引用:https://toyota.jp/passo/

買取相場 | 2023.03.29

コスパ抜群!取り回しにすぐれるスモールハッチバック、パッソの査定相場は?

Posted by UruCar

パッソは『パッソプチプチプチトヨタ♪』のCMで2004年にデビューをした、トヨタのスモールハッチバックです。 コンパクトでなく、スモール。そう、トヨタで言うとヴィッツよりも小さい車となり、3気筒1000㏄のエンジンを搭載し、カタログ燃費では20Km/Lを超える、2000年初頭に登場したモデルとして見ると極めて省燃費性の高い車でした。 さらに、初代は最上級グレードでも約123万円と、非常に安価で戦略的な価格帯であったことも手伝い、セカンドカーや初めての一台として人気を博しました。

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以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください

パッソの中古市場での人気について

パッソは全長が非常に短く小回りがきき、燃費性能も高いことから、セカンドカーや初心者に最良のパッケージングを持つモデルです。このことから、中古市場でも一定の需要があり、初代モデルであっても現役で流通しています。

2代目・3代目と代を重ねるごとに高級感も高まり、ファーストカー使用の需要も高まってきている印象です。

買取査定額が期待できるパッソの人気グレード

現行パッソで人気の高いグレードは、専用のフェイスを持ち、何といってもおしゃれでモダンなイメージを装う『モーダ』となります。中でも装備が充実しているGパッケージの査定価格は高く推移しており、最上級グレードなりの買取価格が期待できます。

買取査定額が期待できるパッソの人気カラー

パッソは洋服のように『着こなす』というイメージでカラー選びをされる方が多く、他車ほど車体色での買取価格変化はないと言ってもいいかもしれません。

特にモーダですと、デザインにブリティッシュなイメージもあるために、ダークエメラルドマイカ、もしくは追加でルーフをブラックマイカにしたツートンの人気も高く、他色に比べて査定価格は3万円前後高で推移しているようです。

2年落ちパッソ(2021年式)の目安査定額

2年落ち2021年式パッソは、ダイハツからリッターカー「ブーン」のOEM供給を受けているトヨタのコンパクトカーで、ヤリスよりも小柄で安価なエントリーモデルとなっているほか、スーパーハイトワゴン「ルーミー」、コンパクトSUV「ロッキー」のベースモデルでもあります。

現行の3代目は2016年4月に発売されて間もなく7年、現行「ヤリス」(2020年2月)発売後は存在感がやや希薄とはいえ地道にラインナップされ続けていますが、2年落ち程度でも残価率が約41%に留まるなど、リセールバリューは低め推移です。

2020年4月にはシートヒーターを装備した合成皮革+ファブリック表皮のドレスアップ仕様シートやスーパーUVカットパッケージなどを標準装備した特別仕様車「モーダ チャーム」を追加。

2021年4月にはグレード整理を行い、廉価グレード「X」にも予防安全パッケージ「スマートアシストIII」とコンライト(オートライト)を装備して全車標準装備化し、UVカット機能付プライバシーガラスをリアドアとバックドアへ採用するなどの改良も行われました。「オプション込みでおおよその新車価格」と、2023年3月現在での平均買取相場は、以下の通りです。

X:新車145万円/買取価格44万円程度
X S:新車149万円/買取実績なし
X Lパッケージ・S:新車161万円/買取実績なし
X Lパッケージ:新車161万円/買取価格71万円程度
X Gパッケージ:新車175万円/買取実績なし
MODA:新車182万円/買取価格63万円程度
MODAチャーム:新車188万円/買取価格91万円程度
MODA Gパッケージ:新車200万円/買取価格92万円程度

平均買取価格:約72万円
平均残価率:約41%

4年落ちパッソ(2019年式)の目安査定額

4年落ち2019年式パッソは、2016年4月に現行(3代目)へとモデルチェンジしたのを契機に、ダイハツとの共同開発車から、ダイハツの開発・生産によるOEM供給へと移行・1.3リッター車廃止など、トヨタ車のエントリーカーとして原点に戻ったモデルの4年目モデルです。

