買取相場 | 2023.05.28
走りが自慢のスポーツワゴン、スバル レヴォーグ。査定価格は走行距離とカラーで大きな差が出る?
Posted by UruCar
スバル レヴォーグは2014年に販売を開始した、比較的デビューから日の浅い若いモデルです。 しかし、その祖先をレガシィツーリングワゴンとする実は由緒正しきモデルでもあります。 最初期のベーシックグレードを除いてアイサイトを標準装備し、スバルの誇るシンメトリカルAWDで安全で快適、そして低重心ハイパワーのボクサーエンジンを搭載する、まさにレガシィツーリングワゴンを進化させたモデルなのです。
以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください
SUMMARY
- レヴォーグの中古市場での人気について
- 買取査定額が期待できるレヴォーグの人気グレード
- 買取査定額が期待できるレヴォーグの人気カラー
- 1年落ちレヴォーグ(2022年式)の目安査定額
- 2年落ちレヴォーグ(2021年式)の目安査定額
- 3年落ちレヴォーグ(2020年式)の目安査定額
- 4年落ちレヴォーグ(2019年式)の目安査定額
- 5年落ちレヴォーグ(2018年式)の目安査定額
- 6年落ちレヴォーグ(2017年式)の目安査定額
- 8年落ちレヴォーグ(2015年式)の目安査定額
- レヴォーグを高く売るためのポイント
- レヴォーグの走行距離による買取価格の変化
- レヴォーグを売るのにベストなタイミングは?
- 事故車・修復歴ありのレヴォーグの場合は?
- レヴォーグの残価率・リセールバリューは?
レヴォーグの中古市場での人気について
レヴォーグは路面状況の変化に強いAWDの安定性に加えて、広い荷室を持つステーションワゴンとしてユーティリティ性の高い自動車です。
スキーやスノーボード、キャンプなどにも活躍し、行き帰りの高速道路もアイサイトとハイパワーなエンジンでストレスフリーな走行を保証する、素晴らし機能性を持つ一台です。
しかし、デビューから5年の歳月の間にマイナーチェンジを一回行っていることや、マイナーチェンジ前は先進装備のアイサイトがオプション設定だったグレードがあったことも影響して、2016年以前のモデルと以降のモデルではっきりと買取価格に差が出てきます。
買取査定額が期待できるレヴォーグの人気グレード
レヴォーグには1.6リッターのモデルと2リッターのモデルが存在し、日本の税制ではどちらも変わりのない自動車税額となります。
もちろん燃費性能は格段に1.6リッターモデルが優れていますが、走りでは圧倒的にパワー差のある2リッターモデルに優位性があり、中古車市場でも2リッターモデル、2.0GT-Sや2.0STIスポーツなどが高値で取引がされる傾向があります。
買取査定額が期待できるレヴォーグの人気カラー
クリスタルブラックシリカやクリスタルホワイトパールは市場でも人気のカラーとなり、他色と比べて査定のプラス要因となります。実際の査定価格差としては約4万円~6万円前後となることが多そうです。
往年のWRCカーを連想させるラピスブルーも査定時期によってはブラック、ホワイトと同等のプラス査定になるようです。
1年落ちレヴォーグ(2022年式)の目安査定額
1年落ち2022年式レヴォーグは、主要市場である北米からの要望に応じた結果、日本で扱うには大きくなりすぎたレガシィツーリングワゴン後継として2014年に登場した、WRXをベースとするステーションワゴンの2代目(2020年10月モデルチェンジ)。
当初は新開発の1.8リッター水平対向4気筒直噴ターボエンジン「CB18」のみだったものの、2021年11月に2.4リッター直噴ターボ「FA24」搭載車である「STI Sport R」系を追加したのが2022年式で、合わせて安全運転支援システム「アイサイトX」を機能強化し、ドライバーの異常により車線内で停止してしまった際に全ドアを自動解錠、車外からの救出を容易にする「ドライバー異常時対応システム」を追加しました。
