引用:Tokumeigakarinoaoshima

コラム | 2021.05.11

「ワイルド・スピ-ド」シリーズに登場した、クルマ好きにとって印象深い日本車5選

Posted by 菅野 直人

カッコイイ車が多数登場しては物語を彩る映画は多数ありますが、現在進行形で何本もシリーズ化され、新作「ジェットブレイク」も公開待ちなのが「ワイルド・スピード」シリーズです。今回はシリーズの中から特にクルマ好きにとって印象深い日本車を何台か厳選して紹介します。

以下の文中の買取査定額は、投稿日時点での目安になります。実際の査定額については相場状況や車両の状態によって大きく変動しますので、あくまで参考金額としてご覧ください

三菱・エクリプス(2代目/3代目)

https://ja.wikipedia.org

第1作「ワイルド・スピード」冒頭にブライアン・オコナー(故ポール・ウォーカー)の愛車として2代目エクリプスが登場した時、「あ、この映画ってこういうのアリなんだな」と思ったクルマ好きは多かったかもしれません。
アメリカ映画だけど主人公級キャストが日本車で活躍し(その後でエクリプスは派手な最期を遂げますが)、FF車でも構わずNOSチューンを施し公道ドラッグレースでとても速いんです。

日本的感覚だともっとハイパワーで後輪駆動や4WDじゃなきゃダメなんじゃ?と思ってしまいそうですが、ワイルド・スピードでは速ければ何でもアリでそういう垣根はなしです。そもそもエクリプス自体が日本ではかなりマイナー車だったので、「え、エクリプス…いきなり日本車?!」といきなり驚くのはクルマ好きに限った話かもしれませんし、同じクルマ映画でも「TAXI」のようにフランス車バンザイで日本車が悪役と限らないのも面白いところでした。

ちなみにエクリプスは2代目が第1作と第2作「X2」に登場したほか、「X2」では3代目のエクリプススパイダーも登場しています。

トヨタ・スープラ(4代目/5代目)

https://ja.wikipedia.org

こちらも第1作でブライアンの愛車として登場し、第7作「SKY MISSION」のラストでもブライアンにとって重要な役割を果たしたのが4代目A80系トヨタ・スープラです(日本だと2代目ですが国際的には初代A40系セリカXXからスープラなので、A80系は4代目なのです)。

非業の最期を遂げたエクリプスの後釜として登場した時、クルマ好きとしては「あ、日本車をあんな扱いしたからやっぱりアメ車にするのかと思ったら、次も日本車なんだ?!」と思ったもので、アメリカ人はやっぱりアメ車と同じくらい日本車も好きということなんでしょうか。

ブライアンの愛車として登場した第1作、第7作以外に第2作「X2」、第5作「MEGA MAX」にも80スープラが登場していますが、2021年公開予定の第9作「JET BREAK」予告編にはついに5代目「GRスープラ」も見せ場を作ってくれるような予感をさせつつ派手に登場!活躍が期待されます。

日産・スカイラインGT-R(KPGC10)

https://ja.wikipedia.org

第1作および第4作以降の主人公(第7作まではブライアンとのダブル主人公)である「ドム」ことドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)の愛車が第1作の途中から基本的に1970年あたりの初代ダッジ・チャージャーを多用するなど旧車も登場する「ワイルド・スピード」シリーズですが、数少ない(唯一?)日本の旧車として第5作「MEGA MAX」に登場したのが日産KPGC10スカイラインGT-Rです。

初期の4ドア(PGC10)から2ドアハードトップ(KPGC10)へ移行してからの初代後期型ですが、BNR32以降の第2世代はシリーズ各作品で盛んに登場しますし、アメリカでも人気の高いスカイラインGT-Rとはいえまさかの第1世代か!と思ったクルマ好きは多かったかもしれません。

サイオン・tc(初代)

https://ja.wikipedia.org

エクリプス同様、この車もクルマ好き以外の人が見ても日本車とは気づかれず、印象にも残りにくい車だと思われるのがサイオン・tc。第7作「SKY MISSION」のレース・ウォーズにちょっとだけ登場するようですが、ジックリ見たい方はパロディ作品「ワイルドなスピード!」の方がオススメです。

