買取相場 | 2022.12.01
新型が圧倒的人気のコンパクトミニバン!トヨタ シエンタの買取相場は好調か?
Posted by UruCar
シエンタは2003年にデビューした小型の7人乗りミニバンです。 非常にコンパクトな車体にもかかわらず最大限のスペース効率により、ファーストカーだけでなく、お買い物用や送り迎え用としての奥様のセカンドカーとしても非常に人気の高いモデルです。 先代はなんと12年もの間にわたりフルモデルチェンジなく販売が続き、香港やマカオでの海外需要もあります。 地味に見えながら使ってよし、売ってもよしのコンパクトミニバン『シエンタ』について今日は調べてみました。
以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください
SUMMARY
- シエンタの中古市場での人気について
- 買取査定額が期待できるシエンタの人気グレード
- 買取査定額が期待できるシエンタの人気カラー
- 1年落ち(2021年式)シエンタの目安査定額
- 2年落ち(2020年式)シエンタの目安査定額
- 3年落ち(2019年式)シエンタの目安査定額
- 4年落ち(2018年式)シエンタの目安査定額
- 5年落ち(2017年式)シエンタの目安査定額
- 6年落ち(2016年式)シエンタの目安査定額
- 12年落ち(2010年式)シエンタの目安査定額
- 事故車・修復歴ありのシエンタの場合は?
- シエンタの残価率・リセールバリューは?
- シエンタを高く売るためのポイント
- シエンタの走行距離による値動きの変化
- シエンタを売るのにベストなタイミングは?
シエンタの中古市場での人気について
シエンタは最近珍しくなってきた、5ナンバー小型車サイズに収まる7人乗りミニバンです。
全長は4メーターと少し。スーパーの駐車場でも迷うことなく駐車可能な、とても利便性の高いプロポーションを持つミニバンとなります。
しかも7人の乗車が可能で、スライドドアまで装備された本格派であることも人気の要因でしょう。
特に子育て世代からは新車価格の手ごろさとパッケージングの良さから人気が高く、さらには輸出の需要もあり、再販価値が高いのも特徴です。
買取査定額が期待できるシエンタの人気グレード
シエンタの中でも最上位グレードとなるハイブリッドGクエロの人気は高く、専用装備のレザーファブリックのコンビシートや本革使用のステアリングにシフトノブなど上質感の高い装備が魅力です。
もちろん『クエロ』のベースになっているGについても同様に、中古市場でも人気が有ります。
買取査定額が期待できるシエンタの人気カラー
非常に豊富なカラーバリエーションをシエンタは持っており、それぞれに個性的で需要があります。
また、デザイン面でも単に白や黒が映えるボディラインではなく、様々なカラーで引き立つデザインであるため、ボディカラーによっての買取価格差はあまり生まれないのが実情です。
1年落ち(2021年式)シエンタの目安査定額
1年落ち2021年式シエンタは、2020年6月にスマートエントリー&プッシュスタートシテム(XとファンベースX以外に装備)へ、スライドドアへ近づくだけで開く、ウェルカムパワースライド機能を追加、ハイブリッド車にはAC100V・1500Wのアクセサリーコンセントをオプション設定するなど改良され、2021年6月にはオートライトが全車標準となったモデル。
最近はライバルのホンダ フリードに販売面でやや苦戦しており、買取相場も1年前から10万円程度は上がっていますが、急騰というほどではありません。「オプション込みでおおよその新車価格」と、2022年11月現在での平均買取相場は以下のようになっています。
(2列シートガソリン車)
●ファンベースX:新車200万円/買取実績なし
●ファンベースG:新車227万円/買取価格132万円程度
●ファンベースGグランパー:新車228万円/買取実績なし
●ファンベースGセーフティエディション/セーフティエディションII:新車235万円/買取実績なし
●ファンベースGクエロ:新車239万円/買取実績なし
シエンタ2列シートガソリン車・平均買取価格:約132万円
シエンタ2列シートガソリン車・平均残価率:約58%
(3列シートガソリン車)
●X:新車212万円/買取実績なし
●G:新車239万円/買取価格136万円程度
●Gグランパー:新車240万円/買取実績なし
●Gセーフティエディション/セーフティエディションII:新車247万円/買取実績なし
