買取相場 | 2023.03.29
RVと1BOXの融合、アクティブシーンで活躍するミニバンデリカD:5!人気ゆえの優秀な買取価格は?
Posted by UruCar
デリカD:5は、三菱自動車の自動車の中でもかなり歴史のあるモデルです。 RVと1BOXを見事に融合させ、ミニバンでありながらも、アウトドアユース・アクティブライフを実現できる自動車として人気を博してきました。 2019年に入り、ついにフルモデルチェンジが実施されましたが、それまで11年の長きにわたりブラッシュアップを繰り返し、根強い人気を維持してきた底力のある車です。 今回はそんなデリカ:D5の買取相場金額やリセールバリューについてご紹介していきます。
以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください
SUMMARY
- デリカD:5の人気について
- 新型デリカD:5の特徴
- 新型デリカD:5の人気の理由は?
- 新型デリカD:5で人気のグレードは?
- 三菱の人気車種デリカD:5はどんな人におすすめ?
- デリカD:5の中古市場での人気について
- 買取査定額が期待できるデリカD:5の人気グレード
- 買取査定額が期待できるデリカ D5の人気カラー
- 1年落ちデリカD:5(2022年式)の目安査定額
- 2年落ちデリカD:5(2021年式)の目安査定額
- 3年落ちデリカD:5(2020年式)の目安査定額
- 4年落ちデリカD:5(2019年式)の目安査定額
- 8年落ちデリカD:5(2015年式)の目安買取査定額
- 13年落ちデリカD:5(2010年式)の目安買取査定額
- 事故車・修復歴ありのデリカD:5の場合は?
- デリカD:5の残価率・リセールバリューは?
- 三菱「デリカD:5」を高く売るためのポイント
- 三菱「デリカD:5」の走行距離による値動きの変化
- 三菱「デリカD:5」を売るのにベストなタイミングは?
デリカD:5の人気について
2019年2月に登場した新型デリカD:5は、2007年に登場したモデルがベースとなっていますが、登場から12年後にビッグマイナーチェンジを敢行し、フルモデルチェンジと言っても過言ではないほどの進化を遂げました。世界で唯一の「オールラウンダーミニバン」として、街乗りから悪路まで1台でまかなえるため、非常に人気があります。
この記事では、新型デリカD:5の特徴や人気の理由、人気のグレードなどを紹介します。
新型デリカD:5の特徴
新型デリカD:5は、2019年2月に登場したばかりのニューモデルです。厳密に言えばフルモデルチェンジではなくビッグマイナーチェンジですが、内容はほぼ刷新されています。内外装は大きく変わり、メカニズムも進化しました。
新型デリカD:5の特徴について
デリカD:5は、三菱が得意とする本格派SUVとミニバンを融合させるという、世界に類を見ないコンセプトの車です。FFの乗用車用のプラットフォームを流用していますが、オフロード走行のための車体補強を行った結果、シャシー剛性は大幅に向上し、悪路踏破力も本格派SUVに匹敵するレベルです。
車体サイズは、全長4,800 mm×1,795 mm×1,875mm。乗車定員7〜8人の大きなボディを持つミニバンで、ファミリー層を中心に人気のモデルです。
エンジンは、ディーゼルのみです。2.3Lの直列4気筒ディーゼル・ターボは、145ps/3,500rpmの最高出力と38.7kgf・m/2,000rpmの最大トルクを発生します。注目すべきは、トルクの太さでしょう。38.7 kgf・mのトルクと言えば、3Lガソリンエンジン並みの値です。それを2,000rpmという低回転域で発生するため、パワフルな走りを実感できるはずです。
ディーゼルエンジンというと、音や振動が大きく、マフラーからは黒煙を吐き出すイメージがあるかもしれません。確かに過去のディーゼルエンジンはそうでしたが、現在は技術が進化し、そのネガティブな要素は払拭されています。
三菱は長年に亘ってSUVを生産してきたこともあり、ディーゼルエンジンの開発を得意としています。新型デリカD:5に搭載されるディーゼルエンジンの音や振動は、ガソリン車とほとんど変わらないレベルです。
4WDシステムは三菱が得意とする、実績も豊富な電子制御式で、2WDに切り替えられるほか、悪路踏破用の「LOCKモード」に切り替えることもでき、あらゆる路面状況に対応しています。
新型デリカD:5の旧型との違い
新型デリカD:5は、フロントデザインが大きく変更されました。大型の縦型LEDを採用したヘッドライトはより男性的な印象で、三菱車らしいアグレッシブさにあふれています。内装のデザインも一新され、インストルメントパネルは木目調になり、高級感が増しています。
メカニズムでは、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報システムなどの安全装置が追加されたほか、トランスミッションは新開発の8速ATに変更されました。これはとても優れたATで、ディーゼルエンジンの太いトルクと相性が良く、低燃費にも貢献しています。
新型デリカD:5の人気の理由は?
