買取相場 | 2022.12.01
アクティブシーンで活躍!武骨なデザインの都会派本格RVエクストレイル やはり人気は黒 買取価格は?
Posted by UruCar
日産 エクストレイルは2000年にデビューしました。悪路走破性を高めた本格派RVとして、ライバル車であるパジェロやランドクルーザーなどを意識しながらも、武骨なデザインに若者らしさやアクティブさのエッセンスが交わっています。 発売後、都会派本格RVとして継続的に人気を博してきました。 モデルチェンジを重ねて19年以上も販売されてきた、歴史のあるモデルでもあります。 今回はそんなエクストレイルの買取実績やリセールバリューについてご紹介していきます。
以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください
SUMMARY
- エクストレイルの中古市場での人気について
- 買取査定額が期待できるエクストレイルの人気グレード
- 買取査定額が期待できるエクストレイルの人気カラー
- 1年落ちエクストレイル(2021年式)の目安査定額
- 2年落ちエクストレイル(2020年式)の目安査定額
- 3年落ちエクストレイル(2019年式)の目安査定額
- 4年落ちエクストレイル(2018年式)の目安査定額
- 5年落ちエクストレイル(2017年式)の目安査定額
- 8年落ちエクストレイル(2014年式)の目安査定額
- 12年落ちエクストレイル(2010年式)の目安査定額
- エクストレイルを高く売るためのポイント
- エクストレイルの走行距離による値動きの変化
- 事故車・修復歴ありのエクストレイルの場合は?
- エクストレイルの残価率・リセールバリューは?
- エクストレイルを売るのにベストなタイミングは?
- エクストレイルの人気について
- 新型エクストレイルの特徴
- 新型エクストレイルが人気の理由とは?
- 新型エクストレイルで人気のグレードとは?
- エクストレイルの新車は今が買い時?(まとめ)
エクストレイルの中古市場での人気について
エクストレイルはデビュー当時からアクティブなRVとして、防水シートやラゲッジルームを備え、使い終わったスノーボードを思いっきり室内に投げ込むCMの演出で、若者やアウトドア派に訴求してきたモデルです。
SUVがもてはやされる世の中で、確かな悪路走破性を持ちながらも、現行型では都会派なイメージの外観を持ち、確かなファンが存在する一台と言えるでしょう。
エクストレイルはCMのイメージからもわかる通り、使い込んで価値がある車です。
その利用用途から、内装や外装に多少の汚れや傷が多い個体が多いのも事実ですが、中古車の場合は次のオーナーもそんなSUVの性質を理解している方が多いため、外板価値減点や内装評価点が低くとも価値が残りやすい車であると言えるでしょう。
買取査定額が期待できるエクストレイルの人気グレード
2014年から販売中の現行モデルには、大別して二種類のモデル、ガソリン車とハイブリッドモデルが用意されており、それぞれにグレード体系が形成されています。ハイブリッドモデルにもガソリンモデルにもFFモデルが設定されており、アクティブユースを考えたSUVとしての性格を与えようとしたメーカーの思惑が垣間見えます。
ハイブリッドモデルは国内需要も高く、グレード問わず高値推移傾向といえます。
ガソリン車ですと20X シティーエマージェンシーPKG付の4WDモデルが人気グレードとなります。
エクストレイルの特徴として、特別仕様車や限定車が多く存在することが挙げられます。売却の際は所有しているエクストレイルの仕様をしっかり理解して、買取店に伝えられるようにしましょう。
買取査定額が期待できるエクストレイルの人気カラー
一般的な車での人気カラーはホワイトとブラックで、この2色は他カラーに比べておおよそ5万円~10万円の高値で買い取りがなされています。
しかし、エクストレイルの場合、アクティブユーザーからはホワイトの人気がそこまで高くはありません。
理由は、雪山でホワイトアウトした際、自車位置が他車から判別できなくなるからだそうです。そのためエクストレイルでは、機械的なイメージを与えるグレーや、不変の人気色であるブラックが査定額では優位にはたらきます。
1年落ちエクストレイル(2021年式)の目安査定額
1年落ち2021年式エクストレイルは、2013年12月に発売した現行モデル(3代目)で、2022年中にも新型(4代目)へモデルチェンジされると言われ、既にオーダーストップ、生産終了しており(2022年6月現在)、間もなく旧型になるモデルです。
既に海外ではモデルチェンジしている古い車種の末期なため、2021年式でもミリ波レーダー採用による、インテリジェント エマージェンシーブレーキをはじめとした運転支援システム「プロパイロット」の性能向上、若干の仕様変更が2020年に行われたのが最後となっています。
それでも人気ジャンルのオフローダー風SUVなだけに、買取相場は2021年5月当時の1年落ち車(2020年式)より平均で10~15万円程度高くなっていますが、モデルチェンジ後は新型によほどのマイナス要因がないかぎり「旧型車」としての値落ちが避けられないため、現行モデルのリセールバリューは現在がピークと言えるでしょう。