さらに2022年11月の改良ではヘッドランプや室内灯の消し忘れ時に自動消灯機能を追加し、スマートキーへのスリープ機能やモーションセンサー搭載といったリレーアタックによる盗難対策がとられています。「オプション込みでおおよその新車価格」と、2023年5月現在での平均買取相場は、以下の通りです。
GT:新車341万円/買取実績なし
GT-H:新車365万円/買取実績なし
GT EX:新車384万円/買取価格216万円程度
GT-H EX:新車408万円/買取価格214万円程度
STI Sport:新車411万円/買取価格206万円程度
STI Sport EX:新車453万円/買取価格269万円程度
STI Sport R:新車486万円/買取価格310万円程度
STI Sport R EX:新車528万円/買取価格326万円程度
平均買取価格:約257万円
平均残価率:約57%
2年落ちレヴォーグ(2021年式)の目安査定額
2年落ち2021年式レヴォーグは、レガシィツーリングワゴン以来の人気と伝統を誇るスバルスポーツワゴンの末裔で、2020年10月に2代目へとモデルチェンジした後、2021年11月には従来の1.8L直噴ターボに加え、2.4L直噴ターボを搭載する最上級グレード、「STI Sport R」を追加しました。
人気モデルとしてスバルの最先端技術、特にアイサイト系の運転支援システムは最新モデルを採用し、2代目でもサブネームに「EX」がつくグレードでは、前後4つのレーダーなど最新のセンサー類に加え、3D高精度地図データと、国産準天頂GPS衛星「みちびき」からの支援を受けた新世代アイサイト、「アイサイトX」を搭載しています。
他の自動車メーカーと同様、新型コロナウイルス禍の長期化による自動車生産の停滞、先の見通しが立てにくい納期遅延によって中古車人気は高まっており、買取相場でも1年前の1年落ち中古車買取水準(平均買取価格・約254万円、平均残価率・約59%)より、かなり相場が上がりました。「オプション込みでおおよその新車価格」と、2023年5月現在での平均買取相場は、以下の通りです。
●GT:新車341万円に対して買取価格256万円程度
●GT-H:新車365万円に対して買取実績なし
●GT EX:新車384万円に対して買取価格255万円程度
●GT-H EX:新車408万円に対して買取価格277万円程度
●STIスポーツ:新車408万円に対して買取価格289万円程度
●STIスポーツ EX:新車450万円に対して買取価格311万円程度
●STIスポーツR:新車483万円に対して買取実績なし
●STIスポーツR EX:新車525万円に対して買取実績なし
平均買取価格:約278万円
平均残価率:約70%
3年落ちレヴォーグ(2020年式)の目安査定額
3年落ち2020年式レヴォーグは2020年5月頃に初代がオーダーストップ、同10月に2代目へモデルチェンジしており、代替わりの時期で新旧が混在しています。
初代はFB16型1.6リッターDIT(直噴ターボ)の「1.6GTアイサイト系」、FB20型2リッターDITの「2.0GTアイサイト系」を基本にスポーティな内外装、あるいは安全装備を充実した特別仕様車を設定し、スバル純正チューニングブランドのSTIとコラボレーションした「1.6STIアイサイト」系、「2.0STIアイサイト」系も販売。
2020年10月のモデルチェンジでは新世代ボクサーエンジンCB18型1.8リッターDITに搭載エンジンを統一し、新たな燃費計測法のWLTCモードでは落ちるものの、従来のJC08モード比では若干の燃費向上を果たし、スバル自慢の予防安全システムも「新世代アイサイト」が前者標準装備になりました。「オプション込みでおおよその新車価格」と2023年5月現在での平均買取相場は、以下の通りです。
(初代:~2020.10)
●1.6GTアイサイト:新車価格321万円に対して買取価格114万円程度
●1.6GTアイサイト スマートエディション:新車価格330万円に対して買取実績なし
●1.6GT-Sアイサイト:新車価格345万円に対して買取価格202万円程度
●1.6GTアイサイト Vスポーツ:新車価格345万円に対して買取実績なし
●1.6GT-Sアイサイト アドバンテージライン:新車価格375万円に対して買取実績なし