2019年に新モデルが登場するなり、5,000台の受注があったという新型デリカ:D5。デビューから12年が経過した今でも、人気が衰える気配はありません。人気の理由は、どこにあるのでしょうか。
新型デリカD:5が人気の理由
世界で唯一のミニバン型SUVという希少性は、新型デリカD:5の人気の主な理由と言えるでしょう。市場にライバルがいないので、このコンセプトの車が欲しい人はデリカ:D5を買うほかありません。
運転のしやすさも人気の理由の一つです。一般的なセダンよりも運転席の位置が高いので前方の視界に優れ、とても運転しやすいです。女性やお年寄りが運転することも多いファミリーカーにおいて、前方の視界の良さは大変重要であり、ファミリーカーの主流がセダンやワゴンからSUVやミニバンに変わった要因の一つと考えられます。
室内空間は広く、子ども2〜3人の家族ならゆったり過ごすことができるでしょう。後部座席を折りたためば、広い荷室が生まれます。自転車が載るほどのスペースで、荷物の多い家族レジャーなどに最適です。
新型デリカD:5の燃費は?
大型の4WDミニバンなので、車重は1,910kgと重量級です。燃費効率の良いディーゼルエンジンでも13.6km/Lと、ハイブリッド車と比較すれば劣ります。
燃費は走り方によっても変わりますが、新型デリカD:5に搭載されるディーゼルエンジンは低速トルクが太く、アクセルを軽く踏んだだけでも十分なパワーが出るので、燃費がこれ以上悪くなる可能性は低いでしょう。
新型デリカD:5で人気のグレードは?
新型デリカD:5には、標準グレードとアーバンギアがあります。
新型デリカD:5のグレードについて
アーバンギアはより洗練された仕様で、未就学児など小さな子どものいるファミリー向けに開発されたグレードです。専用グリルに専用デザインの18インチホイールを組み合わせた姿は、1クラス上の高級感を醸し出しています。インテリアには黒木目のインストルメントパネルを用い、スポーティさを演出。この点は、ヤングファミリー向けの仕様と言えます。標準グレードは、新デリカD:5が本来持つ、たくましさを前面に出したモデルです。
アーバンギアは、「G」と「G-Power Package」の2グレード、標準グレードには「M」「G」「G-Power Package」「P」の4グレードが展開されています。アーバンギアの「G」と「G-Power Package」は装備が充実しており、「G」でも十分満足できるかもしれません。
ただし「G-Power Package」では、「後側方車両検知警報システム」と「後退時車両検知警報システム」という安全装備がオプション設定できますが「G」ではできないので、この点は「G-Power Package」を選ぶ理由となるでしょう。
標準の4グレードは、装備に差があります。後側方車両検知警報システムと後退時車両検知警報システムは「P」に標準装備、「G-Power Package」ではオプション設定となっていますが、その他のグレードには装備できません。
新型デリカD:5の人気のグレードは?