「オプション込みでおおよその新車価格」と、2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。
(ガソリン車)
20S Vセレクション | 新車273万円/買取価格163万円程度 |
20Xi | 新車352万円/買取価格181万円程度 |
20Xi Vセレクション | 新車362万円/買取価格206万円程度 |
20Xi レザーエディション | 新車370万円/買取価格176万円程度 |
20Xi VセレクションエクストリーマーX | 新車380万円/買取実績なし |
20Xi レザーエディション Vセレクション | 新車385万円/買取実績なし |
オーテック iパッケージ | 新車405万円/買取実績なし |
平均買取価格:約181万円
平均残価率:約54%
(ハイブリッド)
20S ハイブリッド | 新車328万円/買取価格178万円程度 |
20Xi ハイブリッド | 新車387万円/買取価格213万円程度 |
20Xi ハイブリッド レザーエディション | 新車397万円/買取実績なし |
20Xi ハイブリッド エクストリーマーX | 新車419万円/買取実績なし |
20Xi ハイブリッド レザーエディション | 新車421万円/買取実績なし |
オーテック ハイブリッド iパッケージ | 新車443万円/買取実績なし 平均買取価格 |
平均残価率:約55% (総合)
平均買取価格:約188万円 平均残価率:約54%
2年落ちエクストレイル(2020年式)の目安査定額
2年落ち2020年式エクストレイルは、2020年1月の改良で従来は単眼カメラのみだったセンサーにミリ波レーダーを追加、インテリジェントエマージェンシーブレーキやプロパイロットの夜間性能を向上させたほか、2台前の車両を検知してドライバーに注意を促せる前方衝突予防警報「インテリジェントFCW」が全車標準装備となりました。
さらに同じ改良で、シートなど内装に上質なレザーを使った「レザーエディション」を20Xiと20Xiハイブリッドへ追加。
2020年11月の改良では、山道などワインディング走行時の操作性を向上させた「エクストロニック マニュアルモード付きCVT」を全車標準装備としたほか、外装のフロントグリルなどをダーククローム仕様にするなど落ち着きのある上品な外観とした特別仕様車「Vセレクション」を20Xiなど数グレードへ設定。「オプション込みでおおよその新車価格」と2022年11月現在での平均買取相場は以下になります。
(ガソリン車)
20S | 新車265万円/買取価格128万円程度 |
20S Vセレクション | 新車273万円/買取実績なし |
20X | 新車313万円/買取価格162万円程度 |
20XエクストリーマーX | 新車342万円/買取実績なし |
20Xi | 新車346万円/買取価格182万円程度 |
20Xiレザーエディション | 新車372万円/買取価格189万円程度 |
20XiエクストリーマーX | 新車372万円/買取実績なし |
20Xi Vセレクション | 新車362万円/買取実績なし |
20Xi Vセレクション エクストリーマーX | 新車380万円/買取実績なし |
20Xiレザーエディション Vセレクション | 新車385万円/買取実績なし |
オーテック | 新車362万円/買取実績なし |
オーテックiパッケージ | 新車397万円/買取実績なし |
平均買取価格:約165万円
平均残価率:約51%
(ハイブリッド)
20Sハイブリッド | 新車314万円/買取実績なし |
20Xハイブリッド | 新車339万円/買取実績なし |
20Xハイブリッド エクストリーマーX | 新車372万円/買取実績なし |
20Xiハイブリッド | 新車373万円/買取価格184万円程度 |
20Xiハイブリッド エクストリーマーX | 新車406万円/買取実績なし |
20Xiハイブリッドレザーエディション | 新車405万円/買取実績なし |
オーテックハイブリッド | 新車395万円/買取実績なし |
オーテックハイブリッド iパッケージ | 新車429万円/買取実績なし |
平均買取価格:約184万円
平均残価率:約49%
3年落ちエクストレイル(2019年式)の目安査定額
3年落ち2019年式エクストレイルは、2022年7月まで販売されていた旧型(3代目)で、2017年6月のマイナーチェンジにより内外装の変更、足をリアバンパー下に入れると開くようにリモコンオートバックドアを改良、運転支援システム「プロパイロット」採用など、使い勝手や安全性能の強化、運転支援機能も追加されて以降のモデル。
グレード構成は一見複雑に思えるものの、F、4WD、2列5人乗り、3列7人乗り、ガソリン車とハイブリッドと多彩なバリエーションに加え、特別仕様車がそれぞれにラインナップされているだけであり、下記の平均買取相場一覧を見ての通り、実際はさほど多くありません。