●1.6STIスポーツアイサイト:新車価格399万円に対して買取実績なし
●1.6STIスポーツアイサイト ブラックセレクション:新車価格399万円に対して買取価格255万円程度
●2.0GT-Sアイサイト Vスポーツ:新車価格382万円に対して買取実績なし
●2.0GT-Sアイサイト:新車価格406万円に対して買取価格219万円程度
●2.0STIスポーツアイサイト:新車価格454万円に対して買取実績なし
●2.0STIスポーツアイサイト ブラックセレクション:新車価格454万円に対して買取価格251万円程度
平均買取価格:約208万円
平均残価率:約53%
(2代目:2020.10~)
●GT:新車価格341万円に対して買取実績なし
●GT-H:新車価格365万円に対して買取実績なし
●GT EX:新車価格384万円に対して買取実績なし
●GT-H EX:新車価格408万円に対して買取価格242万円程度
●STIスポーツ:新車価格408万円に対して買取実績なし
●STIスポーツ EX:新車価格450万円に対して買取価格266万円程度
平均買取価格:約254万円
平均残価率:約59%
4年落ちレヴォーグ(2019年式)の目安査定額
4年落ち2019年式レヴォーグは、2018年4月にアイサイトVer.3に改良を加え、車両と同一方向へ進行する自転車や歩行者に対する減速制御作動タイミングを早期化したり、低速走行中に前方障害物がある状態でアクセルを踏み込むと、誤操作と判断して衝突被害軽減ブレーキを作動させたりなど、新機能を追加したモデルです。オプション込みでおおよその新車価格と、2023年5月現在での平均買取相場は、以下の通りです。
●1.6GTアイサイト:新車価格314万円に対して買取実績なし
●1.6GTアイサイト Sスタイル:新車価格322万円に対して買取価格181万円程度
●1.6GTアイサイト スマートエディション:新車価格325万円に対して買取価格182万円程度
●1.6GTアイサイト Vスポーツ:新車価格339万円に対して買取実績なし
●1.6GT-Sアイサイト:新車価格339万円に対して買取実績なし
●1.6STIスポーツアイサイト:新車価格392万円に対して買取価格245万円程度
●1.6STIスポーツアイサイト ブラックセレクション:新車価格392万円に対して買取実績なし
●2.0GT-Sアイサイト:新車価格398万円に対して買取価格199万円程度
●2.0STIスポーツアイサイト:新車価格446万円に対して買取実績なし
●2.0STIスポーツアイサイト ブラックセレクション:新車価格446万円に対して買取実績なし
5年落ちレヴォーグ(2018年式)の目安査定額
5年落ち2018年式レヴォーグは、スバルがレガシィツーリングワゴン後継として2014年より販売しているステーションワゴンの初代モデルで、1989年の初代レガシィ以来の圧倒的強さを誇るジャンルでの代表作として、最新装備が真っ先に投入されるスバルの主力車種です。
2018年式は初代の2014年発売から5年目のモデルで、2017年8月に安全運転支援システム「アイサイト」の能力を向上、全車速域でアクセル、ブレーキ、ステアリングの操作をサポートする「アイサイト・ツーリングアシスト」が初採用するなど、予防安全装備を中心に全体的な装備や質感の向上が図られています。
さらに2018年6月には「アイサイト」の認識対象が車両と同一方向に進む歩行者や自転車だった場合に、衝突被害軽減ブレーキの原則制御を早期作動させたり、低速走行時に前方の障害物があったも誤ってアクセルを強く踏み込んでしまった場合、ブレーキを作動させるなど、衝突回避/衝突被害軽減効果を高める改良を施しました。
また同時に、アイサイトセーフティプラスの標準装備やブラック基調外装など装備を充実させた特別仕様車、「1.6GTアイサイト スマートエディション」を発売。「オプション込みでおおよその新車価格」と、2023年5月現在での平均買取相場は、以下の通りです。
1.6GT EyeSight:新車313万円/買取価格96万円程度
1.6GT EyeSight S-style:新車322万円/買取価格110万円程度
1.6GT EyeSight Smart Edition:新車325万円/買取価格128万円程度