販売台数が最も多いのは、標準の「G-Power Package」です。装備も充実していることから、410万円とやや高めの価格設定でも人気があります。
以下の価格表のとおり、新型デリカD:5では廉価版グレードと最上級グレードに50万円程度の価格差があります。購入を検討する際は、どの装備が必要かをよく考えた上で、ディーラーの営業マンに相談しながら比較してください。
グレード | 価格(税抜) |
M | 3,842,640 円 |
G | 3,942,000 円 |
G-Power Package | 4,082,400 円 |
P | 4,216,320 円 |
アーバンギアG | 4,067,280 円 |
アーバンギアG-Power Package | 4,207,680 円 |
新型デリカD:5は、全国の三菱系の販売店で購入できます。新型が登場して間もないこともあって、値引きはあまり期待できませんが、交渉次第で有利な条件を引き出せるかもしれません。
一般的に、年度末の決算期は、値引き額が大きくなる傾向にあるので、この時期の購入はおすすめです。
三菱の人気車種デリカD:5はどんな人におすすめ?
世界で唯一のミニバン型SUV、デリカD:5は登場したばかり!
最新のクリーンディーゼルエンジンの豊かな低速トルクで余裕の走りを実現!
6グレードから用途や最適なモデルを選べる!
新車販売価格はグレードに応じて300〜400万円台!
登場から12年が経過したデリカD:5ですが、大掛かりなマイナーチェンジが行われた現行モデルは、現在も好調な販売台数を維持しています。
コンセプトである「ミニバン型SUV」はほかにはなく、この車の最大の魅力と言えます。ファミリーカーとしてだけでなく、独身の方が仲間とキャンプやスキー・スノーボードに出かける際にもその持ち味を発揮してくれるでしょう。大型なのでやや高価ですが、その明確なキャラクターでユーザーを満足させてくれるはずです。
デリカD:5の中古市場での人気について
前述のとおり、デリカD:5はフルモデルチェンジを行うことなく、2007年より継続して販売がされきた、日本車では極めて稀な一台です。
当然、コアなファン層がつかない限りこれだけの長寿化は難しく、RVの性能を1BOXが持っているという点において、デリカD:5以外に選択肢がないのも要因の一つと考えられるでしょう。
このことから市場では非常に堅調な値動きを見せています。
流通台数が長期販売モデルとして多いにもかかわらず、買い手がついてしまうために、そういった意味で優秀な一台であることは疑いようがありません。
特にアウトドア派の家族にはとっておきの一台となるはずですし、お子様が大きくなっても余りあるキャパシティがあるモデルですので、旧モデルのデリカD:5から、新型デリカD:5への代替えも多かったようです。
買取査定額が期待できるデリカD:5の人気グレード
デリカD:5は非常にグレード数の多い車種になります。
もちろん長寿化に伴い、メーカーのテコ入れがあったことは明白ですが、大きく分けてガソリンモデルとディーゼルモデルに大別できます。
スペックを比較すると、実は燃費性能などに差はなく、基本的に動力性能の差となります。
クルマの性格上、やはりトルクの太いディーゼルが市場で人気であり、最終モデル特別限定車のシャモニーについては現在、現行型より高く販売されている車両があるくらいです。
次に、エアロで装飾を施した都会派モデルのローデスト、アクティブギアが取引額ではかなり優位に働いている傾向があります。
しかしながら、全般的に指名買いをされることの多いこのデリカD:5は、どのグレードでも資産価値のある自動車であると言えそうです。
買取査定額が期待できるデリカ D5の人気カラー
ホワイト ブラック |
5万円から10万円の高値 |
どんな自動車でもやはり外すことができないカラーはホワイトとブラックです。デリカD:5においても、ホワイトとブラックが他カラーに同年式、同等走行距離の車両に比べ、5万円から10万円の高値で買い取りがなされております。
しかし、限定車や特別仕様車の場合はそもそもの選択肢がなく、アクティブギアなどは通常マイナスに働く要素でもあるオレンジを使っておりますが、値落ちの非常に少ないグレードであり、走行距離が出ていても高値取引がされているカラーといえます。