特に2019年1月改良時のグレード整理では、オーテック扱いの特別仕様車「モード・プレミア」系が「オーテック」系へと統一されたため、かなりスッキリしたラインナップになりました「オプション込みでおおよその新車価格」と、2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。
(ガソリン車)
20S:新車259万円/買取価格147万円程度
20X:新車310万円/買取価格172万円程度
20Xi:新車326万円/買取価格182万円程度
20XエクストリーマーX:新車338万円/買取価格202万円程度
20XiエクストリーマーX:新車354万円/買取価格207万円程度
オーテック:新車356万円/買取実績なし
オーテック iパッケージ:新車375万円/買取価格180万円程度
平均買取価格:約182万円
平均残価率:約56%
(ハイブリッド)
20Sハイブリッド:新車303万円/買取価格149万円程度
20Xハイブリッド:新車336万円/買取価格175万円程度
20Xiハイブリッド:新車355万円/買取価格198万円程度
20XハイブリッドエクストリーマーX:新車368万円/買取実績なし
20XiハイブリッドエクストリーマーX:新車387万円/買取価格226万円程度
オーテック ハイブリッド:新車392万円/買取実績なし
オーテック ハイブリッド iパッケージ:新車406万円/買取実績なし
平均買取価格:約187万円
平均残価率:約54%
4年落ちエクストレイル(2018年式)の目安査定額
4年落ち2018年式エクストレイルは、2022年7月まで販売されていた旧型(3代目)で、セレナやノートと並ぶ日産の主力車種ゆえに最新技術の投入も早く、2017年6月のマイナーチェンジではキック操作式のリモコンオートバックドアや、ハンドルに手を添えているだけで高速道路での運転を支援してくれる「プロパイロット」を採用するなど、装備が充実しています。
他に高級感を高めたオーテック扱いの「モード・プレミア」系、ボディ下部のアンダーガードなど、ワイルドな本格SUVという印象を強めるパーツを装着した「エクストリーマーX」系といった特別仕様車も充実したラインナップで、買取市場でもベースモデルより高価な新車価格に見合った査定額が提示される傾向があります。「オプション込みでおおよその新車価格」と、2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。
(ガソリン車)
20S:新車253万円/買取価格134万円程度
20X:新車296万円/買取価格162万円程度
20Xi:新車320万円/買取価格173万円程度
20XエクストリーマーX:新車332万円/買取実績なし
20XiエクストリーマーX:新車348万円/買取価格174万円程度
モード・プレミア:新車356万円/買取価格181万円程度
モード・プレミアi:新車371万円/買取実績なし
モード・プレミア ハイコントラストインテリア:新車366万円/買取実績なし
モード・プレミアi ハイコントラストインテリア:新車381万円/買取実績なし
平均買取価格:約164万円
平均残価率:約52%
(ハイブリッド)
20Sハイブリッド:新車296万円/買取価格154万円程度
20Xハイブリッド:新車329万円/買取価格165万円程度
20Xiハイブリッド:新車349万円/買取価格188万円程度
20Xハイブリッド エクストリーマーX:新車361万円/買取実績なし
20Xiハイブリッド エクストリーマーX:新車381万円/買取価格189万円程度
モード・プレミア ハイブリッド:新車389万円/買取価格184万円程度
モード・プレミア ハイブリッド ハイコントラストインテリア:新車392万円/買取実績なし
モード・プレミアi ハイブリッド:新車409万円/買取価格210万円程度
モード・プレミアi ハイブリッド ハイコントラストインテリア:新車412万円/買取価格231万円程度
平均買取価格:約189万円
平均残価率:約51%
5年落ちエクストレイル(2017年式)の目安査定額
5年落ち2017年式エクストレイルは、現行モデル(3代目)へ2015年4月にフルハイブリッド車が追加されて以降のモデルで、引き続きオーテックジャパンの特別仕様車「エクストリーマーX」シリーズや「モード・プレミア」シリーズが多数ラインナップされています。
2017年6月には日本仕様車のマイナーチェンジが行われ、レベル2運転支援システムも組み込まれた「プロパイロット」がセットオプションで選択可能になるなど改良されたほか、全車標準装備状態となっていた「エマージェンシープレーキパッケージ」がグレード名から削除され、単に「20S」などスッキリした名称になりました。
オプション込みでのおおよその新車価格と2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。
【標準モデル】
20S エマージェンシープレーキパッケージ(FF・5名/4WD・5名) | 新車258万円/買取価格97万円程度 |
