買取相場 | 2019.10.02
国内販売数No.1!N-BOXカスタムの査定価格はどれくらいが相場か?
Posted by UruCar
現在の日本で長らく軽自動車・登録車を含めた乗用車のベストセラー、もっとも販売台数が多い国民車的存在として親しまれているホンダ N-BOX。 そのうちホンダ自身も半数以上がこの仕様と公言し、中古車市場を見るかぎりその通りであろうと思わせるのが、純正ドレスアップ版のN-BOXカスタムです。 このN-BOXカスタムは、買取市場でも通常版N-BOXを上回る評価を得ています。
以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください
SUMMARY
N-BOXカスタムの中古市場での人気について
2011年12月に発売されたホンダの新世代軽自動車「Nシリーズ」第1弾、N-BOX。直前の東京モーターショーでは通常版N-BOXがNコンセプト1、N-BOXカスタムがNコンセプト2として発表され、ブースは人だかり。
とりわけ、メッキパーツを多くあしらいアグレッシブな内外装を持つN-BOXカスタムは注目を集めていました。
実際に発売されてみるとグレード構成こそ同じだったものの、N-BOXカスタムには通常版にはないターボ車(通常版には1年後に追加)が最初からラインアップされるなど、力の入れ方は明らかにN-BOXカスタムの方が上でした。
ミニバンやSUVでも迫力あるマスクであるほど人気が高まる2010年代において、N-BOXカスタムは目論見通りの大当たりとなり、N-BOXシリーズが軽自動車のみならず登録車まで含めた国産乗用車販売No.1となる原動力になりました。
通常版N-BOXの誇る高い実用性やスペース効率はそのままに、流行に沿ったデザインを得たN-BOXカスタムは中古車市場でも通常版N-BOXを上回る価格で販売されており、新車市場のみならず中古車市場でも高く支持されています。
買取査定額が期待できるN-BOXカスタムのグレード
N-BOXカスタム初代モデルのグレード構成は標準的な「G」と、厳選装備を追加した「G・Lパッケージ」、ターボ車の「G・ターボパッケージ」、2013年12月に追加された「2トーンカラースタイル」が頭につく2トーンカラー仕様で構成されていますが、2013年12月から2015年2月までのわずかな期間、N-BOXカスタムのみLパッケージが「Aパッケージ」と称されていたのが特徴です。
「SS(Suzuka Special)パッケージ」と呼ばれる特別仕様車も通常版同様に設定されていましたが、N-BOXカスタムの方にはフロントグリルやアルミホイールをブラック塗装するなどブラック基調の「SSブラックスタイルパッケージ」が設定されていました。
2代目では廉価版「G」、標準版「G・L」、豪華版「G・EX」と、G・LおよびG・EXにはターボ版を設定し、N-BOX+カスタムが消滅したことで後継となるスロープ仕様もあるのは通常版と同様です。
今回の記事で取り上げる初代で買取査定が高額となるグレードは、高年式なら自然吸気エンジンを搭載した上級グレード「G・Lパッケージ(Aパッケージ)」と、その「2トーンカラースタイル」モデルで、低年式になるほどターボ車の値落ちが少ないのは通常版と同じといえます。
ただしN-BOXカスタムではターボ車の「SSパッケージ」「SSブラックスタイルパッケージ」の買取査定額も高年式から高く、通常版N-BOXとのキャラクターの違いが見られます。
買取査定額が期待できるN-BOXカスタムのカラー
N-BOXの買取査定が高めのボディカラートップが白系なら、よりアグレッシブなデザインを好むユーザーが多いN-BOXカスタムの高額買取カラートップはクリスタルブラック・パール。
ついで、プレミアムホワイト・パールが続きますが、プレミアムゴールドパープル・パールなどクールなボディカラーも上位にランキングしてくるのがN-BOXカスタムらしいといえるでしょう。
3年落ちN-BOXカスタムの目安査定額
3年落ち2016年式N-BOXカスタムは初代モデル末期で、2015年11月に99%紫外線(UV)カット&赤外線(IR)軽減する世界初の単板ガラスを採用した「360°スーパーUV・IRカットパッケージ」を、「G」グレードを除き標準装備するなど改良されたほか、2016年8月には定番の装備厳選特別仕様車「SSパッケージ」「SSブラックスタイルパッケージ」を設定。
オプション込みでおおよその新車価格と、2019年9月現在での平均買取相場は以下のようになっています。
G(FF/4WD):新車170万円 | 買取実績なし |
G・Lパッケージ(FF/4WD):新車179万円 | 買取価格84万円程度 |
2トーンカラースタイルG・Lパッケージ(FF/4WD):新車185万円 | 買取価格64万円程度 |
G特別仕様車SSパッケージ(FF/4WD):新車189万円 | 買取価格91万円程度 |
G特別仕様車SSブラックスタイルパッケージ(FF/4WD):新車189万円 | 買取価格91万円程度 |