●Gクエロ:新車251万円/買取実績なし
●X 車いす仕様車(タイプI)助手席側セカンドシート付:新車235万円/買取実績なし
●G 車いす仕様車(タイプI)助手席側セカンドシート付:新車259万円/買取実績なし
シエンタ3列シートガソリン車・平均買取価格:約136万円
シエンタ3列シートガソリン車・平均残価率:約57%
(2列シートハイブリッド車)
●ハイブリッドファンベースX:新車246万円/買取実績なし
●ハイブリッドファンベースG:新車267万円/買取価格145万円程度
●ハイブリッドファンベースGグランパー:新車267万円/買取実績なし
●ハイブリッドファンベースGセーフティエディション/セーフティエディションII:新車275万円/買取価格142万円程度
●ハイブリッドファンベースGクエロ:新車279万円/買取価格169万円程度
シエンタ2列シートハイブリッド車・平均買取価格:約152万円
シエンタ2列シートハイブリッド車・平均残価率:約55%
(3列シートハイブリッド車)
●ハイブリッドX:新車250万円/買取実績なし
●ハイブリッドG:新車271万円/買取実績なし
●ハイブリッドGグランパー:新車273万円/買取価格166万円程度
●ハイブリッドGセーフティエディション/セーフティエディションII:新車279万円/買取実績なし
●ハイブリッドGクエロ:新車284万円/買取価格170万円程度
シエンタ3列シートハイブリッド車・平均買取価格:約168万円
シエンタ3列シートハイブリッド車・平均残価率:約60%
2年落ち(2020年式)シエンタの目安査定額
2年落ち2020年式シエンタは、2015年7月にモデルチェンジした2代目モデルで、1.5リッター純ガソリン車と同ハイブリッド車をラインナップし、前者には4WDも設定、トレッキングシューズを意識した文字通りの「オシャレなアシ」なデザインで人気モデルになりました。
当初は車いす仕様の福祉車両を除き、3列シート6名または7名仕様のみでしたが、2018年9月のマイナーチェンジでラゲッジルームが広大で多様な用途を想定できる2列シート5人乗り仕様「ファンベース」を純ガソリン/ハイブリッド双方に設定。
ファッショナブルな「クエロ」、アウトドア仕様「グランパーも特別仕様車からカタログモデル化して、多彩なラインナップを誇ります。「オプション込みでおおよその新車価格」と2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。
(純ガソリン車2列仕様)
●ファンベースX:新車199万円/買取価格113万年程度
●ファンベースG:新車224万円/買取実績なし
●ファンベースGグランパー:新車226万円/買取実績なし
●ファンベースGセーフティエディション:新車235万円/買取価格116万円程度
●ファンベースGクエロ:新車239万円/買取実績なし
平均買取価格:約115万円
平均残価率:約53%
(純ガソリン車3列仕様)
●ファンベースX:新車211万円/買取実績なし
●ファンベースG:新車237万円/買取価格148万円程度
●ファンベースGグランパー:新車238万円/買取実績なし
●ファンベースGセーフティエディション:新車248万円/買取価格131万円程度
●ファンベースGクエロ:新車251万円/買取価格138万円程度
●X 車いす仕様車(タイプI)助手席側セカンドシート付:新車234万円/買取実績なし
●G 車いす仕様車(タイプI)助手席側セカンドシート付:新車259万円/買取価格119万円程度
平均買取価格:約134万円
平均残価率:約54%
(ハイブリッド車2列仕様)
●ハイブリッドファンベースX:新車245万円/買取実績なし
●ハイブリッドファンベースG:新車264万円/買取実績なし
●ハイブリッドファンベースGグランパー:新車266万円/買取価格142万円程度
●ハイブリッドファンベースGセーフティエディション:新車275万円/買取価格148万円程度
●ハイブリッドファンベースGクエロ:新車279万円/買取実績なし
平均買取価格:約145万円
平均残価率:約54%
(ハイブリッド車3列仕様)
●ハイブリッドX:新車250万円/買取実績なし
●ハイブリッドG:新車268万円/買取価格146万円程度
●ハイブリッドGグランパー:新車271万円/買取実績なし
●ハイブリッドGセーフティエディション:新車279万円/買取価格153万円程度
●ハイブリッドGクエロ:新車284万円/買取価格157万円程度
