引用:https://toyota.jp/century

旧車・絶版車購入ガイド | 2020.07.12

トヨタ「センチュリー」国産車の頂点!!皇族も使用するショーファー・ドリブンカー

Posted by 菅野 直人

たとえレクサスLSやそれを上回る国産最高級サルーンが登場したとしても、この車だけは特別です。皇族が乗るセンチュリーロイヤルはともかく、一般人向けとしては今やトヨタ車のみならず、全ての日本車のフラッグシップであり、日本車の心の頂点に立つ車がトヨタ・センチュリーです。いろいろと都市伝説はあるものの中古車はしっかり流通しており、今回はその状況をご紹介します。

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トヨタ・センチュリーとは

https://toyota.jp/century

1950年代半ばより戦後日本の自動車産業もどうにか立派に乗用車を生産できるようになり、1960年代に入ると一般庶民向けの大衆車も登場しました。それでも政治家や官公庁、大企業向けの高級乗用車となると、抜群の信頼性とゆったりした乗り心地を誇るアメリカ車ばかりで、少しずつヨーロッパ車も増え始めているくらいでした。

もちろん国産車メーカー各社がそんな現状に満足していたわけもなく、1960年代に入ると各社とも既存の高級車をストレッチ(ボディ延長)したり大排気量エンジンを搭載するなど大型高級乗用車を発売しますが、その中で唯一独自路線を進んだのがトヨタで、クラウンのボディサイズを全体的に拡大し、新開発の2.6リッターV8エンジンを搭載した「クラウンエイト」を1964年に発売します。

しかしこれはあくまで習作で、本命は1967年に4リッターV8エンジンを搭載し、全く新しいデザインで登場した初代「センチュリー」でした。

整備性に難がありコスト上昇につながるのを承知で複雑なメカニズムを採用した代わり、静粛性や快適性は確かに当時の国産車で群を抜く出来で、同クラスながらオーナーカー的な要素も強かったライバル、日産・プレジデントに対しセンチュリーはショーファー・ドリブンカー(運転手付きの高級乗用車)で圧倒的なシェアを獲得していき、日本を代表しながらもユーザー層が極めて限られる、少々特殊な高級車として発展していきます。

実に約30年近く販売された初代センチュリーが1997年に2代目へモデルチェンジすると、国産乗用車で唯一の5リッターV12エンジン搭載で再び話題となり、一回り大きなサイズの皇室御用達車「センチュリーロイヤル」も登場しました(一般市販はなし)。

2005年以降はトヨタの高級車ブランド「レクサス」から最高級車LSが日本でも発売されたことで、トヨタ系最高級車の座を降りることになりますが、それでも少数ながら輸出されて日本の在外公館で使われたのはセンチュリーでしたし、一般ユーザーがオーナードライバーとして乗り回すことも多いLSとは次元の異なる存在、全日本車のフラッグシップモデルとしてセンチュリーは君臨し続けます。

2018年のモデルチェンジで3代目となった時に旧型LSベースとなって、全てがセンチュリーのオリジナルという時代は終わり、5リッターV8エンジンにモーターを組み合わせたフルハイブリッド車になるなど時代に適合していきますが、わずか1台とはいえ破天荒なスポーツセンチュリー「センチュリーGRMN」も作られるなど、トヨタの精神的な柱としてのセンチュリーは今なお健在です。

トヨタ・センチュリーの中古車相場

大手中古車検索サイトによると2020年6月現在のトヨタ・センチュリーの中古車相場は以下の通りです。

【初代VG20/30/40系(1967-1997)】

108.8~129.8万円:3台・ASK(価格応談):1台

【2代目GZG50系(1997-2017)】

15~559.8万円:98台・ASK:3台

【3代目UWG60系(2018-)】

1,198~1,880万円:3台

そもそも用途終了したセンチュリーは全てトヨタが回収し、中古車として販売されていない、販売するとしてもトヨタの厳密な審査を通過した選ばれし顧客のみであり、一般人向けに転用されるなどありえない、などと都市伝説すら存在するセンチュリーですが、実際には普通に中古車市場で流通しています。

