引用:https://toyota.jp/noah/exterior/

買取相場 | 2019.10.06

”ダントツに売れているミニバン”、ノアのリセールバリューは?

Posted by UruCar

FF(前輪駆動)1BOXタイプの5ナンバーサイズミニバンで、2018年度は日産セレナとトヨタ ヴォクシーに次ぐ販売台数第3位、同じくトヨタの系列違いとなるヴォクシーとエスクァイアを合わせれば“日本でダントツに売れているミニバン3兄弟”の長男、それがトヨタ ノアです。 トヨタカローラ店扱いで一般的なファミリー層向けというポジションが与えられていますが、カスタム版特別仕様車ダブルバイビーの追加やフロントマスクの変更などで迫力が増しているこのモデル、系列整理による車種統合後も主力として残りそうなだけに買取相場は気掛かりなところでしょう。

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以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください

ノアの中古市場での人気について

2001年、それまで商用車流用のFR(後輪駆動)ベース1BOXミニバンだったタウンエース ノア/ライトエース ノアの後継として誕生した、トヨタカローラ店向けのFFベース1BOXミニバン、それがノア。
代々アグレッシブなフロントマスクやクリアテールを持ち、後にはヴェルファイアの5ナンバーサイズ入門編的なポジションに立つネッツ店向けのヴォクシーとは異なり、ノアはあくまで正統派ファミリー向けミニバンとして王道的な歴史を重ね、2007年と2014年計2回のモデルチェンジを経て2019年8月現在は3代目に移行しています。

5ナンバーサイズに収まる寸法で日本特有の道路事情にマッチしつつ、エンジンをはじめメカニズムスペースを最小限に絞ることが可能なFF化による低床プラットフォームの採用で、十分な車内高と実用性の高い3列目シートを獲得。

3列目の格納方法はライバルのような床下収納ではなく、展開/格納が容易な左右はね上げ式となる利便性はもちろん、3代目からはトヨタ得意のTHSIIシステムを用いたクラス初のフルハイブリッド車設定なども相まって、経済性でも一歩抜きん出た存在となりました。

販売台数はノア単体だと日産セレナや兄弟車ヴォクシーにはかなわないものの、トヨタ店/トヨペット店扱いの兄弟車エスクァイアも含めれば日本でもっとも売れている3兄弟であり、いわばミニバン界の国民車的存在と目されることも。
トヨタの販売力のみならず、快適性や使い勝手、経済性、販売価格を高い次元でかね揃えていることが、市場で支持されている理由といえそうです。

買取査定額が期待できるノアのグレード

ノアのラインアップはエンジンが2代目までは2リッターエンジンのみ、3代目でプリウスと同じ1.8リッターハイブリッドシステムも追加設定されて、基本的にはガソリンエンジンとFFか4WD(全輪駆動)の組み合わせ、あるいはFFハイブリッド車の2種類となります。

これに装備差や外観違いで数種類のグレードに分かれ、さらに7人乗りのみのハイブリッド車やスポーティ仕様を除き、2列目がキャプテンシート仕様7人乗りと、ベンチシート仕様8人乗りが用意されています。

また、現行の3代目では2016年7月から内外装カスタム版特別仕様車となるSi “W×B II”(ダブルバイビー)が設定されているほか、同年4月にはスポーティ版のSi G’s(2017年9月以降はSi GRスポーツ)も追加されました。

買取査定で高額が期待できるのは、2代目から設定された3ナンバー登録となるワイドフェンダー、エアロパーツを装着した純正ドレスアップ仕様のSi(2代目ではSもあり)および、Siベースのカスタム仕様ダブルバイビーおよびG’s(GRスポーツ)。
これらはハイブリッド車も含め、その他グレードとは一線を画した買取価格となっています。

買取査定額が期待できるノアのカラー

ドレスアップ仕様やカスタム仕様が人気とはいえ、基本的には万人向けファミリーミニバンとしてどこにでも乗り付けることができ、かつワル目立ちしない実用性が求められるゆえか、高額査定のボディカラーはホワイトパールクリスタルシャインやブラックといった無難な色が人気です。

もちろん、他のボディカラーでも程度さえ良ければ高価買取の可能性もありますが、買取実績の大多数が白か黒、あるいは銀で占められているという実態もあり、用途が限られる他車体色の場合は買取価格に反映されにくい、という現実だけは頭に置いておく方がよいでしょう。

1年落ちノアの目安査定額

1年落ち2018年式のノアは2017年7月のマイナーチェンジでグレードが整理される一方、同年9月には従来のスポーティ仕様Si G’sがSi GRスポーツと名称変更してデザインも少々変更され、さらに同年11月には特別仕様車ダブルバイビーがリニューアルされた状況にあります。

オプション込みでおおよその新車価格と、2019年8月現在での平均買取相場は以下の通りになります。

X(FF/4WD・定員8人/7人/7人サイドリフトアップチルトシート装着車) 新車291万円/買取価格156万円程度
Si(FF/4WD・定員8人/7人) 新車314万円/買取価格220万円程度
G(FF/4WD・定員8人/7人) 新車316万円/買取価格204万円程度
ハイブリッド X(FF定員7人のみ) 新車332万円/買取価格184万円程度
ハイブリッド G(FF定員7人のみ) 新車346万円/買取価格221万円程度
ハイブリッド Si(FF定員7人のみ) 新車360万円/買取価格218万円程度
Si GRスポーツ(FF定員7人のみ):新車358万円 新車358万円/買取価格224万円程度
Si ダブルバイビー(FF/4WD・定員8人/7人) 新車325万円/買取価格224万円程度
ハイブリッド Si ダブルバイビー(FF定員7人のみ) 新車370万円/買取価格225万円程度