平均買取価格:約152万円
平均残価率:約55%
3年落ち(2019年式)シエンタの目安査定額
3年落ち2019年式シエンタは、2018年9月のマイナーチェンジで2列シート車(定員5名)の「ファンベース」系のグレードを追加したほか、フロントバンパーのデザイン変更で全長が35mm伸びるなど外装も変更し、安全運転支援システム「Toyota Safety Sense」の衝突被害軽減ブレーキに昼間歩行者検知機能を追加するなど改良を施したモデルです。
2019年10月には「G」「ファンベースG」「ハイブリッドG」「ハイブリッドファンベースG」をベースに、アウトドアシーンに似合う特別仕様車「グランパー」を発売しました。オプション込みで、おおよその新車価格と2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。
●ファンベースX(5名・FF):新車197万円/買取実績なし
●ファンベースG(5名・FF):新車220万円/買取価格145万円程度
●ファンベースGグランパー(5名・FF):新車223万円/買取実績なし
●ハイブリッド ファンベースX(5名・FF):新車243万円/買取実績なし
●ハイブリッド ファンベースG(5名・FF):新車260万円/買取価格170万円程度
●ハイブリッド ファンベースGグランパー(5名・FF):新車264万円/買取実績なし
●X(7名・FF/6名・4WD):新車210万円/買取価格124万円程度
●G(7名・FF/6名・4WD):新車232万円/買取価格146万円程度
●Gグランパー(7名・FF/6名・4WD):新車235万円/買取実績なし
●Gクエロ(7名・FF/6名・4WD):新車249万円/買取価格160万円程度
●ハイブリッドX(7名・FF):新車248万円/買取実績なし
●ハイブリッドG(7名・FF):新車264万円/買取価格148万円程度
●ハイブリッドGグランパー(7名・FF):新車268万円/買取実績なし
●ハイブリッドGクエロ(7名・FF):新車281万円/買取価格169万円程度
●X 車いす仕様車(タイプI)助手席側セカンドシート付(5名・FF):新車234万円/買取実績なし
●G 車いす仕様車(タイプI)助手席側セカンドシート付(5名・FF):新車255万円/買取実績なし
4年落ち(2018年式)シエンタの目安査定額
4年落ち2018年式シエンタは、2022年8月まで販売されていた旧型(2代目)モデル。
2018年9月のマイナーチェンジでは、フロントグリルなどのデザイン変更に加え、上質な内装や安全装備を充実させた特別仕様車「Gクエロ」(2017年8月登場)をカタログモデル化、3列シート(6/7人乗り)のみだった従来モデルに対し、2列シート5人乗りの「ファンベース」を新たに設定。
さらに、パワースライドドア予約ロック機能、後席への荷物の置き忘れを防止する「リヤシートリマインダー」、誤発進防止のため近距離の障害物を検知するインテリジェントクリアランスソナーや、昼間歩行者検知機能を追加したTSS(Toyota Safety Sense)など、使い勝手の向上、安全装備の充実が図られています。「オプション込みでおおよその新車価格」と、2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。
(ガソリン車)
●ファンベースX:新車196万円/買取価格92万円程度
●ファンベースG:新車218万円/買取価格129万円程度
●X Vパッケージ:新車194万円/買取価格63万円程度
●X:新車208万円/買取価格102万円程度
●X 車いす仕様車(タイプI)助手席側セカンドシート付:新車234万円/買取実績なし
●G:新車226万円/買取価格114万円程度
●G 車いす仕様車(タイプI)助手席側セカンドシート付:新車253万円/買取実績なし
●Gクエロ:新車244万円/買取価格128万円程度
平均買取価格:約105万円
平均残価率:約48%
(ハイブリッド)
●ハイブリッドファンベースX:新車241万円/買取実績なし
●ハイブリッドファンベースG:新車257万円/買取価格126万円程度
●ハイブリッドX:新車245万円/買取価格112万円程度
●ハイブリッドG:新車258万円/買取価格137万円程度
●ハイブリッドGクエロ:新車275万円/買取価格139万円程度
平均買取価格:約128万円
平均残価率:約50%
