引用:https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/

買取相場 | 2023.01.29

世界で一番売れているライトウエイトオープンスポーツ ロードスターの査定額は?

Posted by UruCar

マツダ ロードスターは1989年デビューの初代NA型にはじまり、現在まで30年にわたって販売が続けられている、世界で一番売れているオープンカーです。決して圧倒的に速いわけではないですが、車の基本性能である“走る・曲がる・止まる”が忠実に追求されているので、人間とクルマの距離が極めて近く、乗るのがとても楽しくなるモデルです。 今回は、そんなロードスターについて買取価格の推移をみてみました。

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以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください

ロードスターの中古市場での人気について

ロードスターはNA型からNB、NCEC、ND型まで固有のファン層がつくなど各世代にそれぞれの良さがあり、その進化ぶりはもちろん、つねに人馬一体感が追求されていることが最大の特長です。
さほどクルマに詳しくない、もしくは興味の薄いユーザーがドライブしても、操っている感覚が強く、とにかく乗って楽しくなれる古典的な1台。また、クルマが嫌がる入力をすれば相応の反応を示すため、車の動きの基本を知るのにとても良い教科書のような存在でもあり、これからサーキットデビューを見据えているユーザーだけでなく、老若男女を問わず、幅広くオススメできるモデルといえるでしょう。

買取査定額が期待できるロードスターの人気グレード

ベーシックなSに始まり、モータースポーツベースのNR-Aや高級感のあるレザーシートを装備したSレザーパッケージなど、カスタマーニーズに合わせて多彩なグレード展開をしているロードスター。
アフターマーケットでは最上位に位置づけられるRSが、充実した装備と基本性能の高さから一番の人気グレードとなります。さらに絶対数としては少ないながら、もっともスパルタンといえるNR-Aも一定の需要があるためにデータ上では値崩れしにくい傾向がみてとれます。

買取査定額が期待できるロードスターの人気カラー

近年のマツダ車において全般的にもてはやされているソウルレッドクリスタルメタリックやジェットブラックマイカ、スノーフレイクホワイトパールマイカが人気の高いカラーとなり、他カラーと比較して約5万円前後のプラス査定で推移しています。

1年落ちロードスター(2022年式)の目安査定額

1年落ち2022年式ロードスターは、2015年5月にモデルチェンジした現行(4代目)モデルで、その型式(ソフトトップ版はND5RC)から通称は「ND」。
2022年1月の仕様変更で、Gが強めにかかるコーナリング時にリア内輪へわずかにブレーキをかけ、ロールを軽減しながら車体を引き下げ、より安定した旋回姿勢を作る「KINEMATIC POSTURE CONTROL」を採用。

さらに車重990kgと軽量な「S」をベースに、RAYSの16インチ鍛造アルミホイールでバネ下重量を軽量化してシャシーの軽さを活かし、電動パワステやエンジンを専用セッティングとした特別仕様車「990S」や、「Sレザーパッケージ」をベースにクールで都会的なブルー幌と黒革内装を組み合わせた特別仕様車「ネイブー・トップ」を設定しています。

2022年12月には、「ネイビー・トップ」に代わり、ブラウンの幌とテラコッタのインテリアをなど組み合わせ、リッチな雰囲気を演出する特別仕様車「ブラウン・トップ」を設定しました。「オプション込みでおおよその新車価格」と、2023年1月現在での平均買取相場は、以下の通りです。

S:新車290万円/買取価格184万円程度
Sスペシャルパッケージ:新車320万円/買取価格197万円程度
Sレザーパッケージ:新車359万円/買取価格216万円程度
Sレザーパッケージホワイトセレクション:新車364万円/買取価格211万円程度
NR-A:新車307万円/買取価格198万円程度
990S:新車322万円/買取価格208万円程度
ネイビー・トップ:新車358万円/買取価格241万円程度
ブラウン・トップ:新車365万円/買取実績なし
RS:新車371万円/買取価格231万円程度

平均買取価格:約211万円
平均残価率:約63%

2年落ちロードスター(2021年式)の目安査定額

2年落ち2021年式ロードスターは、2017年2月にモデルチェンジした現行(6代目)モデルで、その型式(ソフトトップ版はND5RC)から通称は「ND」。
2020年12月に改良を受け、ナッパレザー内装の新色として「ピュアホワイト」を、ボディカラーにも「ディープクリスタルブルーマイカ」を新設定し、Sレザーパッケージの内装にピュアホワイトを採用した新グレード、「Sレザーパッケージ ホワイトセレクション」を追加。また、RSにもピュアホワイト内装のほか、ブレンボのフロントブレーキ、RAYSの16インチアルミホイールなどを装備した「RSホワイトリミテッドセレクション」を2021年3月までの期間限定で発売しました。「オプション込みでおおよその新車価格」と、2023年1月現在での平均買取相場は、以下の通りです。