このことから、デリカD:5は通常他社車に比べて、カラーに対しては、寛容な値動きを見せる車であることがわかります。
1年落ちデリカD:5(2022年式)の目安査定額
1年落ち2022年式デリカD:5は、国産・輸入車を問わず唯一の「3列シート7/8人乗りハイルーフミニバン型SUV」として、独占状態で根強い人気を誇る三菱製ミニバンです。
販売低迷していた時期もありましたが、2019年2月のビッグマイナーチェンジで三菱の新たなデザインアイコン「ダイナミックシールド」をフロントグリルへ採用、売れ筋のディーゼル&オフローダールックへ絞り込むグレード再編で人気を盛り返しました。
それ以降、予防安全装備の能力追加・強化や特別仕様車「ジャスパー」追加、オートライトの能力強化やステアリングヒーターの採用など細かい点を除けば大幅な改良はないものの、2022年式となってから8月に半導体の供給不足やその他部品・材料の価格高騰が長期化した事を受けて値上げされ、同11月に「ジャスパー」の車両価格も大幅に引き上げられました。
その一方、ライバル不在な車種であり、リセールバリューは高水準で推移しています。「オプション込みでおおよその新車価格」と、2023年3月現在での平均買取相場は以下。
M:新車435万円/買取実績なし
G:新車447万円/買取実績なし
ジャスパー:新車466万円/買取価格332万円程度
アーバンギアG:新車460万円/買取実績なし
Gパワーパッケージ:新車472万円/買取価格302万円程度
アーバンギアGパワーパッケージ:新車487万円/買取実績なし
P:新車488万円/買取価格331万円程度
アーバンギアPエディション:新車499万円/買取実績なし
平均買取価格:約322万円
平均残価率:約68%
2年落ちデリカD:5(2021年式)の目安査定額
デリカD:5の2年落ち2021年式モデルは、2020年12月に雨滴感応オートワイパーの採用や、ステアリングヒーターを上級グレードに標準、ベーシック系グレードへメーカーオプションで採用し、オートライトの自動点灯タイミングを早めるなど小改良を行いました。
その後も2021年12月にボディカラーの見直しが行われるなど、小幅な改良に留まっており、2019年2月にフロントフェイスにダイナミックシールドを採用したビッグマイナーチェンジを行い、同10月にガソリン車の生産を終えて以降、性能面での大きな変化はありません。
買取相場についても2023年3月時点で約60%と、「SUVの悪路走破性を持ったミニバン」というライバル不在の特異な存在ゆえに元から高く、新型コロナ禍の長期化やウクライナ戦争といった情勢不穏な世の中で中古車価格が高騰しても、買取価格やリセールバリュー(平均残価率)が急激に上がる事はなさそうです。「オプション込みでおおよその新車価格」と2023年3月現在での平均買取相場は、以下の通りです。
(全車2.3リッターディーゼル車)
M | 新車430万円/買取実績なし |
G | 新車442万円/買取価格283万円程度 |
ジャスパー | 新車451万円/買取価格316万円程度 |
アーバンギアG | 新車455万円/買取実績なし |
オールブラックスエディション | 新車506万円/買取実績なし |
Gパワーパッケージ | 新車468万円/買取実績なし |
アーバンギアG パワーパッケージ | 新車482万円/買取実績なし |
P | 新車483万円/買取価格311万円程度 |
アーバンギア Pエディション | 新車494万円/買取実績なし |
デリカD:5・平均買取価格:約303万円
デリカD:5・平均残価率:約66%
3年落ちデリカD:5(2020年式)の目安査定額
3年落ちデリカD:5は、2019年2月のビッグマイナーチェンジで、ディーゼル車のフロントマスクに三菱の新デザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用したアグレッシブデザインへ変更、同年中にガソリン車の生産を終了(在庫販売のみ)して、ディーゼル車のみとなったモデルです。
2019年10月に、予防安全技術「e-Assist」へ前進時誤発進抑制機能を追加するなど強化されており、助手席ドアと助手席側後席スライドドア連動の電動サイドステップが標準装備となりました。
