、カー用品店でチューニングパーツコーナーに立ち入ったことがある程度の人でも名前くらいは聞いたことがあるはずというくらい、国産チューニングパーツメーカーでは大御所的存在です。

1977年に創業した頃は、まだヤンチャな時期で、RE雨宮などとショップの威信をかけた東名自動車道での公道レースで派手にクラッシュしたり、谷田部(日本自動車研究所テストコース)がまだあった頃には、最高速トライアルの常連でもあって、さまざまな逸話や大記録を残してもいます。

1980年代に入ると、JSPC(全日本耐久選手権)にいち早くポルシェ956をデビューさせて、国産グループCカー開発に大きな影響を与え、1990年にはポルシェ962Cでル・マン24時間レースにも参戦!

JSS(ジャパンスーパースポーツセダンレース)、JTC(全日本ツーリングカー選手権)、富士GC(グラチャン)、JGTC(全日本GT選手権)といった、当時の国内メジャーレースには、たいていトラストカラーのマシンが参戦していたほか、全日本ダートトライアル選手権のサポートも手掛けます。

2000年代に入ってから、一度倒産(会社更生法適用)の憂き目にあったものの見事再生し、トーヨータイヤとタッグを組んだR35GT-RによるD1GP参戦でその名を再び轟かせました。

現在は、兵庫県を拠点に国産/輸入車ディーラーなど各種自動車関連事業のみならず、宝飾、アパレル、料飲、フィットネスなど多彩な事業を傘下に収めるジーライオングループの一員となっており、一時はブランド消滅した時期があったとは信じられないほどの隆盛を誇っています。

車のアフターパーツであれば、あらゆるものを手掛けるトータルパーツメーカー

https://www.trust-power.com

トラストは国内で展開している「TRUST」ブランドのほか、海外展開しており、国内でもオンラインショップを運営している「GReddy」ブランドの2種類を展開していますが、現在は企業としては「TRUST」、パーツブランドとしては「GReddy」と使い分けているようです。

GReddyでのパーツラインナップは、まさに「チューニングパーツの総合商社」とでも言いたくなるくらい多彩で、カテゴリーだけ挙げても以下のごとく多様な製品を扱っています。

「エキゾースト」は、Greddyスーパーストリートチタンを始めとするマフラーテールパイプ、キャタライザー、センターパイプ、フロントパイプ、EXマニホールド、その他消耗品や付属品。

「サスペンション&スプリング」は、GReddyストリートダンパー、同パフォーマンスダンパーといったサスペンション、ラテラルロッド、スプリング類。

「ターボ」は、タービン単体やタービンキット、ウエストゲートバルブ、ブローオフバルブなどターボチャージャー周りのパーツ。

「エレクトロニック(電装系)」は、「シリウス」シリーズの追加メーター類、サブコン、ブーストコントローラー、それらの各種オプションパーツ。

「クーリング(冷却系)」は、インタークーラーキットやインテークパイプ、各種オイルクーラー、ラジエター、クーラント、オイルキャッチタンクなど。

「エンジン(動力系)」は、鍛造ピストンキット、ヘッドガスケット、強化Vベルト、カムスプロケットなどチューニングエンジンや過酷な使用状況に対応したエンジン周りの強化パーツ類。

「パワートレイン(駆動系)」は、OS技研と共同開発した強化クラッチやデフカバーなど。

「インテーク(吸気系)」は、GReddyサクションキットやラムエアダクト、スポーツエアクリーナーなど吸気系パーツ。

その他、各種オイル、ブレーキライン、エアロパーツ、燃料ポンプ(AEM製品)、ピストン&コンロッド(MANLEY製品)と並んでおり、「GReddyオンラインショップ」では、ステアリングやシフトノブ、アパレル製品のほか、変わったところでは、スポーツシート型のビジネスチェアなどインテリア製品も販売しています。

さすがにタイヤやアルミホイール、フルバケット/セミバケットシート、ブレーキパッドといったラインナップはありませんが、走行に直接関係するメカニカルな構成部品、それもエンジンや補機類に関わるパーツのラインナップが多く、トラスト(GReddy)の得意分野と言えるでしょう。