2018年10月のマイナーチェンジで予防安全パッケージが単眼カメラ+レーザーセンサーのスマートアシストIIから、ステレオカメラ式の「スマートアシストIII」へ更新されて歩行者にも対応し、廉価グレード「X」以外の全車へ標準装備されたほか、「パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ」がメーカーオプション設定されるなど安全装備が充実したほか、ドレスアップモデルの「MODA(モーダ)」はフロントグリルなどデザイン変更を受けました。

なお、2019年10月には消費税変更(8%→10%)によって、車両価格が変更されています。「オプション込みでおおよその新車価格」と、2023年3月現在での平均買取相場は、以下の通りです。

X:新車141万円/買取価格20万円程度
X S:新車148万円/買取価格47万円程度
X Lパッケージ・S:新車159万円/買取価格55万円程度
X Gパッケージ:新車173万円/買取価格71万円程度
MODA:新車180万円/買取価格82万円程度
MODA Gパッケージ:新車198万円/買取価格75万円程度

平均買取価格:約58万円
平均残価率:約34%

6年落ちパッソ(2017年式)の目安査定額

6年落ち2017年式パッソは、2016年4月から販売されている現行モデル(3代目)の初期型で、1リッターと1.3リッター車があった先代から1リッターエンジンのみに統一、新グレードとして通常モデルと大きく異なる曲線基調デザインの「MODA(モーダ)」が追加されました。オプション込みでのおおよその新車価格と2023年3月現在での平均買取相場は、以下の通りです。

X(FF/4WD) 新車136万円/買取価格24万円程度
X S(FF/4WD) 新車144万円/買取価格24万円程度
X Lパッケージ(FF/4WD) 新車147万円/買取価格33万円程度
X Lパッケージ・S(FF/4WD) 新車155万円/買取価格39万円程度
X Gパッケージ(FF/4WD) 新車169万円/買取実績なし
モーダ(FF/4WD) 新車167万円/買取価格55万円程度
モーダS(FF/4WD) 新車167万円/買取価格55万円程度
モーダ Gパッケージ(FF/4WD) 新車192万円/買取価格62万円程度
平均買取価格 40万円程度
平均残価率 約25%

10年落ちパッソ(2013年式)の目安査定額

10年落ち2013年式パッソは、2010年2月から2016年4月まで販売されていた先代(2代目モデル)で、標準グレードの「X」と上級グレードの「+Hana(プラスハナ)」および「G」で構成され、1リッターエンジンのほか「+Hana」と「G」には1.3リッターエンジン搭載車もラインナップされていました。オプション込みでのおおよその新車価格と2023年3月現在での平均買取相場は、以下の通りです。

X Vパッケージ(996cc・FF) 新車112万円/買取実績なし
X(996cc・FF/4WD) 新車131万円/買取価格8万円程度
X クツロギ(996cc・FF/4WD) 新車136万円/買取価格12万円程度
プラスハナ Cパッケージ(996cc・FF) 新車132万円/買取価格11万円程度
X Lパッケージ(996cc・FF/4WD) 新車143万円/買取実績なし
プラスハナ(996cc・FF/996cc・4WD/1,329cc・FF ) 新車157万円/買取価格8万円程度
G(1,329cc・FF) 新車147万円/買取価格10万円程度
平均買取価格 10万円程度
平均残価率 約7%

パッソを高く売るためのポイント

基本的には、安価なビジネス用途や個人の通勤や買い物用パーソナルカーとしての用途が多いベーシックカーであり、軽自動車と競合しているため、中古車の需要もソコソコという車のため、何かをすれば特別にリセールバリューが上がる車というわけではありません。

従って、高く売るというより査定が安くならないような心がけとしては、日常的な利用で傷や汚れ、臭いをつけないのが肝心で、特に融雪剤が散布された道を走る機会が多い場合は、冬場に下回りの洗車を欠かさず、サビなどが目立たないようにしましょう。