S:新車286万円/買取実績なし
Sスペシャルパッケージ:新車316万円/買取価格192万円程度
Sレザーパッケージ:新車355万円/買取価格215万円程度
Sレザーパッケージホワイトセレクション:新車360万円/買取実績なし
NR-A:新車304万円/買取実績なし
RS:新車366万円/買取実績なし
RSホワイトリミテッドセレクション:新車398万円/買取実績なし

平均買取価格:約204万円
平均残価率:約61%

6年落ちロードスター(2017年式)の目安査定額

6年落ち2017年式ロードスターは、2015年5月に発売された4代目ロードスター(現行モデル)初期のラインナップへ、モータースポーツベースの「NR-A」と、ビルシュタイン製ダンパーなどを装備した最上級モデル「RS」が追加されたモデルです。

2017年1月には初代ロードスターの象徴的な「クラシックレッド」を最新の塗装技術で再現したという限定ボディカラーが期間限定(同年2月28日まで)で設定されたほか、12月にはリアサスペンションと電動パワステの制御を見直すなど改良を施し、ALH(アダプティブ・LED・ヘッドライト)も採用したほか、ダークチェリー色のソフトトップなどを採用した特別仕様車「レッド・トップ」を発売しました。オプション込みで、おおよその新車価格と2020年2月現在での平均買取相場は、以下の通りです。

S(6MT) 新車276万円/買取価格126万円程度
NR-A(6MT) 新車293万円/買取価格145万円程度
Sスペシャルパッケージ(6MT/6AT) 新車304万円/買取価格156万円程度
レザーパッケージ(6MT/6AT) 新車342万円/買取価格152万円程度
RS(6MT) 新車353万円/買取価格171万円程度
レッド・トップ(6MT/6AT) 新車341万円/買取実績なし

10年落ちロードスター(2013年式)の目安査定額

10年落ち2013年式ロードスターは、2015年5月まで販売されていた3代目ロードスターで、2012年7月にフロントフェイスのデザイン見直しなど内外装が変更され、スロットルやブレーキブースターの特性見直しでコントロール性を増したほか、衝突事故時にボンネット後端を持ち上げて歩行者頭部衝撃緩和機能を持たせた「アクティブボンネット」が初採用されたモデルです。

また、2013年12月にはソフトトップのルーフ生地をビニール素材からクロス地へ変更して質感を向上し、それまで装備されなかった「S RHT」へも標準装備するなど改良を加えています。

なお、3代目ロードスターには通常のソフトトップのほか、RHT(リトラクタブルハードトップ)という電動開閉式ハードトップ車もラインナップされていました。オプション込みで、おおよその新車価格と2023年1月現在での平均買取相場は、以下の通りです。

S(5MT) 新車256万円/買取実績なし
NR-A(5MT) 新車270万円/買取価格100万円程度
RS(6MT) 新車287万円/買取実績なし
S RHT(6AT) 新車297万円/買取価格97万円程度
RS RHT(6MT) 新車315万円/買取価格120万円程度
VS RHT(6AT) 新車322万円/買取価格85万円程度

13年落ちロードスター(2010年式)の目安査定額

13年落ち2010年式ロードスターは、3代目ロードスターのモデルライフのちょうど半分くらいにあたり、2008年12月のマイナーチェンジでフロントグリルを当時のマツダ車の特徴だった五角形とするなど内外装を改め、MT車のエンジンレブリミットを7,500回転へ高めて高回転域の伸びを向上、AT車にはステアリングシフトスイッチでの変速を可能にするなど改良されていたモデルです。オプション込みで、おおよその新車価格と2023年1月現在での平均買取相場は、以下の通りです。

S(5MT) 新車256万円/買取実績なし
NR-A(5MT) 新車270万円/買取価格23万円程度
RS(6MT) 新車286万円/買取価格61万円程度
S RHT(6AT) 新車295万円/買取価格70万円程度
RS RHT(6MT) 新車315万円/買取価格91万円程度
VS RHT(6AT) 新車321万円/買取価格65万円程度
20周年記念車(6MT/6AT) 新車328万円/買取価格38万円程度

マツダ「ロードスター」を高く売るためのポイント

実用車ではなく全くの趣味車だけに、高価買取を狙うなら内外装に小キズや凹みがあったり、ましてや喫煙車などタバコの臭いが染み付いているような車は大きなマイナスポイントで、常にどこで誰に見せても恥ずかしくないほどのコンディションを保っていることが絶対条件といえます。

車はある程度使用していれば極上を保つのは難しくなりますが、そのような場合でも軽い洗車で新車の輝きを取り戻せるよう、塗装表面をケアした上でガラスコーティングなど耐久性の高いコーティングを施し、車内も時には業者にクリーニングを依頼するなど、コンディションアップに務める必要があります。

また、アルミホイールなどドレスアップ要素でも自分の好みだけではなく、ロードスターへ実際に装着した姿が雑誌や広告で紹介されたことがあるようなものを選ぶなど、コーディネートも大事な車と言えるでしょう。

もちろん、高価買取よりスポーツ用途で激しく走り回ることが重要な場合にはその限りではありません。

事故車・修復歴ありのロードスターの場合は?

