引用:https://toyota.jp/prius/exterior/

買取相場 | 2019.08.23

新型プリウスを購入する際のグレードの選び方とは?旧型との違いについても解説

Posted by UruCar

1997年に「世界初のハイブリッドカー」として登場した、トヨタ・プリウス。従来のエンジンに電気モーターのアシストを加えることで、驚異的な低燃費を実現した車体です。2017年までに全世界で、430万台を販売するほどの大人気車種になりました。 2015年には先鋭的なボディ・デザインと新技術を盛り込んだ新型が登場。月の平均登録台数が9000台と、3ナンバー車の中では最も多く登録されています。ここでは、新型プリウスの特徴や旧型との違いやグレードの違い、選び方などを解説していきます。

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新型プリウスの特徴

https://toyota.jp/prius/feature/

新開発プラットフォームとチリウムイオン電池を採用

新型プリウスにはトヨタが新開発したプラットフォームであるTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を採用しました。運転のしやすさや乗り降りのしやすさを目的に、車体の低重心化や運転しやすい運転姿勢の確保などを実現し、旧型と比較して走行性能や乗り心地を大幅に向上させたのが最大の特徴です。
重心の低さは運転する楽しさに大きく寄与し、低い重心高を活かして路面に吸い付くように走るさまはまるでスポーツカー並みの軽快さがあります。

また、モーターを駆動させるためのバッテリーも進化しています。先代モデルまでのプリウスでは「ニッケル水素電池」を使用していましたが、新型は「リチウムイオン電池」を採用。「ニッケル水素電池」と比較してサイズが小さく、バッテリー自体の重量も軽く、充電量が多く、バッテリーそのものの寿命も長いという優れものです。
これまではコストの高さから採用されていませんでしたが、今回は一部のグレードを除いてリチウムイオン電池が搭載されています。

2018年に前後デザイン変更

https://toyota.jp/prius/compare/

外観デザインも先代モデルと比べてガラリと変わっています。旧型モデルの柔和な印象を与えるデザインを一変しフロント、リアとも鋭角的な造形のライトを取り入れたアグレッシブな雰囲気となりました。しかし、あまりに大きくイメージが変わったためか、2015年の新型プリウス登場時、これにはユーザーの間で安否両論ありました。

そこで2018年にはマイナーチェンジを敢行し、前後のライトのデザインを変更。縦基調だった前後のライトを横基調に改めて鋭角的なデザインも和らげ、やや落ち着いたイメージとなっています。また、アルミホイールも新デザインのものに変更となりました。

旧型プリウスとの違いは?

若々しくスポーティな外観

https://toyota.jp/prius/design/?

新型プリウスのデザイン・テーマは「クリーン&センシュアル(知性・気品)」となっています。旧型プリウスはオーソドックスで誰からも親しまれるようなデザインでしたが、新型プリウスは一転してダイナミックな中にも知性と気品を感じさせるボディ・デザインを実現させました。
2018年のマイナーチェンジでは、ルーフに幾何学調のボディ・フィルムを設定。カーボンのような基調のフィルムで、スポーティさとプレミアム感をより演出しています。

ポップなボディカラーをラインナップ

また、ボディカラーも旧型から大きく変化しています。シルバーや白など「目立たない色」が中心だった旧型に対し、新型プリウスは鮮やかな赤や青、ライムグリーンなど「1度目にしたら忘れられない」強い印象を残すボディカラーがラインナップに加わりました。
近年のトヨタ車は「ピンクのクラウン」に代表されるような、ポップで明るい色調のボディカラーを揃えていますが、新型プリウスにもその傾向は表れているようです。

トランクルームは大幅に拡大

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機能面での大きな違いは、トランクルームの広さでしょう。旧型の446Lから502Lへと大幅に拡大され、9.5インチのゴルフバッグ4個が収納できるようになりました。
これは、駆動用のバッテリーを小型のリチウムイオン電池に変更したことで、バッテリーの配置場所が後部座席下に変更されたためです。スペース効率が良くなり、この広いトランクルームが実現しました。