5年落ち(2017年式)シエンタの目安査定額
5年落ち2017年式シエンタは、2015年7月にフルモデルチェンジした2代目シエンタ(現行モデル)の前期型で、2017年8月には後にカタログモデルとなる合成皮革や上級ファブリックを使った上質な内装や、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」などを装備した特別仕様車「Gクエロ」「ハイブリッドGクエロ」を発売しています。オプション込みで、おおよその新車価格と2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。
●X Vパッケージ(7名・FF/6名・4WD):新車194万円/買取価格81万円程度
●X(7名・FF/6名・4WD):新車208万円/買取価格109万円程度
●G(7名・FF/6名・FF/6名・4WD):新車223万円/買取価格135万円程度
●Gクエロ(7名・FF/6名・4WD):新車241万円/買取価格131万円程度
●ハイブリッドX(7名・FF):新車245万円/買取価格96万円程度
●ハイブリッドG(7名・FF/6名・FF):新車256万円/買取価格129万円程度
●ハイブリッドGクエロ(7名・FF):新車272万円/買取価格157万円程度
●X 車いす仕様車(タイプI)助手席側セカンドシート付(5名・FF):新車234万円/買取実績なし
●G 車いす仕様車(タイプI)助手席側セカンドシート付(5名・FF):新車251万円/買取実績なし
6年落ち(2016年式)シエンタの目安査定額
6年落ち2016年式シエンタは、2015年7月から2022年8月まで販売されていた旧型(2代目)の前期モデル。
2015年7月に初代モデルからモデルチェンジ、「Active & Fun」をキーワードにスポーティなエクステリアを採用、ハイブリッド車の設定で経済性も充実させており、発売2年目なので目立った改良や特別仕様車の追加はまだ行われていません。「オプション込みでおおよその新車価格」と、2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。
(ガソリン車)
●X Vパッケージ:新車194万円/買取価格78万円程度
●X:新車208万円/買取価格75万円程度
●X 車いす仕様車(タイプI)助手席側セカンドシート付:新車234万円/買取価格112万円程度
●G:新車223万円/買取価格99万円程度
●G 車いす仕様車(タイプI)助手席側セカンドシート付:新車251万円/買取価格88万円程度
平均買取価格:約90万円
平均残価率:約41%
(ハイブリッド)
●ハイブリッドX:新車245万円/買取価格61万円程度
●ハイブリッドG:新車256万円/買取価格108万円程度
平均買取価格:約85万円
平均残価率:約34%
12年落ち(2010年式)シエンタの目安査定額
12年落ち2010年式シエンタは、2003年9月から2015年7月まで長らく販売されていた初代シエンタの中期モデルで、後継車「パッソセッテ」の発売で2010年10月に一時販売終了したモデルです(パッソセッテの販売不振で2011年5月に復活)。
2006年5月のマイナーチェンジでフロント周りのデザインを改め、サイドターンランプ付きドアミラーを全車標準装備するなどの改良を施した後、2007年6月には「X」の助手席側スライドドアを挟み込み防止機能・リモコン付きパワースライドドアとするなど装備を充実した特別仕様車「Xリミテッド」を発売していました。オプション込みで、おおよその新車価格と2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。
●X(7名・FF/7名・4WD):新車185万円/買取価格6万円程度
●X Sエディション(7名・FF/7名・4WD):新車195万円/買取実績なし
●Xリミテッド(7名・FF/7名・4WD):新車189万円/買取価格13万円程度
●G(7名・FF/7名・4WD):新車205万円/買取価格7万円程度
事故車・修復歴ありのシエンタの場合は?
修復歴がある車は、基本的に買取値で考えると修復歴の無い車に対して65%~70%の減算といわれており、3年落ちのシエンタで考えると100万円~120万円前後での買取が期待値となるでしょう。
同様にハイブリッドモデルで考えた場合、110万円~130万円前後が期待値となります。
シエンタの残価率・リセールバリューは?