パッソの走行距離による値動きの変化

パッソの2023年3月現在における走行距離ごとの買取相場を、2016年4月以降に販売されている現行モデルを例に紹介します。

7万km台 31.7~52.6万円
6万km台 17.1~50.7万円
5万km台 23.9~35.5万円
4万km台 30.6~65.1万円
3万km台 19.0~69.0万円
2万km台 23.0~92.2万円
1万km台 19.0~87.4万円

発売から4年少々ですが、年式と走行距離の関係を見ながらチェックしていくと、年間走行距離が2万kmを超えるような車も多く、そうした車はおそらく通勤や日常業務、あるいは子供の送迎や買い物で頻繁に使われていることから査定額は下がり気味です。

走行距離が少なくとも、相場の中でかなり安い買取価格の車は、高年式の割には走行距離が多い(たとえば2年落ち2018年式で走行距離5万km台など)というパターンが多く、2万km台を超えたあたりで買取価格上限が大きく落ちることから、「年間走行距離2万kmを超えたパッソは大きく価値が下がる」と考えた方が良いかもしれません。

パッソを売るのにベストなタイミングは?

休日の優雅なドライブというよりは、日常や仕事のアシ車として連日のように酷使され、走行距離を伸ばしていく類の車だけに、たった1年落ちで既に平均残価率が約34%と落ち込み、初回車検を迎える3年落ちでは約25%にしかなりません。

それでも4ドアセダンのような不人気ジャンルに比べればまだ良いのですが、リセールバリュー狙いで、高めで売り抜ける場合、年間走行距離が2万kmを超えないような使い方で、車検まで期間を少し残しての売却で程度も良好であれば、売却のタイミングとしてベストでしょう。

年間2万kmを超えるような使い方の場合は、高価買取は難しいため、いっそなにか別の魅力的な車種が登場するまで、気楽に使い倒すと割り切る考え方もアリです。

事故車・修復歴ありのパッソの場合は?

車体が小さなことから、修復の程度が大きくなりがちなパッソ。実際に査定価格はどのように推移しているかを調べました。

例えば、現行1年落ち車の場合、エアバッグ展開の事故現状車で35万円前後の買取が、また修復歴有車で60万円前後での買取が確認できました。

パッソの場合も一般国産車の例にもれず、買取価格は修復歴無しの車の60%~65%で推移しているようです。

パッソの残価率・リセールバリューは?

パッソは販売終了となったコンパクトカー、iQなき現在、トヨタ最小の普通車として販売がされています。そのため、コンパクトカーとしての需要があるのは確かです。

では、パッソの価値の残り方はどうなのでしょうか?残価率から価値を推し量ってみましょう。

例えば、1年落ちの人気グレード、モーダのGパッケージの車両本体価格は、¥1,695,600円で、ディーラーでオプション費用を10%程加味したと仮定すると購入金額は約183万円程度になります。

その車を1年後に買取に出したとして、最高買取値が約100万円でしたので、残価率は約53%~56%程の計算になります。
1年目の落ち幅としては国産車の中で意外に強烈で、パッソの財としての評価は中の下位と言えそうです。

また、経年時の下降曲線もしっかりと右肩下がり一直線のような形となりますので、駐車場問題などがないようならば、代替え時にパッソよりも減価償却の緩やかなヴィッツを選ぶのも手かもしれません。

クルマとしては日本の道路事情にピッタリのパッソ。さらにデザインもかわいらしく、燃費性能も上々です。
言う事なしなのですが、調べてみると減価償却が早い傾向が見て取れました。
減価償却の早い車は特に査定時期が肝心です。タイミングはもちろんのこと、季節や経過年数で大きく値段が変わります。
そのため、お持ちのパッソの現在の価値が気になった方は、まず一度査定をしてみるといいかもしれません。

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パッソの査定事例

  • 2020/01に査定

    パッソ X

    511,500
    2013年(H25)42千km

  • 2020/01に査定

    パッソ 1.0X Lパッケージ・キリリ

    808,500
    2015年(H27)73千km

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