引用:https://toyota.jp/prius/exterior/?padid=ag341_from_prius_top_b_main_exterior

買取相場 | 2020.06.05

ハイブリッドカーの先駆者、プリウスの買取相場はどの程度か?

Posted by 菅野 直人

世界で初めて量産化に成功したハイブリッドカー「トヨタ・プリウス」。もはやハイブリッドカーの代名詞的存在として知らない人はおらず、販売面でも弟分の「アクア」ともどもシーンを牽引する、なくてはならない存在です。先進的なイメージをもつ熟成進むハイブリッドシステムに抜群の信頼感と羨望が寄せられているプリウスですが、買取市場では少々渋めの評価に戸惑うかもしれません。

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以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください

プリウスの中古市場での人気について

1997年に発売されたトヨタ・プリウスは、低速時にはモーターのみで走行、中間速域から高速域ではモーターアシストを受けたエンジンで走るという、実用性と信頼性、確実な低燃費を得られる「スプリット式ハイブリッド」を採用し、「21世紀に間にあいました。」という印象的なキャッチコピーとともに、環境性能に優れた新世代自動車の先駆けとして注目を集めました。

当初は話題先行でヒット作とまではいえない販売台数だったものの、5ドアハッチバック化した2代目から徐々に勢いをつけ、ハイブリッドシステムを改めエンジンも力強い1.8リッターに強化、ボディサイズも拡大して余裕をもたせた3代目でついに大ヒットを記録し、ハイブリッドカーを世界中で普及させたのです。

以来、安心できるハイブリッドシステムである「THS(トヨタ・ハイブリッド・システム)」とともに、プリウスはエコを意識する層から人気を集めて世界中で定番化、2019年9月現在は4代目が販売中です。

また、2代目のシステムを小型軽量化して搭載した弟分のハッチバック車であるアクアや、3代目ベースのステーションワゴン/ミニバン版「プリウスα(アルファ)」、EV(電気自動車)のように充電ステーションからの充電や外部への大容量給電も可能な「プリウスPHV」などなど、派生モデルも多数生み出しています。

中古車市場でも、通常のハイブリッドカーよりさらに世代が新しいEVやPHVに比べて値段が手頃で、誰もが乗っているゆえ安心感も高いモデルとして人気を得ており、プリウスからエコライフをスタートさせたという人も多いことでしょう。

買取査定額が期待できるプリウスのグレード

プリウスは基本的にどの代でもパワーユニットが1種類のみ、現行の4代目で初めて4WD車が登場したほかは基本FFのみで、装備面の充実度でいくつかのグレード、あるいは特別仕様車に分かれています。

たとえば4代目のグレード構成は装備を簡略化して軽量化、カタログ上の燃費スペシャルを兼ねた廉価版「E」と標準グレードの「S」、装備を充実させた上級グレード「A」を基本として、Aの装備を充実させた「Aプレミアム」や、SやA、Aプレミアムに合成皮革シート表皮など内外装を充実させた「ツーリングセレクション」を設定する程度です。

このうち買取査定額が高めなのは4代目なら内外装が充実した割に買い得感の高い「Sツーリングセレクション」、内外装の充実度が高い最上級グレード「Aプレミアムツーリングセレクション」で、Sツーリングセレクションは3代目でも比較的高い評価を得ています。

また、「SツーリングセレクションG’s」(3代目)などスポーティ仕様も高評価。日本全国どこでも見かけることができ、かつタクシーなどビジネス用途も多い1台だけに、外観に個性をもたせたグレードの評価が高いのかもしれません。

買取査定額が期待できるプリウスのカラー

プリウスの高額買取傾向が高いのは意外にもアティチュードブラックマイカで、ついでホワイトパールクリスタルシャインやスーパーホワイトII、そこにダークブルーマイカメタリックやシルバーメタリックまたはスティールブロンドメタリックが続くようです。

基本的には落ち着いた色が多いのですが、いかにも国民車という車種の割には、白系だけがダントツで突出しているわけではなく、控えめな色なら大抵の色が高額買取されているほか、赤やベージュといったボディカラーが高価買取されている例もみられ、このあたり富裕層のセカンドカー的需要で話題になった初代や2代目を思い起こさせます。

3年落ちプリウスの目安査定額

3年落ち2017年式プリウスは、2015年12月より販売されている現行モデル(4代目)で、空力性能最優先で好みの分かれたデザインが2018年12月のマイナーチェンジで大幅変更される以前のスタイルです。また、プリウスとしては初めて電動4WD車(E-Four)が設定されました。

2015年12月のフルモデルチェンジ以降、2016年8月にはそれまで「A」以上のグレードへ標準装備だった衝突回避支援パッケージ「トヨタ・セーフティ・センスP」を「S」グレードへも装備した特別仕様車「Sセーフティプラス」が登場しました(2018年12月以降は廉価グレード「E」を含め全車標準装備)。