事故に対してシビアな値動きをみせるのもオープンカーならではのこと。
車体の剛性を左右する、本来あるべきルーフがないがゆえに施された車体下部の補強が災いし、事故時には衝撃が分散されず車体全体に被害が及ぶためです。
また、上手く外観に修復が施されていたとしても、雨漏りや錆といった不具合が発生する可能性が高くなるために、減額幅じたいも大きくなりがちで、通常の買取査定額の40%前後で推移しているようです。
具体的には、3年経過車で査定額が70万円~90万円ほどになってしまいます。

マツダ「ロードスター」の走行距離による値動きの変化

ロードスターの2023年1月現在における走行距離ごとの相場は以下の通りです。

●20万km台:6.1万円~6.1万円
●15万km台:8.5万円~26.2万円
●14万km台:9.0万円~38.4万円
●13万km台:5.1万円~60.4万円
●12万km台:10.0万円~79.8万円
●11万km台:9.4万円~38.4万円
●10万km台:8.5万円~98.3万円
●9万km台:10.0万円~57.4万円
●8万km台:5.1万円~115.6万円
●7万km台:5.1万円~118.0万円
●6万km台:11.4万円~134.2万円
●5万km台:13.7万円~141.4万円
●4万km台:31.4万円~156.7万円
●3万km台:41.4万円~168.3万円
●2万km台:51.4万円~182.4万円
●1万km台:97.0万円~190.4万円

1989年の初代登場以来30年以上も代を重ねながら販売されている伝統のライトウェイトオープンスポーツであり、純然たる趣味車で絶対的な数は少ないものの根強い需要もある車ですから、同じような走行距離でも年式にかなり幅があり、おおむね同走行距離で安い方は2代目か3代目、高い方は4代目となります。

絶対的な需要は少ないとはいえ程度極上でMT車、さらに限定車や特別仕様車といった人気モデルや、内外装の状態が非常によければ走行距離に関わらずそれなりの価格がつく車ですが、それでも5万km前後、10万km前後を境として、それを超えると査定額が落ちていく傾向にあるのは一般的な車と変わらないようです。

ロードスターの残価率・リセールバリューは?

世界で一番売れているライトウエイトオープンスポーツであるロードスターは中古市場でどのような値動きをしているのでしょうか? 残価率の観点から紐解いていきたいと思います。
今回は状態の良いNA型やNB型ですとネオクラシックカーとしてプレミアがついてしまいますので、NC型とND型について記述していこうと思います。
ロードスターで人気の高いRSを新車購入した場合の購入金額が¥3,256,200で、その後約1年0.3万キロ乗って売却した場合の買取最高値は¥2,320,000でした。
つまり、1年間で¥936,200を償却しており、その残価率は71.2%ということになります。

また、4年時走行3.1万キロ車両の買取最高値が¥1,715,000、残価率は52.7%に。
その他、7年時走行6万キロ車両での買取最高値は¥1,200,000、同様の計算式で残価率は36.9%になりました。

そんな傾向から、登録時にもっとも減価償却が進み、その後はゆるやかな下降線を示す一般的な償却グラフを描くことがわかります。
量販スポーツカーにして人馬一体感覚に満ちたオープンカーであることを考えると、堅実な値動きをしていることがわかりました。

1989年のデビュー時から世界的なライトウエイトスポーツモデルの代名詞的存在となったロードスター。
なによりも運転していて楽しさを感じることの出来る、今となってはすこぶる貴重な1台です。
そんなロードスターも財産とみなした場合には、償却が続いていきます。

NA型のように長期間にわたって大切に保管をし、マツダで用意されたレストアプログラムを用いずにフルオリジナルの動態保存されているような個体であれば、価値が跳ね上がる可能性もありますが、現実的には難しいでしょう。
ロードスターで腕を磨き、ステップアップとして他のスポーツカーへの乗り換えを考えられるユーザーも数多くいるかと思われます。
手放すことが頭をよぎった場合、一度査定に出されてみるといいかもしれません。

マツダ「ロードスター」を売るのにベストなタイミングは?

初代ロードスターの発売時こそ、一時期死滅しかけていたライトウェイト・オープンスポーツが見直されて世界的ブームになりましたが、その後は各社から同種の車が継続的にラインナップされていることもあり、「手頃な価格の小排気量FRスポーツ」という要素を除けば、さほど希少価値がある車とはいえません。

しかし、代を重ねながら30年以上も販売を続けてきたネームバリューとブランド力には相当なものがあるため、何代目であるとか何年式であるかに関わらず、程度さえよければいつ売ってもそれなりの価値を認めてもらえる車ですから、特にこれといって時期による売却タイミングはありません。

あえていえば走行距離が5万km、10万kmで入れ替えを検討するか、季節的に需要が少なく、買い取り側では保管コストのリスクがある冬場やその直前の買取査定は避けた方が無難、という程度と思われます。

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    ロードスター Sスペシャルパッケージ

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