引用:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/

買取相場 | 2019.07.27

世界で一番売れているライトウエイトオープンスポーツ ロードスターの査定額は?

Posted by UruCar編集部

マツダ ロードスターは1989年デビューの初代NA型にはじまり、現在まで30年にわたって販売が続けられている、世界で一番売れているオープンカーです。決して圧倒的に速いわけではないですが、車の基本性能である“走る・曲がる・止まる”が忠実に追求されているので、人間とクルマの距離が極めて近く、乗るのがとても楽しくなるモデルです。 今回は、そんなロードスターについて買取価格の推移をみてみました。

以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください

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ロードスターの中古市場での人気について

ロードスターはNA型からNB、NCEC、ND型まで固有のファン層がつくなど各世代にそれぞれの良さがあり、その進化ぶりはもちろん、つねに人馬一体感が追求されていることが最大の特長です。
さほどクルマに詳しくない、もしくは興味の薄いユーザーがドライブしても、操っている感覚が強く、とにかく乗って楽しくなれる古典的な1台。また、クルマが嫌がる入力をすれば相応の反応を示すため、車の動きの基本を知るのにとても良い教科書のような存在でもあり、これからサーキットデビューを見据えているユーザーだけでなく、老若男女を問わず、幅広くオススメできるモデルといえるでしょう。

買取査定額が期待できるロードスターの人気グレード

ベーシックなSに始まり、モータースポーツベースのNR-Aや高級感のあるレザーシートを装備したSレザーパッケージなど、カスタマーニーズに合わせて多彩なグレード展開をしているロードスター。
アフターマーケットでは最上位に位置づけられるRSが、充実した装備と基本性能の高さから一番の人気グレードとなります。さらに絶対数としては少ないながら、もっともスパルタンといえるNR-Aも一定の需要があるためにデータ上では値崩れしにくい傾向がみてとれます。

買取査定額が期待できるロードスターの人気カラー

近年のマツダ車において全般的にもてはやされているソウルレッドクリスタルメタリックやジェットブラックマイカ、スノーフレイクホワイトパールマイカが人気の高いカラーとなり、他カラーと比較して約5万円前後のプラス査定で推移しています。

3年落ちロードスターの目安査定額

現行ND型初期となる3年落ちのロードスターはどのような査定で推移しているのでしょうか?
例えば、3年落ち車ですと平均で180万円~190万円前後での買取が活発なようで、オープン2シーターという非常に限定的な用途に限られる自動車のなかでは良好な推移を示すモデルといえるでしょう。

7年落ちロードスターの目安査定額

7年前の個体は10年にわたって販売されていた先代NC型の後期モデルとなり、まだ古さを感じないデザイン性をまとった1台です。
しかし、歴代販売のなかでもシャープさを増した現行型や、薄さの際立つ先々代NB型と比べて少し鈍重なイメージがあるのも事実であり、査定金額は年式相応を推移しています。
具体的には90万円~120万円ほどの査定額がボリュームゾーンで、車両の性格上、劣化が発生しやすい幌や下回りの錆の発生など、再販にあたって修理費がかかってしまう部分のコンディション次第で、大きく査定価格に影響が出ています。

10年落ちロードスターの目安査定額

10年落ちのロードスターはNC型初期モデルとなります。
前述したとおり、経年劣化部分が発生している個体が増える時期でもあります。

10年落ちといえども、2009年とまだまだ現役モデルではあることに違いなく、幌の劣化度合いなどはそれ以前のNA型、NB型に比べると良好といえますが、縮みやスレ・破れなども多少なり出てきますし、ノーメンテである場合は90%以上の確率で雨漏りすると考えておいたほうがよく、幌車の宿命といえるでしょう。
実際のデータでは50万円~70万円前後で査定額が変動しているようです。

事故車・修復歴ありのロードスターの場合は?

事故に対してシビアな値動きをみせるのもオープンカーならではのこと。
車体の剛性を左右する、本来あるべきルーフがないがゆえに施された車体下部の補強が災いし、事故時には衝撃が分散されず車体全体に被害が及ぶためです。
また、上手く外観に修復が施されていたとしても、雨漏りや錆といった不具合が発生する可能性が高くなるために、減額幅じたいも大きくなりがちで、通常の買取査定額の40%前後で推移しているようです。
具体的には、3年経過車で査定額が70万円~90万円ほどになってしまいます。

ロードスターの残価率・リセールバリューは?

世界で一番売れているライトウエイトオープンスポーツであるロードスターは中古市場でどのような値動きをしているのでしょうか? 残価率の観点から紐解いていきたいと思います。
今回は状態の良いNA型やNB型ですとネオクラシックカーとしてプレミアがついてしまいますので、NC型とND型について記述していこうと思います。
ロードスターで人気の高いRSを新車購入した場合の購入金額が¥3,256,200で、その後約1年0.3万キロ乗って売却した場合の買取最高値は¥2,320,000でした。
つまり、1年間で¥936,200を償却しており、その残価率は71.2%ということになります。

また、4年時走行3.1万キロ車両の買取最高値が¥1,715,000、残価率は52.7%に。
その他、7年時走行6万キロ車両での買取最高値は¥1,200,000、同様の計算式で残価率は36.9%になりました。

そんな傾向から、登録時にもっとも減価償却が進み、その後はゆるやかな下降線を示す一般的な償却グラフを描くことがわかります。
量販スポーツカーにして人馬一体感覚に満ちたオープンカーであることを考えると、堅実な値動きをしていることがわかりました。

1989年のデビュー時から世界的なライトウエイトスポーツモデルの代名詞的存在となったロードスター。
なによりも運転していて楽しさを感じることの出来る、今となってはすこぶる貴重な1台です。
そんなロードスターも財産とみなした場合には、償却が続いていきます。

NA型のように長期間にわたって大切に保管をし、マツダで用意されたレストアプログラムを用いずにフルオリジナルの動態保存されているような個体であれば、価値が跳ね上がる可能性もありますが、現実的には難しいでしょう。
ロードスターで腕を磨き、ステップアップとして他のスポーツカーへの乗り換えを考えられるユーザーも数多くいるかと思われます。
手放すことが頭をよぎった場合、一度査定に出されてみるといいかもしれません。

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