引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%A9

買取相場 | 2021.05.11

ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド、で買取金額はどう違う?マツダ「アクセラ セダン」

Posted by 菅野 直人

2019年5月に車名を「マツダ3」に変えたマツダ「アクセラ」ですが、前身の「ファミリア」以来、長らくマツダの主力車種を務めており、「アクセラ セダン」もベーシッククラスのセダンとしてマツダを支えてきました。現在中古車買い取り市場でどのような評価を受けているのでしょうか?

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以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください

マツダ「アクセラ セダン」の中古市場での人気について

1963年に初代モデルが発売されたマツダ「ファミリア」を起源とする「アクセラ」は2003年に登場。イメージ一新でプレミアム路線を目指すマツダらしく、代を重ねるごとに量販モデルのアクセラでも高品質で流麗なデザインを身にまとうようになりました。2013年に発売された3代目では上級の「アテンザ」や「CX」シリーズともども「魂動 -Soul of Motion」デザインを採用、新世代技術の「SKYACTIV」テクノロジーを随所に投入しながら高品質、高級感と優れた走行性能を両立しており「アクセラ セダン」もスポーツテイストあふれるコンパクト4ドアセダンとなりました。

2019年5月のモデルチェンジで4代目が「マツダ3」と改名する前のアクセラ セダンは最終価格帯が182.52~331.02万円だったのに対し、2019年12月現在では登録から10年以内の中古車価格が25~269.5万円、流通台数399台と堅調に推移している状況です。

買取査定額が期待できるマツダ「アクセラ セダン」のグレード

アクセラ セダンは、グレード構成が大きく4つに分かれています。

●15C/15S系:1.5リッター自然吸気ガソリン車
●15XD系:1.5リッターディーゼルターボ車
●22XD系:2.2リッターディーゼルターボ車
●ハイブリッド系:2.0リッター自然吸気ガソリン+ハイブリッド車

2013年11月のモデルチェンジ時にはガソリン車の15C/15Sと、ハイブリッド車のみでしたが、2015年12月にはディーゼル車の「22XD」(当初は「XD」)、2017年9月には「15XD」を追加。22XDの2.2リッターディーゼルターボエンジンは上級車の「アテンザXD」と同じものでパワフルかつ豪華、車格に合い、経済的にも優れた1.5リッターディーゼルターボエンジンを搭載した15XDも準備されたのがいかにもアクセラらしいところでした。トランスミッションは15C/15SがFF車に6速MTも設定され、ハイブリッド車はハイブリッドシステムの無段変速機を使い、ほかはすべて6速ATです。

ベースグレードに加え、2016年7月以降15Sと22XD、ハイブリッド-S(後に15XDにも)には先進の安全運転支援装備などが搭載された「プロアクティブ」、と、プロアクティブの装備に加えて快適で豪華内装も施された「Lパッケージ」がサブグレードとして用意され、15Cはベースグレードのみ、22XDは逆にベースグレードはなしになっています。

このうち、新車価格に対して買取価格が高めなのは15Sで、15XDや22XDのクリーンディーゼルやハイブリッドシステムなどなど、実用的なコンパクトセダンとして車格に見合ったパワーユニットを搭載するグレードに、需要が集まっているようです。

買取査定額が期待できるマツダ「アクセラ セダン」のカラー

白や黒が高評価なのは当然ですが、イメージカラーの赤(ソウルレッドクリスタルメタリック)や、銀に近いマシングレー(マシーングレープレミアムメタリック)も買取額が高い傾向にあります。

様々な自動車メーカーから同クラスのセダンが販売されている中でアクセラ セダンを選ぶのは、マツダが取り組む新技術の投入や走りの良さへの共感が理由なのかもしれず、それが高額買取されるボディカラーに現れているのかもしれません。

1年落ちマツダ「アクセラ セダン」の目安査定額

1年落ち2018年式アクセラ セダンは、3代目としては最後となった2017年9月の改良で1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン「SKYACTIV-D 1.5」を搭載した15XD系グレードが追加されました。衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報、オートハイビームなど先進安全技術「i‐ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を標準装備しつつ、幅の狭い道路を低速で走行する際に、周囲の状況をモニターで確認可能な「360°ビュー・モニター」もマツダ車で初採用されていました。オプション込みで、おおよその新車価格と2019年12月現在での平均買取相場は以下となります。

●15C(FF・6AT/6AT・4WD/6AT):新車209万円/買取実績なし
●15S(FF・6AT/6AT・4WD/6AT):新車224万円/買取価格97万円程度
●15Sプロアクティブ(FF・6AT/6AT・4WD/6AT):新車245万円/買取実績なし
●15S Lパッケージ(FF・6AT/6AT・4WD/6AT):新車272万円/買取価格110万円程度
●15XD(FF・6AT):新車257万円/買取実績なし
●15XDプロアクティブ(FF・6AT):新車268万円/買取実績なし
●15XD Lパッケージ(FF・6AT):新車296万円/買取価格124万円程度
●ハイブリッド-C(FF・CVT):新車276万円/買取実績なし
●ハイブリッド-S プロアクティブ(FF・CVT):新車292万円/買取価格119万円程度
●ハイブリッド-S Lパッケージ(FF・CVT):新車317万円/買取価格127万円程度
●22XDプロアクティブ(FF/4WD・6AT):新車319万円/買取価格134万円程度
●22XD Lパッケージ(FF/4WD・6AT):新車352万円/買取実績なし

