引用:Tokumeigakarinoaoshima

コラム | 2020.04.27

「ワイルド・スピ-ド」シリーズに登場した、クルマ好きにとって印象深い日本車5選

Posted by 菅野 直人

カッコイイ車が多数登場しては物語を彩る映画は多数ありますが、現在進行形で何本もシリーズ化され、新作「ジェットブレイク」も公開待ちなのが「ワイルド・スピード」シリーズです。今回はシリーズの中から特にクルマ好きにとって印象深い日本車を何台か厳選して紹介します。

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三菱・エクリプス(2代目/3代目)

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第1作「ワイルド・スピード」冒頭にブライアン・オコナー(故ポール・ウォーカー)の愛車として2代目エクリプスが登場した時、「あ、この映画ってこういうのアリなんだな」と思ったクルマ好きは多かったかもしれません。
アメリカ映画だけど主人公級キャストが日本車で活躍し(その後でエクリプスは派手な最期を遂げますが)、FF車でも構わずNOSチューンを施し公道ドラッグレースでとても速いんです。

日本的感覚だともっとハイパワーで後輪駆動や4WDじゃなきゃダメなんじゃ?と思ってしまいそうですが、ワイルド・スピードでは速ければ何でもアリでそういう垣根はなしです。そもそもエクリプス自体が日本ではかなりマイナー車だったので、「え、エクリプス…いきなり日本車?!」といきなり驚くのはクルマ好きに限った話かもしれませんし、同じクルマ映画でも「TAXI」のようにフランス車バンザイで日本車が悪役と限らないのも面白いところでした。

ちなみにエクリプスは2代目が第1作と第2作「X2」に登場したほか、「X2」では3代目のエクリプススパイダーも登場しています。

トヨタ・スープラ(4代目/5代目)

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こちらも第1作でブライアンの愛車として登場し、第7作「SKY MISSION」のラストでもブライアンにとって重要な役割を果たしたのが4代目A80系トヨタ・スープラです(日本だと2代目ですが国際的には初代A40系セリカXXからスープラなので、A80系は4代目なのです)。

非業の最期を遂げたエクリプスの後釜として登場した時、クルマ好きとしては「あ、日本車をあんな扱いしたからやっぱりアメ車にするのかと思ったら、次も日本車なんだ?!」と思ったもので、アメリカ人はやっぱりアメ車と同じくらい日本車も好きということなんでしょうか。

ブライアンの愛車として登場した第1作、第7作以外に第2作「X2」、第5作「MEGA MAX」にも80スープラが登場していますが、2021年公開予定の第9作「JET BREAK」予告編にはついに5代目「GRスープラ」も見せ場を作ってくれるような予感をさせつつ派手に登場!活躍が期待されます。

日産・スカイラインGT-R(KPGC10)

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第1作および第4作以降の主人公(第7作まではブライアンとのダブル主人公)である「ドム」ことドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)の愛車が第1作の途中から基本的に1970年あたりの初代ダッジ・チャージャーを多用するなど旧車も登場する「ワイルド・スピード」シリーズですが、数少ない(唯一?)日本の旧車として第5作「MEGA MAX」に登場したのが日産KPGC10スカイラインGT-Rです。

初期の4ドア(PGC10)から2ドアハードトップ(KPGC10)へ移行してからの初代後期型ですが、BNR32以降の第2世代はシリーズ各作品で盛んに登場しますし、アメリカでも人気の高いスカイラインGT-Rとはいえまさかの第1世代か!と思ったクルマ好きは多かったかもしれません。

サイオン・tc(初代)

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エクリプス同様、この車もクルマ好き以外の人が見ても日本車とは気づかれず、印象にも残りにくい車だと思われるのがサイオン・tc。第7作「SKY MISSION」のレース・ウォーズにちょっとだけ登場するようですが、ジックリ見たい方はパロディ作品「ワイルドなスピード!」の方がオススメです。

「日本車メーカーにサイオンなんてあったっけ?」と思うかもしれませんが、トヨタが北米で2003年から2016年まで展開していた若者向けブランドが「サイオン」で、2004年から初代モデルが販売されていた2.4リッターのFF3ドアハッチバッククーペがtcです。

日本なら最終モデルのT230系が2006年まで販売されていたセリカに相当するポジションの車で、日本で次期セリカとして販売しても面白そうに思えますが、あまり日本人好みするデザインではなかったので日本で売らずに正解だったかもしれません。並行輸入したのか、時々日本でも走っているのを見かけます。

カローラGT-S(AE86)

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最期は第5作「MAX」冒頭のレースに登場したトヨタ・カローラGT-Sです。クルマ好きならご存知の方も多いと思いますが、AE86の北米仕様で現地名こそ「カローラ」GT-Sであるものの、見た目はスプリンタートレノそのものなリトラクタルブルライト仕様です。

当時の北米ではヘッドライトの最低地上高があまり低くできないよう定められていたため、フロントノーズの低いスポーツカーではリトラクタブル採用車が多く、トヨタでもAE86のリトラクタブルライト仕様を作った上で、そのまま日本でスプリンタートレノとして売っていたのでした。

なお、劇中でのレースの相手はグループBラリーカーのフォードRS200ですが、AE86でそんな化け物相手に戦えたかどうかは、実際に視聴して確かめてみましょう!

最新作ほど高性能でパワフルな車が求められるようになり、エコカーやミニバン重視な日本車の出番が次第に減っている感のある「ワイルド・スピード」シリーズですが、時々原点に返ったかのようにクルマ好きを狂喜させるシーンも登場しますし、2021年公開予定の最新作「JET BREAK」ではGRスープラ登場も確定済です。

いかにもCGを多用したように見えるアクロバティックなシーンも増えていますが、いっそのこと、そういうシーンで狭い場所を駆け回る日本お得意の軽トラなど出してみても、面白いかもしれませんね。