1.6GT-S EyeSight:新車339万円/買取価格119万円程度
1.6STI Sports EyeSight:新車392万円/買取価格146万円程度
2.0GT-S EyeSight:新車398万円/買取価格83万円程度
2.0STI Sports EyeSight:新車446万円/買取価格171万円程度
平均買取価格:約122万円
平均残価率:約34%
6年落ちレヴォーグ(2017年式)の目安査定額
6年落ち2017年式レヴォーグは、2016年6月の改良で各部補強や装備追加・更新により衝突安全性能を強化した上に、遮音性能強化で静粛性を高めており、2016年7月には現在まで続く人気グレード「1.6STIスポーツアイサイト」「2.0STIスポーツアイサイト」を追加。2016年12月には内外装の一部を上級グレード並に充実させた特別仕様車「1.6GTアイサイト スマートエディション」を追加しています。
さらに2017年8月には全車速スロットル・ステアリング操作支援が入り、実質的に高精度なレベル2運転支援が可能な「アイサイト・ツーリングアシスト」をスバル車で初搭載するなど、大幅改良が行われました。オプション込みでおおよその新車価格と、2023年5月現在での平均買取相場は、以下の通りです。
●1.6GTアイサイト:新車価格309万円に対して買取実績なし
●1.6GTアイサイト スマートエディション:新車価格320万円に対して買取価格146万円程度
●1.6GTアイサイト Sスタイル:新車価格321万円に対して買取価格150万円程度
●1.6GT-Sアイサイト:新車価格338万円に対して買取価格168万円程度
●1.6STIスポーツアイサイト:新車価格388万円に対して買取価格217万円程度
●2.0GT-Sアイサイト:新車価格395万円に対して買取価格151万円程度
●2.0STIスポーツアイサイト:新車価格439万円に対して買取価格238万円程度
8年落ちレヴォーグ(2015年式)の目安査定額
8年落ちとなる、2015年式レヴォーグ。2015年といえば、1月と12月に内外装充実版の特別仕様車「1.6GTアイサイトSスタイル」が販売され、4月には4つの運転支援機能をまとめた「アドバンスドセイフティパッケージ」が設定された年です。
さらに同年6月にはスバルのアイサイト搭載車全てが予防安全性能アセスメントで「ASV+(先進安全車プラス)」獲得を記念した特別仕様車「プラウドエディション」が1.6GTアイサイトおよび1.6GT-Sアイサイトへ追加されました。オプション込みでおおよその新車価格と、2023年5月現在での平均買取相場は、以下の通りです。
●1.6GT:新車価格294万円に対して買取実績なし
●1.6GTアイサイト:新車価格306万円に対して買取価格104万円程度
●1.6GTアイサイト プラウドエディション:新車価格315万円に対して買取価格116万円程度
●1.6GTアイサイト Sスタイル:新車価格320万円に対して買取価格121万円程度
●1.6GT-Sアイサイト:新車価格337万円に対して買取価格135万円程度
●1.6GT-Sアイサイト プラウドエディション:新車価格329万円に対して買取価格105万円程度
●2.0GTアイサイト:新車価格369万円に対して買取価格141万円程度
●2.0GT-Sアイサイト:新車価格392万円に対して買取価格131万円程度
レヴォーグを高く売るためのポイント
普段から禁煙車にしておく、小キズはDIYで直せるなら直していてしっかり洗車してから持っていくなど、一般的な買取査定前の注意点はもちろん大事です。
それに加えてレヴォーグの場合はリアに広大なラゲッジ(荷室)を持つステーションワゴンということもあり、ラゲッジに荷物を積み込む際、普段から内装に傷をつけたり汚したりしないよう心がけ、査定前の掃除も入念にしておくのが肝心でしょう。
特にラゲッジのカーペットをめくったらホコリやゴミだらけ、というのは避けたいものです。
レヴォーグの走行距離による買取価格の変化
走行距離が長い場合におけるレヴォーグの買取価格について、長い走行距離というのが5万km以上と仮定して調べてみた結果、2023年5月現在では以下のようになります。