G・ターボLパッケージ(FF/4WD):新車191万円 | 買取価格96万円程度 |
2トーンカラースタイルG特別仕様車SSパッケージ(FF/4WD):新車194万円 | 買取実績なし |
2トーンカラースタイルG・ターボLパッケージ(FF/4WD):新車197万円 | 買取価格93万円程度 |
G特別仕様車ターボSSパッケージ(FF/4WD):新車200万円 | 買取価格97万円程度 |
G特別仕様車ターボSSブラックスタイルパッケージ(FF/4WD):新車200万円 | 買取価格106万円程度 |
2トーンカラースタイルG特別仕様車ターボSSパッケージ(FF/4WD):新車206万円 | 買取実績なし |
5年落ちN-BOXカスタムの目安査定額
5年落ち2014年式N-BOXカスタムは2013年12月の改良で、従来はN-BOXカスタム+のみだった2トーンカラースタイルを「G・Aパッケージ」「G・ターボAパッケージ」で選択可能になったほか、安全運転支援パッケージ「あんしんパッケージ」をグレード別にメーカーオプション設定されたモデルとなり、2014年5月には定番の「SSパッケージ」「SSブラックスタイルパッケージ」が設定されています。
オプション込みでおおよその新車価格と、2019年9月現在での平均買取相場は以下。
G(FF/4WD):新車170万円 | 買取価格56万円程度 |
G・Aパッケージ(FF/4WD):新車182万円 | 買取価格68万円程度 |
2トーンカラースタイルG・Aパッケージ(FF/4WD):新車188万円 | 買取価格70万円程度 |
G特別仕様車SSパッケージ(FF/4WD):新車189万円 | 買取価格84万円程度 |
G・ターボAパッケージ(FF/4WD):新車195万円 | 買取価格67万円程度 |
2トーンカラースタイルG特別仕様車SSパッケージ(FF/4WD):新車195万円 | 買取実績なし |
2トーンカラースタイルG・ターボAパッケージ(FF/4WD):新車202万円 | 買取価格74万円程度 |
G特別仕様車ターボSSパッケージ(FF/4WD):新車200万円 | 買取価格83万円程度 |
2トーンカラースタイルG特別仕様車ターボSSパッケージ(FF/4WD):新車206万円 | 買取実績なし |
7年落ちN-BOXカスタムの目安査定額
7年落ち2012年式N-BOXカスタムは2011年12月に発売された初代の初期モデルで、発売当初から自然吸気エンジンの「G」「G・Lパッケージ」にくわえ、ターボ車の「G・ターボパッケージ」が設定されていました。
オプション込みでおおよその新車価格と、2019年9月現在での平均買取相場は以下となります。
G(FF/4WD):新車166万円に | 買取価格45万円程度 |
G・Lパッケージ(FF/4WD):新車177万円 | 買取価格54万円程度 |
G・ターボパッケージ(FF/4WD):新車189万円 | 買取価格66万円程度 |
事故車・修復歴ありのN-BOXカスタムの場合は?
N-BOXカスタムの事故車買取は、2年落ちでエンジンやエアバッグが無事な程度の事故、修理費用100~120万円程度をかけ中古車市場へ復帰するようなレベルなら30~40万円程度のようです。おおむね通常の買取市場の2~3割程度と考えてよいでしょう。
通常版N-BOXより中古車市場での価格が高めとはいえ、それ以上修理代がかかるようなダメージなら、あるいは低年式、走行距離多めなら最初から部品取りとして、同程度かそれ以下の買取価格になりそうです。
N-BOXカスタムの残価率・リセールバリューは?
元から新車価格が高く、中古車でもN-BOXより高値推移している人気の1台ゆえ、買取市場での評価も全体的に通常版より高評価、通常版なら実用車とされるであろう自然吸気エンジン車も値落ちが少なくなっています。
3年落ち2016年式の平均残価率は35~53%(全グレード平均は47%)、平均買取価格は64~106万円(同、90万円)と、通常版よりも残価率でおよそ6%、買取相場では約23万円も高めとなっており、程度良好ならいかにも人気モデルらしいリセールバリューが期待できそうです。
これが5年落ち2014年式だと平均残価率33~44%(全グレード平均は38%)、平均買取価格56~84万円(同、72万円)と、買取価格は高いものの残価率は通常版とあまり変わらなくなりますが、最初からターボ車がある初期型7年落ち2012年式では平均残価率27~35%(全グレード平均は31%)、平均買取価格45~66万円(同、55万円)と、通常版より残価率、買取価格ともに高めな傾向。
新車時に通常版より高価なN-BOXカスタムながら、走り倒して走行距離がかなり伸びたり、すり傷やヘコミなど減額要因がないような車両であれば、数年たっても依然として人気の軽乗用車らしいリセールバリューが期待できそうです。
ただし、今後は先進の予防安全装備「ホンダセンシング」を搭載した現行モデルが市場にあふれてきますから、売却や買い替えのための下取りなどを検討しているのであれば、残価率が急速に落ちないうちに、売却を早めに決断した方が得策かもしれません。