20S(FF・5名/4WD・5名) | 新車253万円/買取価格121万円程度 |
20Sハイブリッド エマージェンシープレーキパッケージ(FF・5名/4WD・5名) | 新車305万円/買取実績なし |
20Sハイブリッド(FF・5名/4WD・5名) | 新車296万円/買取実績なし |
20X エマージェンシープレーキパッケージ(FF・5名/FF・7名/4WD・5名/4WD・7名) | 新車281万円/買取価格129万円程度 |
20X(FF・5名/FF・7名/4WD・5名/4WD・7名) | 新車296万円/買取価格156万円程度 |
20Xi(FF・5名/4WD・5名) | 新車320万円/買取実績なし |
20Xiハイブリッド(FF・5名/4WD・5名) | 新車349万円/買取実績なし |
20Xハイブリッド エマージェンシープレーキパッケージ(FF・5名/4WD・5名) | 新車326万円/買取価格146万円程度 |
20Xハイブリッド(FF・5名/4WD・5名) | 新車329万円/買取価格167万円程度 |
20Xtt エマージェンシープレーキパッケージ(FF・5名/FF・7名/4WD・5名/4WD・7名) | 新車327万円/買取価格122万円程度 |
【オーテック扱い特別仕様車】
20X エクストリーマーX(4WD・5名/4WD・7名) | 新車332万円/買取価格152万円程度 |
20Xi エクストリーマーX(4WD・5名) | 新車348万円/買取実績なし |
20Xハイブリッド エクストリーマーX(4WD・5名) | 新車361万円/買取実績なし |
20Xiハイブリッド エクストリーマーX(4WD・5名) | 新車381万円/買取実績なし |
モード・プレミア エマージェンシープレーキパッケージ(FF・5名/FF・7名/4WD・5名/4WD・7名) | 新車333万円/買取価格106万円程度 |
モード・プレミア オーテック30thアニバーサリー(FF・5名/FF・7名/4WD・5名/4WD・7名) | 新車339万円/買取価格135万円程度 |
モード・プレミア(FF・5名/FF・7名/4WD・5名/4WD・7名) | 新車356万円/買取価格157万円程度 |
モード・プレミア ハイコントラストインテリア(FF・5名/FF・7名/4WD・5名/4WD・7名) | 新車366万円/買取実績なし |
モード・プレミア i(FF・5名/4WD・5名) | 新車371万円/買取実績なし |
モード・プレミア iハイコントラストインテリア(FF・5名/4WD・5名) | 新車381万円/買取実績なし |
モード・プレミア ハイブリッド エマージェンシープレーキパッケージ(FF・5名/4WD・5名) | 新車375万円/買取実績なし |
モード・プレミア ハイブリッド オーテック30thアニバーサリー(FF・5名/4WD・5名) | 新車381万円/買取実績なし |
モード・プレミア ハイブリッド(FF・5名/4WD・5名) | 新車389万円/買取実績なし |
モード・プレミア ハイブリッド ハイコントラストインテリア(FF・5名/4WD・5名) | 新車395万円/買取価格170万円程度 |
モード・プレミア i ハイブリッド(FF・5名/4WD・5名) | 新車109万円/買取実績なし |
モード・プレミア i ハイブリッド ハイコントラストインテリア(FF・5名/4WD・5名) | 新車412万円/買取実績なし |
平均買取価格 | 138万円程度 |
平均残価率 | 約43% |
8年落ちエクストレイル(2014年式)の目安査定額
8年落ち2014年式エクストレイルは、2013年12月にモデルチェンジされた現行モデル(3代目)初期型が2リッターガソリンエンジンのみのラインナップだったため、2015年2月にハイブリッド車が発売されるまで、2リッタークリーンディーゼルを搭載した旧型も併売していました。
また、現行モデルでも衝突被害軽減ブレーキなどの安全運転支援システム「エマージェンシーブレーキパッケージ」がまだ全車標準装備ではなく、「20S」や「20X」といった非装備グレードも存在していました。
オプション込みでのおおよその新車価格と2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。
【3代目通常モデル(2リッターガソリン車)】
20X(FF・5名/FF・7名/4WD・5名/4WD・7名) | 新車294万円/買取価格94万円程度 |
20S(4WD・5名) | 新車252万円/買取価格56万円程度 |
20X エマージェンシープレーキパッケージ(FF・5名/FF・7名/4WD・5名/4WD・7名) | 新車275万円/買取価格106万円程度 |
【3代目オーテック扱い特別仕様車(2リッターガソリン車)】
20X エクストリーマーX(4WD・5名/4WD・7名) | 新車300万円/買取価格99万円程度 |
20X エクストリーマーX エマージェンシープレーキパッケージ(4WD・5名/4WD・7名) | 新車309万円/買取価格102万円程度 |