充実の安全装備

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新型プリウスには最新の安全装備「Toyota Safety Sense」と「コネクティッドサービス」が装備されています。
Toyota Safety Senseとは、自動ブレーキやハンドル操作サポートなど、さまざまな安全装置を網羅した安全予防パッケージです。「自動ブレーキ」、「ハンドル操作サポート」、「車線はみ出しアラート」、「追従ドライブ支援機能」、「自動ハイビーム」、「標識読み取りディスプレイ」、「先行者発信アラート」などの安全予防機能を集約して、事故防止に貢献しています。これは全てのグレードに標準装備されています。

コネクティッドサービスとは、車と「トヨタスマートセンター」をつなげることで、さまざまなサービスを提供するものです。「ヘルプネット」、「マイカーSecurity」、「eケア」、「ロードアシスト24」などのサービスがあり、事故などの緊急時や防犯予防に対応しています。

新型プリウスのスペックについて

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日本で使うにはちょうど良いボディ・サイズ

新型プリウスのボディ・サイズは全長4575mm、全幅1760mm、全高1470mmで、国内では3ナンバーの普通自動車としての登録となります。日本で乗るには大きすぎず、大人5人が無理なく乗車できるので、ちょうどいいサイズだといえるでしょう。

なお、プリウスと同じCセグメントに属する車種の中には、輸入車を中心に全幅1800mmを超えている車種もあり、立体駐車場を利用する際に入場を断られることもありますが、プリウスのサイズなら問題ありません。

燃費は大幅に向上

エンジンは1.8L直列4気筒(最高出力72kW/98ps、最大トルク142N・m/14.5kgm)にモーター(最高出力・前53kW/72ps、後5.3kW/7.2ps、最大トルク前163N・m/16.6kgm、後55Nm/5.5kgm)によるアシストとなっています。組み合わされる変速機は無段変速機(CVT)で、スムーズな発進が可能です。

新型プリウスの気になる燃費ですが、37.2km/Lで、旧型の30.4km/L(いずれもJC08モード)よりも格段に良くなりました。旧型と比較して車重は大きく変わっていませんので、これは非常に優秀な値といえるでしょう。

新型プリウスのグレードの選び方とは?

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4つのグレードの違い

新型プリウスには、大きく分けて4種類のグレードがあります。それぞれの特徴を解説します。

E・廉価版の低燃費グレード 価格252万円〜

最廉価版で、39.0km/Lと最も燃費が良いグレードです。
燃費を良くするために可能な限り装備を省き、軽量化を優先させているのが特徴。新型プリウスは元々の装備も充実しており、普段乗る分には大きな不便さは感じさせないでしょう。
ガソリンタンクの容量も他のグレードの43Lに対してEは38Lとなっており、満タン時の重量を抑えています。新型プリウスは各グレードで寒冷地向けの4WDモデルが選択できるようになっていますが、低燃費を最大の目的とした「E」のみ2WDモデルのみのラインナップになります。

S・必要な装備がほぼ揃った標準グレード 価格257万円〜

基本的な装備は標準なので、ほとんどの方は満足できるグレードでしょう。
「E」との価格差は約5万円。「E」との価格差を抑えるために、このグレードには低コストのニッケル水素電池が使われ、やや重量も重くなっていますが、走行性能や乗り心地には影響ありません。
遮音性の高いフロントドアガラスや昇温・降温抑制装置付きの合成皮革巻きのステアリングなどを標準で装備。内装も「E」に比べて充実しています。シート表皮のファブリックもエンボス付きで、見栄えの良さはぐっと向上。また、トランクルームの荷物を遮蔽するトノカバーも標準なので、車上荒らしに対しても効果があるでしょう。