2017年11月には「Sセーフティプラス」へ内外装ブラック加飾を施した特別仕様車「Sセーフティプラス・ツートーン」と、プリウス誕生20周年を記念した特別仕様車「Aプレミアムツーリングセレクション20thアニバーサリーリミテッド」が発売されています。オプション込みでのおおよその新車価格と、2020年5月現在での平均買取相場は以下の通りです。

E(FF) 新車267万円/買取価格83万円程度
S(FF/4WD) 新車283万円/買取価格108万円程度
Sツーリングセレクション(FF/4WD) 新車300万円/買取価格135万円程度
Sセーフティプラス(FF/4WD) 新車302万円/買取価格120万円程度
Sセーフティプラス ツートーン(FF/4WD) 新車311万円/買取価格154万円程度
A(FF/4WD) 新車316万円/買取価格122万円程度
Aツーリングセレクション(FF/4WD) 新車333万円/買取価格133万円程度
Aプレミアム(FF/4WD) 新車353万円/買取価格133万円程度
Aプレミアムツーリングセレクション(FF/4WD) 新車362万円/買取価格154万円程度
Aプレミアムツーリングセレクション 20thアニバーサリーリミテッド(FF/4WD) 新車434万円/買取実績なし
平均買取価格 127万円程度
平均残価率 約40%

6年落ちプリウスの目安査定額

6年落ち2014年式プリウスは、2009年5月から2015年12月まで販売されていた先代(3代目)の末期型で、2011年12月に内外装に手を加えて質感も大きく向上する変更を受けたほか、スポーティ版の「Sツーリングセレクション・G’s」も追加しました。

2012年10月にはシートカラーやボディカラー、内外装の加飾を自由に選択可能とした特別仕様車「Sマイコーデ」「Sツーリングセレクション・マイコーデ」を発売しています。オプション込みでのおおよその新車価格と2020年5月現在での平均買取相場は以下の通りです。

L 新車242万円/買取価格54万円程度
S 新車259万円/買取価格57万円程度
Sマイコーデ 新車272万円/買取価格44万円程度
G 新車281万円/買取価格54万円程度
Sツーリングセレクション 新車281万円/買取価格77万円程度
Sツーリングセレクション・マイコーデ 新車295万円/買取価格58万円程度
Gツーリングセレクション 新車304万円/買取価格64万円程度
Sツーリングセレクション・G’s 新車321万円/買取価格77万円程度
Gツーリングセレクション・レザーパッケージ 新車373万円/買取価格69万円程度
平均買取価格 61万円程度
平均残価率 約21%

10年落ちプリウスの目安査定額

10年落ち2010年式プリウスは、2009年5月にモデルチェンジした先代(3代目)の初期型で、先々代(2代目)から若干サイズアップして居住性を向上したほか、エンジンも1.5リッターから1.8リッターから排気量アップするなど走行性能にも余裕を持たせ、歴代プリウス初の、そして当時としては猛烈な大ヒット作となりました。

その一方で安価なライバルへ対抗するため、コンパクトハイブリッド車「アクア」登場までのつなぎとして2012年3月まで先々代も「プリウスEX」の名で継続販売されています。オプション込みでのおおよその新車価格と2020年5月現在での平均買取相場は以下の通りです。

L 新車226万円/買取価格20万円程度
S 新車242万円/買取価格17万円程度
S LEDエディション 新車260万円/買取価格35万円程度
G 新車270万円/買取価格29万円程度
Sツーリングセレクション 新車270万円/買取価格25万円程度
Gツーリングセレクション 新車297万円/買取価格29万円程度
G LEDエディション 新車304万円/買取価格26万円程度
Gツーリングセレクション・レザーパッケージ 新車360万円/買取価格43万円程度
EX(※旧型) 新車208万円/買取価格11万円程度
平均買取価格 26万円程度
平均残価率 約9%

プリウスを高く売るためのポイント

基本的には信頼性の高いハイブリッドシステムを搭載した実用的な5ドアセダンであり、大ヒット作のため街で走っている姿は多く、中古車市場でもありふれた車である事から、ちょっとした傷や汚れもマイナスポイントとなるため、とにかくキレイに使い、査定前にはしっかり洗車と清掃を行って汚れも目立たなくすること、海辺や積雪地などサビやすい環境では普段から下回りの洗車で塩分を落とすことが大事です。

その上でハイブリッドカーはEV同様、バッテリー状態が燃費や航続距離を大きく左右するため、バッテリー劣化を防ぐべく直射日光など天候で環境が大きく悪化するような駐車場を保管場所としないのがベターです。

プリウスの走行距離による値動きの変化

プリウスの2020年5月現在における走行距離ごとの買取相場を、2015年12月にモデルチェンジされた現行モデルと、2009年5月から2015年12月まで販売されていた先代(3代目)で別々に紹介します。

【現行(4代目)プリウス】

14万km台 63.3~79.6万円
13万km台 67.1~67.1万円
12万km台 58.4~67.1万円
11万km台 57.4~87.4万円
10万km台 52.7~87.4万円
9万km台 66.1~107.9万円
8万km台 65.1~110.2万円
7万km台 59.4~131.5万円
6万km台 71.8~143.2万円
5万km台 75.1~188.5万円