【2代目通常モデル(2リッターディーゼル車・全て4WD5名乗りで6MTまたは6AT)】
20GT S | 新車301万円/買取価格77万円程度 |
20GT | 新車356万円/買取価格106万円程度 |
【2代目オーテック扱い特別仕様車(2リッターディーゼル車・全て4WD5名乗りで6MTまたは6AT)】
20GT S エクストリーマーX | 新車319万円/買取実績なし |
20GT エクストリーマーX | 新車375万円/買取実績なし |
20GT ブラックエクストリーマーX | 新車384万円/買取実績なし |
平均買取価格 | 91万円程度 |
平均残価率 | 約31% |
12年落ちエクストレイル(2010年式)の目安査定額
12年落ち2010年式エクストレイルは、2007年8月から2014年4月まで販売されていた先代モデル(2代目)で、2010年7月のマイナーチェンジでフロント周りを中心にデザイン変更やグレード体系の見直し、クリーンディーゼル車「20GT」へのマニュアルモードつき6速AT車追加、オーテック扱い特別仕様車の「アクシス」系から「エクストリーマーX」系への切り替えが行われています。
オプション込みでのおおよその新車価格と2022年11月現在での平均買取相場は以下の通りです。
【通常モデル】
20GT(2Lディーゼル・4WD・6MT/2Lディーゼル・4WD・6AT) | 新車338万円/買取価格57万円程度 |
20X(2L・FF/2L・4WD) | 新車258万円/買取価格26万円程度 |
20S(2L・FF/2L・4WD) | 新車239万円/買取価格12万円程度 |
25X(2.5L・4WD) | 新車287万円/買取価格27万円程度 |
20Xtt(2L・FF/2L・4WD・6MT/2L・4WD・CVT) | 新車263万円/買取価格28万円程度 |
ドライビングギア(2L・4WD) | 新車267万円/買取実績なし |
25Xtt(2.5L・4WD) | 新車285万円/買取実績なし |
【オーテック扱い特別仕様車】
アクシス(2L・FF/2L・4WD/2.5L・4WD) | 新車307万円/買取実績なし |
アクシス パフォーマンススペック(2L・4WD/2.5L・4WD) | 新車337万円/買取実績なし |
20GT エクストリーマーX(2Lディーゼル・4WD・6MT/2Lディーゼル・4WD・6AT) | 新車360万円/買取実績なし |
20GT エクストリーマーX プラスナビHDD(2Lディーゼル・4WD・6MT/2Lディーゼル・4WD・6AT) | 新車375万円/買取実績なし |
20X エクストリーマーX(2L・4WD) | 新車288万円/買取価格32万円程度 |
20X エクストリーマーX プラスナビHDD(2L・4WD) | 新車303万円/買取価格14万円程度 |
25X エクストリーマーX(2.5L・4WD) | 新車306万円/買取実績なし |
25X エクストリーマーX プラスナビHDD(2.5L・4WD) | 新車320万円/買取実績なし |
平均買取価格 | 28万円程度 |
平均残価率 | 約10% |
エクストレイルを高く売るためのポイント
基本的に舗装路使用がメイン、オフロード走行はできないことはないものの最低地上高の余裕や大径タイヤ、4WDの電子制御が頼りというクロスオーバーSUVとしては珍しいことにオフロードイメージが強く、シートやラゲッジの撥水加工などアウトドア利用でも汚れがつきにくいのがエクストレイルの特徴です。
しかし、汚れはともかく傷がつきにくいというわけではないため、高価買取を狙うならやはり普段から内外装に傷がつきにくいような使い方や、消臭などの対策をしておくことが大事です。
エクストレイルの走行距離による値動きの変化
歴代エクストレイルの2022年11月現在における走行距離ごとの買取相場を、4万km台以上で紹介します。
20万km台 | 13.0万円~14.8万円 |
15万km台 | 7.3万円~32.2万円 |
14万km台 | 5.6万円~82.3万円 |
13万km台 | 5.2万円~79.3万円 |
12万km台 | 5.2万円~78.4万円 |
11万km台 | 5.7万円~106.3万円 |
10万km台 | 5.9万円~100.2万円 |
9万km台 | 5.7万円~110.2万円 |
8万km台 | 5.8万円~121.3万円 |
7万km台 | 5.9万円~131.3万円 |
6万km台 | 5.9万円~148.1万円 |
5万km台 | 5.8万円~159.4万円 |
4万km台 | 8.7万円~180.8万円 |
タフ&ワイルドなイメージが強い車であり、ノートやセレナともども日産に残された数少ない売れ筋車種ということもあって、走行距離が10万kmを越えても現行モデルで年式、程度など他の条件が良ければソコソコの買取価格が提示されるようです。走行距離に応じた目安としては、5万km、12万kmを超えると買取上限額が大きく落ちる傾向にあります。
事故車・修復歴ありのエクストレイルの場合は?