A・安全装備が充実の上級グレード 価格284万円〜

「S」との価格差は約28万円ですが、安全装備は充実しています。
障害物や他の車にぶつかりそうになると警告音で知らせる「インテリジェントクリアランスソナー」や、駐車時にアクセルとブレーキを踏み間違えてもエンジン出力を抑える「インテリジェントクリアランスパーキングアシスト」、レーンチェンジなどの際に後方の死角に走行車がいた場合に警告する「ブラインドスポットモニター」などの安全装置が標準装備となっています。

Aプレミアム・豪華装備充実の最上級グレード 価格310万円〜

内装の装備や使い勝手を充実させた最上級グレードです。本革シートや本革巻きステアリング、パワーシート、シートベンチレーションなど高級車並みの装備が標準で備わります。

用途と好みによって選択するのがベスト

グレードの選び方は、新型プリウスに何を求めるかによって異なります。
販売の主力で燃費、装備など全てにおいてバランスがとれたグレードは「S」で、257万円〜と求めやすい価格なのも魅力です。

「何が何でも低燃費の車が欲しい」という方には「E」がおすすめ。また、新型プリウスを買ってカスタマイズしたい方も「E」をチョイスすると良いでしょう。価格が安く装備も省略されていますが、カスタムパーツは多く販売されています。

また、より安全性を重視する方なら「A」を選ぶといいでしょう。操作ミスによる事故など、事故のリスクを低減できます。最上級グレードの「Aプレミアム」は、あれば便利な装備が標準で付いてきますので、予算に余裕がある方は検討してみるといいでしょう。

さらに、「S」、「A」、「Aプレミアム」の3グレードには、足回りを中心に改良した「ツーリングセレクション」という特別装備車も用意されています。これは専用ダンパーやパワーステアリングのポンプセッティング変更などが施されたもので、「Aプレミアム」の場合は約11万円、「S」と「A」で約17万円の追加料金がかかります。

中古は程度を重視するのがベスト

2015年に発売されて以来、新型プリウスは多くの台数が販売されているので、中古車市場に出回っている数も豊富です。
最も多いのが中間グレードの「S」で、車両本体価格の相場は1年落ちの中古車で230〜250万円ほど。「S」の新車価格の256〜272万円から考えると、新車価格の89〜91%ほどとなり、高値安定で中古車市場でのプリウスの人気ぶりが伺えます。

「E」に関しては、1年落ちの中古車が190万円ほどで購入できます。「E」の新車価格は約251万円なので、新車価格の約75%です。流通数は少ないですが、中古車を買うならお買い得といえるかもしれません。
ただ、中古車は新車と異なり1台1台、使用されてきた環境が違い、状態も異なります。中古車を買う場合もグレードにこだわりたいところではありますが、好みのグレードよりも、予算と走行距離などの程度を重視するのが賢い買い方でしょう。

人気のあるエコカー、プリウスの新型には値段が落ちないという魅力も!

プリウスまとめ

走行性能・乗り心地がアップした新型プリウス!バッテリーも進化!
スポーティな外観に生まれ変わり、安全装備が充実!
国内での走行に適したサイズ、モデルチェンジにより燃費は大幅向上!
4種類のグレードがあり選択肢も豊富!最大39km/L!

現在、各メーカーからハイブリッドカーがどんどん発売されていますが、その先駆けとなったのがプリウスでした。それだけにエコカーの象徴的な存在で、フルモデルチェンジのたびに世界中から注目されています。

新型プリウスは新開発のプラットフォームを採用したことにより、走行性能と乗り心地が向上したことに加え、外装デザインも旧型から大きく変わり、20年以上続くプリウスの歴史の中でもエポック・メイキングなモデルかもしれません。

維持費も比較的安い、燃費も良い、手頃なボディ・サイズなので取り回しも良い、といった魅力に加えて、安全装備も充実しているのでファミリーカーにも最適。女性やお年寄りにも運転しやすい車です。購入をご検討の方は、ぜひこの記事を参考にして自分に合った1台を手に入れてください。

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