モータースポーツの現場で鍛えられたコンプリートカーも販売!

https://www.trust-power.com

パーツだけでなく、「GReddy Complete Package」としてコンプリートカーの販売も行っています。

2021年4月現在で、ラインナップされているのはスズキJB74W「ジムニーシエラ」、トヨタZN6「86」、スズキZC33S「スイフトスポーツ」の3車種で、特にジムニーシエラと86は、トラストが得意とするターボチューンでキメてきました。

各コンプリートカーに装着されるパーツは、もちろんほとんどがGReddy製品ですが、アルミホイールなどGReddy製品がないものを装着する場合でも、TRUSTのスタッフが最善と考えるパーツが選択されており、トラスト/GReddyのコンセプトを理解しようと思うのであれば、まずはコンプリートカーを購入するか、可能なら試乗させてもらうのが一番と思われます。

また、ワンオフマフラーやコンプリートカー、ドリフト車両の製作も手掛けており、ユーザーの好みに応じた1台をオーダーすることも可能です。

各メーカーのパーツから最適と思うものを組み合わせたいユーザーというより、「GReddy」ブランドでトータルコーディネートしていきたい、デザインやコンセプトに統一性を持たせたいというユーザー向きで、パーツラインナップが豊富など、トラスト/GReddyで力を入れている車種であれば、最初からコンプリートカーをオーダーした方が早いかもしれません。

もちろん、公式HPで紹介されているコンプリートカーそのままでも良いのですが、好みに応じたオーダーがどこまで可能かどうか、何度かやり取りしてジックリ詰めていくのも楽しみのひとつでしょう。

↓カスタムの記事はこちらから↓

車用シートのブランド、「RECARO(レカロ)」は何が優れているのか?

付けてますか?「エアサス」を付けるとどんなメリットとデメリットがある?

ドライビングが変わる⁉バケットシート、人気の秘密とは?

愛車の下取り、売却で損をしないためには?

一般的な査定では評価しきれない価値を持つのが、カスタムカーや旧車、スポーツモデル。
「ディーラーに下取りに出したら、価値が全く伝わらなかった…」という声も少なくありません。

こうした車を手放すときに大切なのは、自分の車に合った売却先を選ぶことです。 例えば、市場の相場をしっかり把握しながら比較検討したい方には、一括査定で複数社の価格が分かるナビクルがおすすめです。
一方で、愛車の個性やこだわりを深く理解してくれる相手に託したい方には、旧車やスポーツカーに特化した旧車王が心強い存在になります。

まずは相場を知ること、そしてその車を理解してくれる場所に売るという選択肢を意識してみてください。

ナビクル

利用実績470万件突破!安心の実績
最大10社に同時査定依頼可能!
全国のリアルタイムの査定相場を配信中!

ナビクルはたった一度依頼を出すだけで、複数の中古車買取店へ査定依頼が可能。超優良の買取業者のみと提携、業者同士が競争しながら査定するので、一番高い査定額がわかります。通常の査定と比べ20~80万円高く売れる可能性があります。さらには申し込み後、相場額実際の取引額に基づいて算出した概算価格も、24時間いつでもスグにWeb上で確認できます。

最短45秒で驚きの高額査定!

ナビクルで査定相場を見る

旧車王

旧車(クラシック・ネオクラ)を熟知した信頼できるプロが鑑定
余計な費用なし!全国出張査定や買取手続きはすべて無料
旧車の年間査定申込数15,000件以上

旧車王は、10年以上古い車の買取をメインとしており、旧車の買取にも特化している車買取業者です。
希少車や極上車は、豊富な経験から高額買取をしてもらえます。自社の整備工場が充実しているので、修理費用を見越す必要がなく最高額の査定価格を提示できます。査定依頼は電話やWeb・LINEから申し込み可能です。 「出張査定で旧車の査定をしてほしい」という方は、旧車王に査定依頼してみましょう。

旧車マニアが見つける、真の価値

旧車王で査定相場を見る