エクストレイルは若者にアクティブなライフスタイルを提供し、愛されながら長い期間販売されている車両です。
しかし、使われ方としても特に先代モデルでは多かれ少なかれ悪路を走行したり、降雪路を走ったりなどの使われ方をしているのも事実です。
そこで考えなければならないのが、事故車になってしまった場合の買取相場です。
例えば、先代エクストレイルでの事故車、現状買取平均額は約8万円程度のようです。
運悪く事故車扱いになってしまう程の損傷があった位の現行(高年式)現状車では、85万円程度の査定額がついているようです。
また、10年落ち事故車で5万円程度が、なんとか自走可能なレベルでの事故現状車で約10万円程度が買取相場となります。
そして修復歴有、10年落ちで20万円程度、2年落ちですと80万円程度と、やはりエクストレイルは人気車なので、なかなかの価格が出ているようです
エクストレイルの残価率・リセールバリューは?
車を資産として見た場合に重要になる指標が残価率です。
つまり何年乗っても残価率が高ければ、持っていて損をしにくい自動車ということになります。
例えば、新車でエクストレイルを購入した場合、20Xハイブリッド エクストリーマーXの車両本体価格は2017年当時¥3,283,200であり、2年3万キロ乗って売却した場合に買取最高値は¥1,800,000でした。
つまり2年間で¥1,483,200を償却をし、その残価率は54.8%ということになります。
次に3年で6万キロの、新車時¥3,034,800の20XttシティーエマージェンシーブレーキPKGの買取最高値が¥1,220,000、同様の計算で40.2%となります。
また、3年で1万キロの場合買取最高値は¥1,650,000で残価率は54.4%となり、平均値で残価率50.1%となりました。
自動車は毎月毎月多かれ少なかれ減価償却していく消費財です。
何より大事なはどの車を買うかになりますが、手放すタイミングも大事です。
価値を時々はかってみて、一番メリットのある時に手放すのが吉になりますよ。
エクストレイルを売るのにベストなタイミングは?
人気モデルが少なく買取査定が厳しい車の多い日産車ですが、さすが人気車種、それも現在のトレンドに沿った3列シート7人乗り仕様もラインナップされたSUVということもあり、3年落ちで43%、6年落ちの現行モデル初期型&旧モデルディーゼル車でも31%という平均残価率は立派な数字です。
ただし旧型では、需要が多いクリーンディーゼル車はともかくガソリン車の残価率下落が大きく、10年落ちではおおむね平均10%以下、平均買取価格も20万円前後まで落ちてしまうため、旧型ガソリン車ユーザーで売却を検討している場合は、まだ値段がつく現段階で早めの売り切りを考えた方がいいかもしれません。
現行モデルであれば多少古くなり走行距離が伸びてもソコソコの査定額が出るようですが、既に2020年中の発表が予告されており、早ければ夏にも発売されるとも言われる次期エクストレイルがデビューしてしまうと、買い替え需要で中古車市場がダブつき気味になるため査定額も厳しめになります。
次期エクストレイルの動向をチェックしつつ、買い替えや売却の予定があるなら早めの段階で内外装チェックや車内清掃、新たな汚れや傷がつきにくい使い方をするなど、査定に向けた準備をもう始めておくのがオススメです。
エクストレイルの人気について
近年の世界的なSUVブームに乗って、各メーカーから様々なSUVがデビューしています。大型のSUVは街中だとオーバーサイズで扱いにくく、燃費も悪いことから、日本で乗るには不向きの感もありますが、ミドルサイズのSUVは街中での扱いやすいサイズや運転のしやすさから、高い人気を誇っています。ミドルクラスのSUVの中でも高い人気を誇るのが日産の新型エクストレイルでしょう。ここでは、新型エクストレイルの特徴や旧型との相違点、人気の理由などを解説します。
新型エクストレイルの特徴
エクストレイルは2000年に初代が登場して以来、日産が誇るミドルサイズのSUVとして進化を続け、現行モデルは2013年に発売された3代目となります。悪路走破性など、SUVとしての機能はそのままに、街乗りのしやすさに重点を置いた車種となっています。
歴代のエクストレイルには、2WDモデルがラインナップされています。SUVブームとはいえ、街中で乗るなら4WDの必要はありません。軽量で燃費のいい2WDを安価でラインナップしていることは日産の良心といえるでしょう。