「日本車メーカーにサイオンなんてあったっけ?」と思うかもしれませんが、トヨタが北米で2003年から2016年まで展開していた若者向けブランドが「サイオン」で、2004年から初代モデルが販売されていた2.4リッターのFF3ドアハッチバッククーペがtcです。

日本なら最終モデルのT230系が2006年まで販売されていたセリカに相当するポジションの車で、日本で次期セリカとして販売しても面白そうに思えますが、あまり日本人好みするデザインではなかったので日本で売らずに正解だったかもしれません。並行輸入したのか、時々日本でも走っているのを見かけます。

カローラGT-S(AE86)

https://ja.wikipedia.org

最期は第5作「MAX」冒頭のレースに登場したトヨタ・カローラGT-Sです。クルマ好きならご存知の方も多いと思いますが、AE86の北米仕様で現地名こそ「カローラ」GT-Sであるものの、見た目はスプリンタートレノそのものなリトラクタルブルライト仕様です。

当時の北米ではヘッドライトの最低地上高があまり低くできないよう定められていたため、フロントノーズの低いスポーツカーではリトラクタブル採用車が多く、トヨタでもAE86のリトラクタブルライト仕様を作った上で、そのまま日本でスプリンタートレノとして売っていたのでした。

なお、劇中でのレースの相手はグループBラリーカーのフォードRS200ですが、AE86でそんな化け物相手に戦えたかどうかは、実際に視聴して確かめてみましょう!

最新作ほど高性能でパワフルな車が求められるようになり、エコカーやミニバン重視な日本車の出番が次第に減っている感のある「ワイルド・スピード」シリーズですが、時々原点に返ったかのようにクルマ好きを狂喜させるシーンも登場しますし、2021年公開予定の最新作「JET BREAK」ではGRスープラ登場も確定済です。

いかにもCGを多用したように見えるアクロバティックなシーンも増えていますが、いっそのこと、そういうシーンで狭い場所を駆け回る日本お得意の軽トラなど出してみても、面白いかもしれませんね。

愛車の下取り、売却で損をしないためには?

一般的な査定では評価しきれない価値を持つのが、カスタムカーや旧車、スポーツモデル。
「ディーラーに下取りに出したら、価値が全く伝わらなかった…」という声も少なくありません。

こうした車を手放すときに大切なのは、自分の車に合った売却先を選ぶことです。 例えば、市場の相場をしっかり把握しながら比較検討したい方には、一括査定で複数社の価格が分かるナビクルがおすすめです。
一方で、愛車の個性やこだわりを深く理解してくれる相手に託したい方には、旧車やスポーツカーに特化した旧車王が心強い存在になります。

まずは相場を知ること、そしてその車を理解してくれる場所に売るという選択肢を意識してみてください。

ナビクル

利用実績470万件突破!安心の実績
最大10社に同時査定依頼可能!
全国のリアルタイムの査定相場を配信中!

ナビクルはたった一度依頼を出すだけで、複数の中古車買取店へ査定依頼が可能。超優良の買取業者のみと提携、業者同士が競争しながら査定するので、一番高い査定額がわかります。通常の査定と比べ20~80万円高く売れる可能性があります。さらには申し込み後、相場額実際の取引額に基づいて算出した概算価格も、24時間いつでもスグにWeb上で確認できます。

最短45秒で驚きの高額査定!

ナビクルで査定相場を見る

旧車王

旧車(クラシック・ネオクラ)を熟知した信頼できるプロが鑑定
余計な費用なし!全国出張査定や買取手続きはすべて無料
旧車の年間査定申込数15,000件以上

旧車王は、10年以上古い車の買取をメインとしており、旧車の買取にも特化している車買取業者です。
希少車や極上車は、豊富な経験から高額買取をしてもらえます。自社の整備工場が充実しているので、修理費用を見越す必要がなく最高額の査定価格を提示できます。査定依頼は電話やWeb・LINEから申し込み可能です。 「出張査定で旧車の査定をしてほしい」という方は、旧車王に査定依頼してみましょう。

旧車マニアが見つける、真の価値

旧車王で査定相場を見る