買取相場 | 2022.07.20
ホンダのアッパーミドルクラス アコード 人気車の買取価格は?
Posted by UruCar
アコードは、中型の3ドアハッチバック車として1976年の5月にデビューした、ホンダのセダン車です。アメリカへ向けて初代アコードの輸出が始まり、2代目からは現地生産がスタートしました。現在ではインスパイアが生産されなくなり、また同じくホンダの人気モデル、シビックがミドルクラスへと変化したことにより、アコードがアッパーミドルクラスとなっています。今回はアコードの買取相場金額や、リセールバリューを紹介していきます。※このページでは、主に9代目までのアコードについての内容を記載しています。
以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください
SUMMARY
アコードの中古市場での人気について
アコードは好燃費・低公害をモットーに設計されました。発売当時のエンジンは2.0 L 直列6気筒 CVCCエンジン縦置き前輪駆動(FF)という、今でもめずらしい設計の自動車です。
2012年に旧モデルのレジェンドが生産終了してから、新型モデルが国内導入される2015年1月までは、アコードがホンダのフラグシップモデルとなっていて、中古市場ではとても人気があり、なかなか値が落ちません。
買取査定額が期待できるアコードの人気グレード
自動車を購入したらいずれは購入した自動車を売却をして、また新しい自動車を購入したりすると思います。そんな時、購入した自動車ができるだけ高く売却できるようにと誰もが願うことです。自動車の買取査定額は同じ自動車でもグレードによってかなり変わってくるので売却するときのことを考えるとグレードが良いものを購入するのは1つの策です。
ホンダのアコードは「2.0」や「2.4」といったグレードで買取査定額が約10~90万なのに対し「ユーロR」というグレードでは約20~200万と、グレードによって買取査定額が約10~110万の差ができてしまいます。アコードだけに限らず人気のグレードというのは必然的に買取査定額は高くなるので自動車を購入するときには注意してみましょう。
買取査定額が期待できるアコードの人気カラー
アコードの人気カラーといえばホワイトやブラックと定番の色です。ホワイトやブラックは買取査定額が、グレードが「2.0」などの場合約20~50万円なのに対して、人気の薄いシルバーなどの色のモデルは約10~30万円と、10~20万程度の差が発生する可能性があります。購入するときにはご自分の好きな色を購入するのもいいですが、人気カラーのものを購入しておくと後々得ができる場合があります。
1年落ちアコード(2021年式)の目安査定額
1年落ちの2021年式アコードは、ホンダのミドルクラスセダンで1976年以来の歴史を誇り、北米など海外では販売の中核を担う重要なモデルですが、日本ではセダン不振もあって「とりあえずラインナップは維持」という状況で、2020年2月にモデルチェンジした現行モデル(10代目)は、タイで生産したものを細々と輸入販売している状況です。
ただし、基本的にはモーター走行のシリーズ式ハイブリッドに高速巡航時のエンジン走行モードを付与し、全域で活発な走りと低燃費、日本では少々大きいサイズとはいえ、ゆったりした車内空間、そして何より根強いホンダファンによって一定の人気と需要があり、トヨタ系のセダンほどではありませんが、リセールバリューは案外悪くありません。
ただし、これまで販売台数は少なくともセダンを維持してきたホンダは、方針を転換してセダンを続々と廃止、アコードについても2020年8月頃を目途に販売終了(正規輸入終了)の見込みで、今後もホンダのセダンが欲しいユーザーによって、中古車市場での価値が上がる可能性はあります。
「オプション込みでおおよその新車価格」と、2022年7月現在での平均買取相場は以下。
EX:新車512万円/買取価格298万円程度
平均買取価格:約298万円
平均残価率:約58%
10年落ちアコードの目安査定額
自動車の買取査定額は、年数や走行距離によっても左右されます。アコードの10年落ち8万km以内の「2.0」や「2.4」といったグレードの買取査定額は20~55万円となっていますが、8年落ち8万km以内のユーロRの買取査定額は110~200万円となっています。走行距離によっても買取査定額が変わってくるので、売却を考えたときにはすぐに見切りをつけて判断をしたほうが良いかもしれません。
11年落ちアコードの目安査定額
自動車の買取査定額は11年落ちになると一気に金額が落ちてしまいます。アコードの11年落ちの買取査定額は10万~50万円と、走行距離によって査定額の幅はありますが、もしかすると1円も値段がつかない…なんてこともありえます。国内の買取市場では、走行距離が10万kmを超えた途端に買取査定額や売値が下がる傾向にあるので、できるだけ高く売りたい場合には注意しなければいけません。
14年落ちアコードの目安査定額
14年落ちの自動車の買取査定額は、あまり期待できない場合が多いです。目安としては0~30万程度です。走行距離が長くない状態の車両でも、30万ぐらいの査定が限界です。年数が経てば自動車の劣化も進んでしまいますので、その分買取査定額も下がっていってしまいます。基本的にはレアなモデル・グレードでなければ買取査定額は付かないと考えたほうが良さそうです。
事故車・修復歴ありのアコードの場合は?
事故車や修復歴がある自動車に、高額な買取査定額は見込めないというイメージが強いかと思いますが、事故車でも綺麗に直っていて走行にも支障がないものについては、高額な買取査定額が付く場合があります。
アコードではなんと、8~15万という買取査定額が出るケースもあるようです。状態にもよりますが、絶対に0になるということはないため、事故車になったからといって諦めず、1度査定してもらうのも良いかもしれません。
アコードの残価率・リセールバリューは?
アコードのユーロRを新車から12年落ち4万kmで売った場合、約160万円の値段が付く場合があります。新車価格は265万なので、残価率は60%です。
アコードのユーロRを新車から11年落ち5万kmで売った場合、約160万の値段が付く場合があります。こちらも残価率は60%です。人気グレードの平均残価率は60%と、とても高い残価率になります。自動車を購入するときに人気グレードを選んでおくと、かなりお得に売ることができます。自動車を購入する際には、残価率・リセールバリューも考えることが重要ですね。