新型エクストレイルの特徴について
新型エクストレイルの大きな特徴は、ハイブリッドモデルがラインナップに加わったことです。日産独自のe-POWERではなく「パラレル方式」と呼ばれるシステムを採用しており、必要に応じて内燃機関と電気モーターで駆動力を得るものです。2L直列4気筒の直噴エンジンの最高出力は147ps/6000rpm、最大トルクは21.1/4,400rpm。それにモーターのアシストが加わります。出力よりもトルクに重点を置いた仕様で、街中や悪路では出力よりも低速トルクの太さが重視されるため、実用的で扱いやすいパワートレインといえるでしょう。
ガソリン仕様は2.0直列4気筒エンジンがラインナップされています。最高出力147ps/6000rpm、最大トルク21.1/4,400rpmですが、2WDモデルであれば1450kgという比較的軽い車重なので、動力性能は必要にして十分です。
新型エクストレイルの旧型との違い
新型エクストレイルは、ヘッドライトからフロントグリルまでがつながったV字のラインを描いたフロントマスクが特徴的。また、旧型モデルまでは角ばったボクシーなボディ・スタイルでしたが、新型エクストレイルはより丸みを帯びた現代的でスタイリッシュなボディ・フォルムとなりました。
メカニズム面ではハイブリッドが採用されたことの他、エンジンに新開発のMR型が搭載されたこともトピックといえるでしょう。最大トルクの90%を2000rpmから発生させる低速トルクに優れたエンジンで、2Lながら2.2Lクラスの力強さを誇るユニットです。低燃費のためには低速でのアクセル開度の低さが重要ですが、MR型はアクセルの踏み込み量が少なくても十分な力が出るので、燃費に大きく貢献しています。
ただ、新型になってディーゼルエンジン仕様車がラインナップから落ちてしまったのは残念なことです。2007〜2015年まで発売された旧型エクストレイルには、コモンレール・ディーゼルエンジンを搭載したモデルがラインナップされていましたが、これは欧州市場を対象にしたモデルで、6速のMTしか用意されずに販売がふるいませんでした。日本でも徐々にディーゼルの需要が伸びているので、ぜひATを組み合わせて再びラインナップに加えて欲しいものです。
新型エクストレイルが人気の理由とは?
新型エクストレイルは全長4690×全幅1820全高1730〜1740mmとSUVとしては扱いやすいサイズなので、ファミリーカーとしての需要が多くなっています。現行型のデビューは2013年ですので、登場後6年が経過したモデルですが、2018年度には年間4万6487台が販売されました。
新型エクストレイルの人気の理由はどこにあるのでしょうか。
新型エクストレイルが人気の理由
現在、エクストレイルに限らすSUVの人気が高まっていますが、その理由の一つとして、運転席の目線がセダンよりも高くなる構造上、とても運転がしやすいということが挙げられるでしょう。車の運転は着座位置が高くなるほど、前方視界が開けて運転しやすくなります。これは運転に慣れていない人にとっては大きなメリットです。
また、同クラスのSUVと比較して安価なことも挙げられます。ホンダCR-Vが323万円~、スバル・フォレスターが280万円〜なのに対してエクストレイルは223万円〜と最も安く買えることが大きいと考えられます。
そしてクセがなく、誰からも好まれるボディ・スタイルも人気の理由です。同クラスのSUVは押し出しの強さを前面に出していて好き嫌いが分かれるボディ・スタイルとなっていますが、新型エクストレイルは良くも悪くも万人から好まれるデザインを採用しています。
アクが強すぎるボディ・スタイルだと冠婚葬祭など改まった席に行くには躊躇するかもしれませんが、新型エクストレイルはどこにでも溶け込めるボディ・スタイルなので気にせず乗っていけることも人気の理由でしょう。
新型エクストレイルの燃費は?
2WDガソリン仕様=16.4km/L、2WDハイブリッド=20.8km/L、4WDガソリン仕様=15.6km/L、4WDハイブリッド=20km/Lとなり、グレードによって開きがあるようです。ハイブリッドに関しては2WDと4WDで約50kgの車重差がありますが、あまり燃費に変わりはないようです。
排気量と車重を考えると、全体的に優れた燃費であるといっていいでしょう。
新型エクストレイルで人気のグレードとは?