3年落ちノアの目安査定額

3年落ち2016年式ノアは一部改良で衝突被害軽減システムなど、安全装備を上級グレードおよびハイブリッド全車に標準、廉価グレードにもオプション装備を設定したほか、ハイブリッド車にもドレスアップグレードSiを用意。
廉価グレードのX Vパッケージや快適性を向上した特別仕様車X デイライトプラスは継続販売されていました。

その状態でのオプション込みでおおよその新車価格と、2019年8月現在での平均買取相場は以下です。

X Vパッケージ(FF/4WD・定員8人/7人) 新車261万円/買取価格101万円程度
X(FF/4WD・定員8人/7人/7人サイドリフトアップチルトシート装着車) 新車289万円/買取価格124万円程度
X デイライトプラス(FF/4WD・定員8人/7人) 新車296万円/買取価格149万円程度
G(FF/4WD・定員8人/7人) 新車309万円/買取価格141万円程度
Si(FF/4WD・定員8人/7人) 新車310万円/買取価格168万円程度
ハイブリッドX(FF定員7人のみ) 新車330万円/買取価格142万円程度
ハイブリッドG(FF定員7人のみ) 新車338万円/買取価格152万円程度
ハイブリッドSi(FF定員7人のみ) 新車355万円/買取価格175万円程度
Si G’s(FF定員7人のみ) 新車343万円/買取価格167万円程度
Si ダブルバイビー(FF/4WD・定員8人/7人) 新車320万円/買取価格173万円程度
ハイブリッド Si ダブルバイビー(FF定員7人のみ) 新車365万円/買取価格190万円程度

10年落ちノアの目安査定額

10年落ち2009年式ともなると2代目マイナーチェンジ直前のモデル末期となり、標準グレードのXにデュアルパワースライドドアなどを追加した特別仕様車 X スマートエディションや、ドレスアップ仕様のS、Siを除けば、買取価格はかなり控えめとなっています。
オプション込みでおおよその新車価格と、2019年8月現在での平均買取相場は以下の通り。

YY(FF/4WD・定員5人) 新車232万円/買取データなし
X(FF/4WD・定員8人) 新車236万円/買取価格17万円程度
X Lセレクション(FF/4WD・定員8人/7人サイドリフトアップチルトシート装着車) 新車266万円/買取価格19万円程度
X スマートエディション(FF/4WD・定員8人) 新車260万円/買取価格32万円程度
S(FF/4WD・定員8人) 新車268万円/買取価格30万円程度
S Gエディション(FF/4WD・定員8人) 新車281万円/買取価格40万円程度
Si(FF/4WD・定員8人/7人サイドリフトアップチルトシート装着車) 新車292万円/買取価格38万円程度
G(FF/4WD・定員8人) 新車299万円/買取価格20万円程度

事故車・修復歴ありのノアの場合は?

ノアの事故車買取実績は、10年落ちで平均7万円程度、9年落ちではエンジン全損でも18万円という事例もありますが、おおむね通常の買取相場の25%程度での買取金額となるようです。
もっとも、10年落ちですと走行距離10万km超など過走行車はグレードにより6~9万円といったように、通常でも一桁台の買取実績があり、ある程度の走行距離を超えたり、程度が良くない場合は事故車と買取相場はあまり変わらないともいえます。

ノアの残価率・リセールバリューは?

新車はもとより中古車市場でも人気車種だけに、ノアは値落ちがしにくい車種のようで、1年落ち程度では残価率が54~70%、3年落ちでも39~54%とかなりリセールバリューが高くなっています。

車種によっては維持費の安い低排気量グレードの方が残価率が高いこともありますが、2リッターガソリンエンジンか1.8リッターハイブリッドしか選択肢のないノアには無縁の話で、廉価グレードよりもドレスアップ系3ナンバーボディのSiの方が、1年落ちで残価率約70%(200~240万円程度)、3年落ちで54%(150~200万円程度)と大健闘しています。

この傾向は2代目の9年落ちでも同様で、他のグレードがほとんど残価率7%程度(10~40万程度)のところ、SおよびSi系のグレードだけは残価率10~15%(6~86万)と、走行距離が少なく程度良好ならば、まだまだ高値買取が期待できます。

兄弟車ヴォクシーに比べれば保守的に見られがちなノアですが、ユーザーが求めているのはその中でもドレスアップ仕様やスポーティ仕様であり、改良を受けるたびノアのフロントマスクがメッキ多様のカスタムルックになっていく理由も納得です。
リセールバリューを期待した購入計画を立てるならば、新車あるいはどの年式の中古車にせよ、S/Si系グレードを選んでおけば間違いないでしょう。

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ノアの査定事例

  • 2020/01に査定

    ノア X Lセレクション・サイドリフトアップシート装着車

    2,066,900
    2014年(H26)25千km

  • 2020/01に査定

    ノア X Lセレクション

    1,598,300
    2013年(H25)14千km

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