2020年に入ってからは、4月に特別仕様車「ジャスパー」を追加、12月には雨滴感応オートワイパーやステアリングヒーターが追加。「オプション込みでおおよその新車価格」と2023年3月現在での平均買取相場は、以下になります。
(全車ディーゼル)
M | 新車430万円/買取実績なし |
G | 新車442万円/買取実績なし |
ジャスパー | 新車451万円/買取実績なし |
アーバンギアG | 新車455万円/買取実績なし |
オールブラックスエディション | 新車506万円/買取価格289万円程度 |
Gパワーパッケージ | 新車467万円/買取価格281万円程度 |
アーバンギアGパワーパッケージ | 新車481万円/買取実績なし |
P | 新車482万円/買取価格309万円程度 |
アーバンギアPエディション | 新車493万円/買取実績なし |
平均買取価格:約293万円
平均残価率:約60%
4年落ちデリカD:5(2019年式)の目安査定額
2019年式デリカD:5は、2018年4月にエアログレードの「ローデスト」系が廃止され、デリカらしいオフロード志向の外装へ統一されたモデルで、2019年2月にはディーゼル車のみ三菱の新デザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用した大胆かつアグレッシブなフロントマスクなど、外装を大幅にイメージチェンジするビッグマイナーチェンジが敢行されました。
同時に、これまでディーゼルエンジン搭載車は「D」系や「アクティブギア」など特別仕様車の4WD車のみでしたが「D」系は廃止されて「M」「G」「アーバンギアG」「Gパワーパッケージ」「アーバンギアGパワーパッケージ」「P」「アーバンギアPエディション」の4WD車へと拡大していきました。オプション込みで、おおよその新車価格と2023年3月現在での平均買取相場は、以下の通りです。
Mリミテッドパッケージ(FF8名/4WD8名) | 新車297万円/買取実績なし |
M(FF8名/4WD8名)※2019.2以降4WD8名のみ | 新車372万円/買取実績なし |
Gリミテッドパッケージ(FF8名/4WD8名) | 新車334万円/買取価格147万円程度 |
G(4WD7名/4WD8名) | 新車439万円/買取実績なし |
G パワーパッケージ(FF7名/FF8名/4WD7名/4WD8名)※2019.3以降4WDのみ | 新車405万円/買取価格278万円程度 |
Gプレミアム(4WD7名/4WD8名) | 新車410万円/買取実績なし |
Dパワーパッケージ(4WD7名/4WD8名) | 新車389万円/買取実績なし |
Dプレミアム(4WD7名/4WD8名) | 新車447万円/買取実績なし |
P(4WD7名/4WD8名) | 新車472万円/買取価格309万円程度 |
アーバンギアG(4WD7名/4WD8名) | 新車453万円/買取価格249万円程度 |
アーバンギアGパワーパッケージ(4WD7名/4WD8名) | 新車472万円/買取価格293万円程度 |
アーバンギアPエディション(4WD7名) | 新車492万円/買取実績なし |
アクティブギア(MMCS非装着車・4WD7名) | 新車304万円/買取実績なし |
アクティブギア(MMCS装着車・4WD7名) | 新車433万円/買取実績なし |
ジャスパー(MMCS非装着車・4WD8名) | 新車393万円/買取価格283万円程度 |
ジャスパー(MMCS装着車・4WD8名) | 新車413万円/買取実績なし |
オールブラックスエディション(4WD8名) | 新車506万円/買取実績なし |
8年落ちデリカD:5(2015年式)の目安買取査定額
2015年式デリカD:5は、2012年12月のマイナーチェンジで従来のFF車用2.0リッターガソリンエンジン搭載車、4WD車用2.4リッターガソリンエンジン搭載車に加え、4WD車に2.2リッターディーゼルエンジン搭載車を追加して以降のモデルです。2015年式におけるディーゼルエンジン搭載車は、「Dパワーパッケージ」「Dプレミアム」の4WD車で、オプション込みで、おおよその新車価格と2023年3月現在での平均買取相場は、以下の通りです。