【先代(3代目)プリウス】

20万km台 7.1~12.4万円
15万km台 5.8~28.7万円
14万km台 5.8~47.4万円
13万km台 6.2~49.3万円
12万km台 6.3~51.2万円
11万km台 8.1~53.6万円
10万km台 8.1~59.8万円
9万km台 8.6~73.6万円
8万km台 11.8~81.5万円
7万km台 8.6~91.4万円
6万km台 6.2~99.5万円
5万km台 12.4~91.4万円

いずれの代でも走行距離がかなり伸びた過走行車でも買取実績があり、経年による査定額の急落はともかく、走行距離が伸びても十分信頼性の高い車として扱われていることがわかります。

その上で現行、先代ともに10万km代を超えると査定額が低くなる傾向にあるほか、発売から5年が経つ現行モデルでは古い車は年間走行距離が1万kmを超える5万km台オーバーでも査定額が急落傾向にあるようですが、先代では年間走行距離だけでなく「型落ち」という事実もあるためか、10万km台以下では現行モデルほどの差が出てきません。

事故車・修復歴ありのプリウスの場合は?

プリウスの事故車買取実績では、3代目の5年落ち事故車がエンジン・エアバッグの無事な状況な場合にて21万円で買い取られ、210万円もの修理費用をかけ中古車市場へ復帰した例があります。現在は5年落ちプリウスとなると年式も古く、中古車市場でも60~220万円程度にしかなりませんから、それだけの修理費用になる損傷を受けていた場合、中古買取というより廃車買取で部品取りとなり、その価値は使える部品がどれくらいあるか次第になるでしょう。

プリウスの残価率・リセールバリューは?

常に販売台数トップクラスの人気車なため買取市場でも高評価と思われがちですが、実情はそうとも言い切れません。3年落ち2016年式だと平均残価率36~48%(全グレード平均43%)、平均買取価格95~170万円(同137万円)と、人気モデルのイメージな割には並か、やや低め。

考えられる要因として、4代目プリウスは2018年12月にマイナーチェンジを受けるまで少々好みの分かれる外装デザインだったことでしょうか。また、バッテリーとモーターを使う電動車に共通することですが、年式が古くなっていった時の値落ち感が通常のガソリン車やディーゼル車より早いことがあげられます。

それでも内装や装備の充実度、広いラゲッジスペースがある使い勝手の良さなどから、弟分のアクア(3年落ちで全グレード平均残価率35%)よりリセールバリューは優れていますので、値落ちの早さはハイブリッドカーなど電動車の宿命として覚えておいた方がいいでしょう。

同様に5年落ち2014年式で平均残価率21~33%(全グレード平均26%)、平均買取価格56~105万円(同76万円)、8年落ち2011年式で平均残価率11~20%(全グレード平均15%)、平均買取価格23~61万円(同43万円)と、スポーティ仕様のSツーリングセレクションG’sを除けば、やはり値落ちは早くなっています。

プリウスにかぎらず先進的な電動車はその進化の早さゆえに陳腐化も早く、バッテリーの経年劣化による充電効率の悪化が心配されがちなことから、趣味性の高い車や堅実なガソリンエンジン / ディーゼルエンジン車より、価値は長続きしない模様。新車で買ってリセールバリューを狙うなら、比較的短いスパンで乗り換えるべき車両と考えた方がよさそうです。

プリウスを売るのにベストなタイミングは?

全体の傾向として、ハイブリッド車やEV(電気自動車)など走行用バッテリーの性能が燃費や航続距離を大きく左右する車では、経年劣化による性能ダウンが懸念されるためか、年式が古くなると価値の下落幅が純ガソリン車や純ディーゼル車より大きい傾向にあります。

新型コロナウイルス感染拡大後の不況下でエコカー自体の価値が見直されているためか、昨年同時期よりも若干価値下落に歯止めがかかってはいるものの傾向自体は同様で、初回車検(新規登録から3年)または、せいぜい2回目の車検(さらに2年)程度までが人気車種として高い価値を維持できる限界でしょう。

プリウスでいえば3年落ちですと平均残価率40%と(SUVやミニバンの人気車種ほどではないものの)セダンとしては十分以上に高い残価率ですが、6年落ちでは型落ちなのも影響してか20%に落ち、10年落ちともなると9%でしかありません。

純粋に高価買取でリセールバリューが高めのうちに売り切るなら、3年落ちか5年落ち、プリウスのように比較的早く(5年前後)モデルチェンジして型落ちになりやすい車なら、3年落ちで初回車検を迎える段階で売却検討するのが、高く売り抜けるにはベストなタイミングでしょう。

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  • 2020/01に査定

    プリウス S

    1,554,300
    2015年(H27)8千km

  • 2020/01に査定

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    1,622,500
    2015年(H27)58千km

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