●13万km台:40.4万円~64.5万円(※高年式でも変わらず)
●12万km台:47万円~47万円
●11万km台:40.4万円~58.4万円(※3年落ちで108.6万円という事例あり)
●10万km台:49.6万円~78.8万円(※同、4年落ちで94万円)
●9万km台:58.5万円~80.8万円
●8万km台:51.4万円~120.0万円(※同、4年落ちで127.2万円、3年落ちで147.7万円)
●7万km台:67.5万円~128.2万円(※同、4年落ちで183.4万円)
●6万km台:87.8万円~138.4万円(※同、4年落ちで176.4~189.4万円、3年落ちで175.5万円)
●5万km台:78.6万円~156.7万円
以上の結果から、初期型(2014年式)でも走行距離6万km台程度までは状態が良ければ平均相場程度の買取が期待できるものの、7万kmを超えれば買取価格が大きく落ちていく一方、3年落ち程度の高年式車であれば、7万km台までは平均的な買取価格を維持できる可能性があります。
それ以上の走行距離では走るほど価値が落ちていくのはもちろんですが、12万kmを超えたあたりから、たとえ高年式であっても残価率は低年式車とあまり変わらなくなっていくようです。
レヴォーグを売るのにベストなタイミングは?
既に発売から5年以上が経過しているため、ユーザーによっては2回目の車検を通した人もいると思いますが、新規登録から3年、つまり初回車検のタイミングを境にレヴォーグの残価率は50%を割り込んでいきます。
さらに4年落ちを超えると、走行距離が多くとも状態が良くて人気グレードなら高価買取を期待できるラインを割り込んでしまうため、レヴォーグを売るなら初回車検を迎える3年目まで、あるいは初回車検を行った後ならば、4年落ち以内のかなり早期に売れば、車検代のモトを取ってオツリが来る程度の買取が期待できるでしょう。
あまり早く売っても1年落ちで6割弱に価値が落ちる車種ですから、3年近く楽しんでから、初回車検前後、4年落ちまでのタイミングがレヴォーグを売るにはベストかと思います。
事故車・修復歴ありのレヴォーグの場合は?
事故による減算ですが、何故かデータを見ると、スポーツモデルのスバル車ではある程度寛容な修復歴が、一般乗用モデルになったとたんかなり敬遠される傾向があり、通常査定価格の50%ほどの買取価格になってしまうようです。
具体的には修復がされており、距離の浅いモデルで考えた場合では1.6リッターモデルで90万円~120万円前後、2.0リッターモデルでは130万円~150万円程度の査定額になりそうです。
レヴォーグの残価率・リセールバリューは?
レヴォーグはグラフにしてみるとマイナーチェンジ前後で少し極端な償却曲線を描くモデルでした。
2016年式以前のレヴォーグにお乗りの場合、これから加速度的に償却が進む可能性を秘めているので、早めに査定を依頼してみてはいかがでしょうか?
実際に残価率から見える化すると、マイナーチェンジ後の2.0GT-Sを新車購入した場合の金額が¥3,564,000で、約2年で1万キロ乗って売却した場合に買取最高値は¥2,850,000でした。つまり、2年間で¥714,000を償却しており、その残価率は80%ということになります。
マイナーチェンジ前の5年落ち3.8万キロの時の買取最高値が¥2,030,000で、同様の計算で残価率は57%になります。
3年通常走行2万キロの場合、2年の時と大きくかわらず、買取最高値は¥2,470,000で、残価率は69.3%となり、平均値で68.8%です。
デビューからはまだ5年のレヴォーグですが、価格に大きな開きが出やすいモデルなことが今回調べてみてわかりました。
査定額を左右する大きなファクターとなるのはカラー・年式・距離で特に他のモデルでも同じことではありますが、差の出方が大きいのが特徴です。
過走行車両でもホワイトの人気が高く、2016年のマイナーチェンジ前後で10万円単位の差額が発生する場合があります。
特にマイナーチェンジ後のモデルは初回車検が近づいている時期かと思います、一度査定をされてみてはいかがでしょうか?