M(FF8名/4WD8名) | 新車289万円/買取実績なし |
ローデストG パワーパッケージ(FF7名/FF8名/4WD7名/4WD8名)※2015.12以降8名仕様のみ | 新車352万円/買取価格116万円程度 |
ローデストD パワーパッケージ(4WD8名) | 新車410万円/買取価格193万円程度 |
ローデストGプレミアム(4WD7名/4WD8名) | 新車429万円/買取実績なし |
G パワーパッケージ(FF7名/FF8名/4WD7名/4WD8名) | 新車325万円/買取価格120万円程度 |
Dパワーパッケージ(4WD7名/4WD8名) | 新車388万円/買取価格175万円程度 |
Dプレミアム(4WD7名/4WD8名) | 新車446万円/買取価格202万円程度 |
Gプレミアム(4WD7名/4WD8名) | 新車410万円/買取価格137万円程度 |
シャモニー(4WD8名) | 新車416万円/買取実績なし |
13年落ちデリカD:5(2010年式)の目安買取査定額
2010年式デリカD:5は、2010年1月にFF車がマイナーチェンジされて「C2」系グレードが廃止、4WD車と内外装の統一が図られるとともに、エンジンが新型の2.0リッターMIVECガソリンエンジン「4B11」へ変更されたモデルです。
また、同年6月のマイナーチェンジで5年目以降の車検入庫時に保証延長点検を受けていることを条件とした「最長10年10万km特別保証延長」対象車となり、2010年12月にもブレーキオーバーライド制御を実装するなどマイナーチェンジが行われました。オプション込みで、おおよその新車価格と2023年3月現在での平均買取相場は、以下の通りです。
M(4WD8名)※2010.1以降FF8名追加 | 新車277万円/買取価格19万円程度 |
ローデスト リミテッドエディション(FF8名/4WD8名) | 新車277万円/買取価格13万円程度 |
ローデストGパワーパッケージ(FF7名/FF8名/4WD7名/4WD8名) | 新車335万円/買取価格26万円程度 |
ローデストG ナビパッケージ(FF7名/FF8名/4WD7名/4WD8名) | 新車363万円/買取実績なし |
ローデストGプレミアム(FF7名/FF8名/4WD7名/4WD8名) | 新車391万円/買取価格112万円程度 |
G パワーパッケージ(4WD7名/4WD8名)※2010.1以降FF7名/FF8名追加 | 新車314万円/買取価格67万円程度 |
Gナビパッケージ(4WD7名/4WD8名) | 新車344万円/買取価格29万円程度 |
Gプレミアム(4WD7名/4WD8名) | 新車375万円/買取価格48万円程度 |
エクシードII(FF7名/FF8名/4WD7名/4WD8名)※2010.1以降FF8名/4WD8名 | 新車307万円/買取価格43万円程度 |
シャモニー(4WD7名/4WD8名) | 新車373万円/買取価格70万円程度 |
事故車・修復歴ありのデリカD:5の場合は?
事故車の参考価格
事故車現状買取平均額 | 15万円程度 |
事故車扱いになってしまう損傷 | 48万円程度 |
10年落ち事故車 | 5万円 |
なんとか自走可能なレベルでの事故車 | 15~30万円程度 |
修復歴ありの参考価格
10年落ち | 35万円程度 |
2年落ち | 170万円程度 |
デリカD:5は、アクティブに使われる可能性の高い車種になりますので、考えなければならないのが、事故車になってしまった場合の買取相場です。実際に査定相場を見てみると、デリカD:5の事故車現状買取平均額は約15万円程度になっています。
運悪く事故車扱いになってしまう損傷があった位の現状車では、48万円程度の最高値がついています。また、年式次第ですが、10年落ち事故車で5万円くらい、なんとか自走可能なレベルでの事故現状車で約15~30万円ほどが買取相場となります。
そして修復歴有のデリカD:5は、10年落ちで35万円程度、2年落ちですと170万円程度と減額は意外と大きくない印象です。これは、中古市場での人気がそのまま反映されている結果であると考えられます。
デリカD:5の残価率・リセールバリューは?