新型エクストレイルは動力源や苦労方式で大きく4つのグレードに分類できます。まずハイブリッドとガソリン仕様に分けられ、さらに4WDと2WDに分けられます。
このそれぞれに3段階のグレードをラインナップしています。
新型エクストレイルのグレードについて
新型エクストレイルは20S、20X、20Xiと3種類のグレードが揃っています。
このうち、日産が誇る運転支援ハイテク技術「プロパイロット」は、20Xにオプション設定、20Xiは標準となりますが、20Sでは選択できませんので注意が必要です。また、インテリジェントL(車線逸脱防止支援システム)やRCTA(後退時車両検知警報)といった安全装備も同様に20Sでは選択できません。
20Sと20Xiの価格差は50万円近くありますが、この装備の差はかなり大きく、十分な説得力があるでしょう。
なお、カーナビは全グレードでオプション設定となっています。最近では純正ナビにこだわる人は少なくなりつつあり、カーナビアプリを入れたタブレットを代用する人が増えています。
新型エクストレイルの人気のグレードは?
最も人気の高いグレードはガソリン、ハイブリッドともに中間グレードの20Xで、駆動方式は4WDが人気です。20Xの2WDモデルは273万円、4WDモデルは286万円と13万円の差なので、どうせ買うなら4WDという選択をする人が多いようです。
ただ、燃費はガソリンモデルで2WD=16.4 km/L、4WD=15.6km/L、ハイブリッドは2WD=20.8km/L、4WD=20km/Lと2WDの方が上回っています。また、車は一般的に車重が軽いモデルの方が経年劣化による傷みは少ない傾向にあります。
「街乗り中心で雪道や悪路はあまり走らない」という方や「長く乗りたい」という方は割り切って2WDモデルを選択することをおすすめします。
さらに、20Xのガソリン仕様には2列シートの5人乗車の仕様と3列シートの7人乗車の仕様があります。7人乗車は、ラゲッジルームに補助シートが設置されますが、あくまでも補助シートで、大人が長時間乗車するのは難しいと思った方がいいでしょう。
そして、どのモデルにもオーテックバージョンが用意されています。オーテックは日産のグループ企業で、特装車を手がけています。新型エクストレイルのオーテックバージョンは専用のボディカラーや内装、19インチタイヤなどで特別に仕立てた仕様。他人とは違ったエクストレイルが欲しいという方は検討してみる価値がありそうです。
4WDモデルにはエクストリーマーという仕様もラインナップされています。こちらはカーキ色などのボディカラーに防水加工が施された黒を中心とした内装、ブラック塗装などが施されたホイールなどが特徴のモデルで、より野性味にあふれたSUVらしい外観となっています。
グレード | 価格(税込) |
20S(2WD) | 2,231,280円 |
20X [2列](2WD) | 2,652,480円 |
20X [3列](2WD) | 2,724,840円 |
20Xi(2WD) | 2,828,520円 |
20S HYBRID (2WD) | 2,623,320円 |
20X HYBRID(2WD) | 2,925,720円 |
20Xi HYBRID(2WD) | 3,096,360円 |
AUTECH(2WD) | 3,078,000円 |
AUTECH [3列](2WD) | 3,171,960円 |
AUTECH i Package(2WD) | 3,275,640円 |
AUTECH HYBRID(2WD) | 3,427,920円 |
AUTECH HYBRID i Package(2WD) | 3,598,560円 |
20S | 2,437,560円 |
20X [2列] | 2,858,760円 |
20X [3列] | 2,931,120円 |
20Xi | 3,034,800円 |
20S HYBRID | 2,829,600円 |
20X HYBRID | 3,132,000円 |
20Xi HYBRID | 3,302,640円 |
20X エクストリーマーX [2列] | 3,011,040円 |
20X エクストリーマーX [3列] | 3,083,400円 |
20Xi エクストリーマーX | 3,187,080円 |
20X HYBRID エクストリーマーX | 3,316,680円 |
20Xi HYBRID エクストリーマーX | 3,487,320円 |
AUTECH [2列] | 3,481,920円 |
AUTECH [3列] | 3,378,240円 |
AUTECH i Package | 3,481,920円 |
AUTECH HYBRID | 3,634,200円 |
AUTECH HYBRID i Package | 3,804,840円 |
エクストレイルの新車は今が買い時?(まとめ)
手頃なサイズで大人気のエクストレイルは3代目!
現行モデルは新開発エンジンやハイブリッドで走行性能も燃費も向上!
充実の29グレードから好みにあったモデルを選べる!
新車販売価格はグレードに応じて220〜380万円、お手頃モデルも!
現行モデルのエクストレイルは2013年の登場で、近い将来のフルモデルチェンジが予想されています。次期モデルはe-POWERを搭載し、より電気自動車色を強めたモデルとなって燃費や走行性能を向上させてくるでしょう。
逆にいえば、現行モデルは今が買い時といえるかもしれません。
モデル末期になると、車の機械的な熟成度も増し、おまけに値引きの幅も大きくなります。次期モデルを待つか、現行モデルを有利な条件で購入するか、難しいところではありますが、現行モデルに関しては今が買い時であるのは間違いないでしょう。