2年落ちマツダ「アクセラ セダン」の目安査定額

2年落ち2017年式アクセラ セダンは2016年7月の改良で、「プロアクティブ」や「Lパッケージ」といったサブグレードが設定されるようになりました。コーナリング時にハンドル操作に合わせて、走行安定性を高めるようエンジン出力を微調整する「Gベクタリングコントロール」などを搭載し、前述のように2017年9月に15XD系のグレードも加わりました。「オプション込みでおおよその新車価格」と2019年12月現在での平均買取相場は以下です。

●15C(FF・6AT/6AT・4WD/6AT):新車206万円/買取実績なし
●15S(FF・6AT/6AT・4WD/6AT):新車221万円/買取価格90万円程度
●15Sプロアクティブ(FF・6AT/6AT・4WD/6AT):新車244万円/買取価格98万円程度
●15S Lパッケージ(FF・6AT/6AT・4WD/6AT):新車272万円/買取実績なし
●15XD(FF・6AT):新車257万円/買取価格91万円程度
●15XDプロアクティブ(FF・6AT):新車268万円/買取実績なし
●15XD Lパッケージ(FF・6AT):新車296万円/買取価格92万円程度
●ハイブリッド-C(FF・CVT):新車274万円/買取価格95万円程度
●ハイブリッド-S(FF・CVT):新車276万円/買取実績なし
●ハイブリッド-S プロアクティブ(FF・CVT):新車292万円/買取価格112万円程度
●ハイブリッド-S Lパッケージ(FF・CVT):新車317万円/買取実績なし
●22XDプロアクティブ(FF/4WD・6AT):新車318万円/買取価格35万円程度
●22XD Lパッケージ(FF/4WD・6AT):新車352万円/買取価格88万円程度

3年落ちマツダ「アクセラ セダン」の目安査定額

3年落ち2016年式アクセラ セダンは2015年8月の改良で車両後方の監視システムを刷新し、走行中に後側方から接近する車を知らせる「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」や、バックで駐車する際に後方へ車が接近したのを知らせる「リア・クロス・トラフィックアラート(RCTA)」を上級グレードへ採用するなど改良、同年12月には2.2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン「SKYACTIV-D 2.2」を搭載した「XD」(後の22XD)を特別仕様車として追加し、後にカタログモデルとして販売しました。

なお、前述のように2016年7月にはサブグレードとして「プロアクティブ」「Lパッケージ」が設定されています。「オプション込みでおおよその新車価格」と2019年12月現在での平均買取相場は以下。

●15C(FF・6AT/6AT・4WD/6AT):新車202万円/買取価格48万円程度
●15S(FF・6AT/6AT・4WD/6AT):新車219万円/買取価格76万円程度
●15Sツーリング(FF・6AT/6AT・4WD/6AT):新車243万円/買取価格83万円程度
●15Sプロアクティブ(FF・6AT/6AT・4WD/6AT):新車243万円/買取価格80万円程度
●Mハイブリッド-C(FF・CVT):新車272万円/買取実績なし
●ハイブリッド-S(FF・CVT):新車285万円/買取価格92万円程度
●ハイブリッド-S プロアクティブ(FF・CVT):新車292万円/買取価格119万円程度
●ハイブリッド-S Lパッケージ(FF・CVT):新車313万円/買取実績なし
●XD(FF/4WD・6AT):新車341万円/買取価格118万円程度
●22XDプロアクティブ(FF/4WD・6AT):新車318万円/買取実績なし
●22XD Lパッケージ(FF/4WD・6AT):新車352万円/買取価格122万円程度

事故車・修復歴ありのマツダ「アクセラ セダン」の場合は?

アクセラセダンの事故車買取はフロントが大破、エンジンは使えるもののエアバッグが開くほどのダメージを受けた1年落ち車で17万円の買取価格がついた例があります。実用性重視のコンパクト4ドアセダンゆえか事故車の評価は低く、中古車市場でも通常の6割程度の価格で販売されるに留まっていることから、事故車の買取価格は高くても通常の6割程度と考えた方がよさそうです。

マツダ「アクセラ セダン」の残価率・リセールバリューは?

品質やデザインののプレミアム性が評価されているので、4ドアセダンがあまり売れない状況の中ではは健闘している方ではありますが、年式が古くなるほど価格は低下します。ただし、ある程度で下げ止まる傾向にあるようです。

1年落ち2018年式は平均残価率40~43%(全グレード平均41%)、平均買取価格97~134万円(同、119万円)と、2013年にデビューして6年以上がたつコンパクト4ドアセダンとしてはわりと高い評価です。

2年落ち2017年式では平均残価率11~41%(全グレード平均32%)、平均買取価格35~112万円(同、87万円)と急激に落ちますが、3年落ち2016年式では平均残価率24~41%(全グレード平均33%)、平均買取価格48~119万円(同、92万円)と下げ止まります。

5ナンバー枠に収まらない3ナンバー車ですが、もはや日本国内でも“ちょっと幅が広い程度の3ナンバー車”はコンパクトカーとして認められているようで、むしろMTと組み合わせ可能な1.5リッターガソリン車からトルクフルな1.5/2.2リッターディーゼルターボ車、2.0リッターハイブリッド車と多彩なパワーユニットが選択肢にある貴重なコンパクトセダンとして、根強い需要に支えられているのかもしれません。

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    597,300
    2005年(H17)109千km

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