さすがに20年以上前にモデルチェンジした初代や、まだ新しすぎる3代目は少ないものの、大排気量多気筒エンジンに憧れる人も多い2代目は比較的タマ数も豊富で、手頃な価格で出回っているものはさすがに年式も古く走行距離もかなり伸びていますが、一般的な車とは比べ物にならないほど精密に仕上げられ、入念な塗装の仕上げが行われたセンチュリーはそう簡単にはヘタりません。

アフターパーツ市場でもエアロパーツが販売されてVIPカー仕様も実在しますし、猛烈な大トルクを活かしたドリフト仕様すら存在します。

トヨタ・センチュリーのオススメは内装やオプション次第、霊柩車もあり

現実的な選択肢となる2代目センチュリーは大別すれば4速ATがコラムシフトかフロアシフトか、TVやオーディオなどAV機器が充実した「デュアルEMVパッケージ」か標準か、今回調査した中にはありませんでしたが、燃料としてガソリン以外にLPG車もあるくらいです。

ただしそれはあくまで「吊るしの状態」であり、多様なオプション、場合によっては特注仕様もありえる車なので、可能な限り1台1台の仕様を細かく確認していき、希望する用途に見合った車を選択すべきでしょう。

中には霊柩車も販売されていますので、変わった車が好きな方ならあえてそうした車を選ぶのもアリかもしれません(※納車時にお祓いをオススメします)。

トヨタ・センチュリーの中古車選びの注意点

特殊な高級車が意外なほど安く販売されているのには輸入高級車と同じ理由があり、何か修理が必要になった場合は部品が高価なのはもちろん塗装も通常の自動車とは全く手間暇が異なりますし、電子制御エアサスが壊れた場合には修理代が途方もない金額となります。

そもそも入庫できる整備工場なども限られますし、全長5.27m、全幅1.89mに達する巨体を駐車して置けて、ご近所からあまり目立たずイタズラなどもされずに済み、出入りにも不便のない保管場所も必要で、単に買ってきて車庫証明を取れば済むというものでもありません。

まずは車選び以前にセンチュリーを所有して維持していける環境に自分があるかどうかを確かめ、必要ならば新たな駐車場を借りるなど環境を整えた上で、可能な限り程度良好で、自分の欲しい装備が整っていることを確かめましょう。

なお、装備充実といっても23年前から販売していた車なので、VHSビデオデッキやアナログチューナーのTVなど現在の視点で考えると「使えない」装備もあり、それでも購入して後から特注で代替装備を仕上げるか、最初から少々高くとも現在まで通用する装備を搭載し屋車を選ぶかも、考えどころです。

トヨタ・センチュリーの中古車維持費目安

電子制御エアサスを除けば、基本的にはトヨタ車ですから多少古くとも致命的なトラブルに繋がりにくいとはいえ、低年式車を購入する場合は要修理となった場合にある程度まとまった予算(数十万円単位)を維持費として計上しておく必要があります。

それを除いた日常的な維持費用となると、代表的な選択肢である2代目なら自動車税の区分は4.5リッター超~6リッター以下で、新規登録から13年未満なら88,000円、13年以上なら重加算税対象となるため10万1,200円となります。

実燃費についてはさすがトヨタというべきか、基本的に街乗り買い物短距離使用は考えにくく、長距離巡航用途が多いためか、重量級の大排気量車の割に8km/L程度と良好で、2020年6月現在のハイオク平均価格がリッター当たり約136円程度ですから、仮に月1,000km走るなら月17,000円程度のガソリン代となり、年間のガソリン代が約20万4,000円に自動車税を合わせると、約29~31万円程度がセンチュリーにおける最低年間維持費の目安となりそうです。

何しろ国産車としては超がつく最高級車ですから、盗難リスクやイタズラにあうリスクはソコソコあり、出入りに不便がなくセキュリティ的にも問題のない保管場所を選びつつ、その他ユーザーの環境次第で変わってくる購入後の駐車場代やタイヤ代、車検など整備代や任意保険代などは各自計算してみてください。

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