グレード | 走行距離 | 価格 | 残価率 |
アクティブギア | 3年3万キロ | 買取最高値¥2,770,000 | 73.6% |
アクティブギア | 3年6万キロ | 買取最高値¥2,250,000 | 59.8% |
アクティブギア | 3年1万キロ | 買取最高値¥2,430,000 | 65.2% |
車を資産として見た場合に、重要になる指標が【残価率】です。例えば、新車で購入した場合、デリカD:5 アクティブギアの車両本体価格は2017年当時で¥3,763,800であり、3年3万キロ乗って売却した場合に、買取最高値は¥2,770,000でした。つまり3年間で¥993,800の償却をし、その残価率は73.6%ということになります。
次に3年で過走行6万キロの買取最高値が¥2,250,000、同様の計算で59.8%ということになります。3年低走行1万キロの場合、買取最高値は¥2,430,000で残価率は62.3%となり、デリカD:5における上記事例の平均値で65.2%となりました。
さらにそのデリカD:5の残価率は、4年をまたいで6年目の車検時であっても大きな変動はなく、2014年式の走行距離5万キロの買取最高値は¥2,170,000であり、残価率は57.7%にも及びます。デリカD:5資産価値としても非常に価値の残る一台に間違いはなさそうです。
自動車は、毎月毎月多かれ少なかれ減価償却していく消費財です。何より大事なのは、どの車を買うかになりますが、手放すタイミングも大事です。価値を時々はかってみて、一番メリットのある時に手放すのが吉になりますよ。
三菱「デリカD:5」を高く売るためのポイント
FFベース4WDのハイルーフミニバンでありながら最低地上高を高め、本格オフローダーに近い悪路走破性能すら持つ“SUVとミニバンの中間的モデル”のようなデリカD:5は、先々代の「デリカ・スターワゴン」や先代の「デリカ・スペースギア」ユーザーによる指名買いに近い買い替えモデルで、ほとんどのユーザーは“デリカを知り尽くした人々”といえます。
中古車となったデリカD:5の嫁ぎ先もスペースギア以前のデリカユーザーや、もう少し程度のよい車へ乗り換えたいデリカD:5ユーザーであることは十分に考えられることから、高価買取狙いでいくなら極力内外装に傷をつけないよう、そして可能ならば禁煙車であればとは思いますが、そもそもユーザーが限定される車のため、よほど汚くしていて程度を落とさない限り、年式や走行距離、もともとの装備やグレード以外でそうそう価格に差がつく車ではないかもしれません。
三菱「デリカD:5」の走行距離による値動きの変化
走行距離が長い場合におけるデリカD:5の買取価格ですが、長い走行距離というのが4万km以上と仮定して、2023年3月現在で、4万km以上の走行距離ごとの相場は、以下のようになります。
●20万km台:〜14.4万円
●15万km台:8.5万円~85.8万円
●14万km台:6.5万円~126.2万円
●13万km台:5.1万円~105.3万円
●12万km台:5.1万円~113.6万円
●11万km台:8.5万円~129.2万円
●10万km台:10.9万円~152.7万円
●9万km台:9.9万円~156.7万円
●8万km台:14.4万円~180.5万円
●7万km台:28.5万円~193.4万円
●6万km台:30.0万円~198.4万円
●5万km台:12.7万円~220.6万円
●4万km台:60.3万円~246.2万円
なにぶん2007年1月に新登場してから13年ものロングセラーモデルだけに、古くともあまり走っていない車、新しくとも走行距離が非常に長い車が混在しており、単純に「新しいから高い」「走行距離が長いから安い」と割り切れる車ではありません。あえて節目になる走行距離を探すと、5万km台に入ると最低買取価格が大きく下がり、11万km台に入ると最高買取価格も大きく下がる傾向があります。
三菱「デリカD:5」を売るのにベストなタイミングは?
2019年2月のビッグマイナーチェンジを受け、ディーゼル車のフロントマスク変更がかなり話題を呼ぶとともに賛否両論あったものの、販売台数を見るとそれ以降持ち直しており、結果的には正解でした。
当時、賛否両論の結果次第では「マイナーチェンジ前のデリカD:5が高価買取傾向!」という事態もありえましたが、実際には2年落ち2019年式車が平均残価率61%と高めで、すき間ユーザー向けの限られた需要に支えられる車だけに、6年落ち(平均残価率40%)、11年落ち(同14%)ともに残価率は高いとはいえず、現状で特に売却にベストなタイミングは見当たりません。
それでも5万km前後、10万km前後で買取価格の大きな変動があることから、あえてタイミングを図るとすれば、そうした走行距離を超えるかどうかというあたりで、一度査定に出してみることをオススメします。