買取の価格から考えるとシエンタの残価値は安定型です。
国内では年式の若いハイブリッドが人気のため、グレードがハマると極めて高い残存価値が期待できます。
そして、海外での需要から、年式が進むほどに国内での需要よりも海外需要が高まるため、一般的な国産乗用車に比べると残価は残る傾向となるでしょう。
具体的には、車両本体価格2,532,600円のハイブリッドクエロに、約10%のディーラーオプションを加味した状態で考えると、1年落ちでは残価率は85%~87%程度になります。
また、3年落ちハイブリッドGですと、車両本体価格は2,329,855円に同じく10%のオプションをプラスすると、その残価率は79%~81%となります。
しかし、5年目で66%~68%と、初回車検以降の残価値下落率が高い傾向がありますので、初回車検での乗り換えをすると財務面では優秀なモデル、と考えられそうです。
運転がしやすいコンパクトなボディに、7人乗りのパッケージ、シートアレンジの多さにユーティリティの高さなど、ミニバンの基本性能がしっかり詰まったシエンタ。
前述の通り、非常に残存価値の残りやすいモデルでした。
車両本体価格だけで考えた場合、特に初回車検3年以内での乗り換えを行うと償却額は小さく、乗り換えもスムーズでしょう。
しかし、償却財である以上毎日減価償却が進みます。もし価値が気になるようなら一度早めの査定が吉といえます。
シエンタを高く売るためのポイント
若いファミリー層向けコンパクトミニバンというポジションのシエンタですが、運転ミスによってぶつけたりへこませたりといった外装の傷を避けるよう運転は慎重に行い、小さな子どもを乗せた際に生じる汚れを防ぐため、シートカバーを取り付ける等の対策が、高価買取に繋がるでしょう。
家族の「顔」として購入するユーザーも多い車ですから、こまめな洗車や塗装の耐久性を高めるコーティングの施工、中古車購入を検討する家族向けとしてはマイナスポイントとなる車内喫煙を避けるのも重要です。
シエンタの走行距離による値動きの変化
シエンタの2022年11月現在における走行距離ごとの相場は以下の通りです。
●13万km台:33.2万円~69.5万円
●12万km台:5.1万円~71.6万円
●11万km台:6.1万円~55.4万円
●10万km台:5.1万円~72.6万円
●9万km台:5.1万円~106.3万円
●8万km台:5.1万円~97.0万円
●7万km台:5.1万円~119.0万円
●6万km台:5.0万円~138.4万円
●5万km台:6.5万円~137.4万円
●4万km台:8.5万円~150.7万円
●3万km台:5.1万円~161.7万円
●2万km台:9.0万円~175.5万円
●1万km台:27.5万円~185.4万円
おおむね走行距離に関わらず安い方が初代、高い方が2代目となりますが、初代についてはよほど程度が良いか走行距離が少なくない限り1桁万円台の査定が多く、ほとんど部品取りとしての価格(3~5万円未満)で引き取られることも珍しくありません。
初代でもいくらか価値が出るのは2011年5月に復活して2015年7月にモデルチェンジするまで販売された後期型のみと考えた方がよいでしょう。
2代目については、5万km超え、10万km超えがひとつの目安となって買取価格が落ちていく傾向にあります。
シエンタを売るのにベストなタイミングは?
初代については既に2代目と品質やスペース効率、デザイン面でも大きく差があるため、走行距離が少なく価値があるうちに売却を検討して構わないと思われます。
2代目については走行距離5万km、10万kmが売却を検討するタイミングの目安となりますが、特に2列シートの「ファンベース」系を除く3列シートミニバン仕様は子供の成長や家庭の所得といった要因でそのまま乗り続けるか上級車種へ乗り換えていくかが決まる車です。
そのため走行距離や年式というよりは、子供が大きくなったので狭さを感じたり、結婚や転勤などで実家が遠くなったり、家族でアウトドアへ出かけるため遠距離高速巡航性能が求められるようになったため、あるいは所得が増して上級車種の購入予算に目処がついたため、といった理由で乗り換えを検討する方が多いようです。
走行距離などの要素は、そうした理由で売却を後押しする要素ぐらいに考えておいてもよいでしょう。