引用:韋駄天狗

旧車・絶版車購入ガイド | 2020.05.25

バイクのような超高回転エンジンが気持ち良い ホンダ「ビート」

Posted by 菅野 直人

四輪車市場への参入時に試作された「S360」が結局小型車「S500」として世に出て以降、実用車ばかり作っていたホンダですが、1991年に思い切り気合を入れて発売したミッドシップでフルオープン、自然吸気なのに自主規制値上限の64馬力エンジンを搭載したスポーツカーが「ビート」です。同一車種世界最多パレードランがギネスブックに載るなどユーザーに愛された車ですが、中古車市場での評価はいかがでしょうか?

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ホンダ「ビート」とは

バブル時代真っ只中の1990年前後には各軽自動車メーカーで意欲的なスポーツカー開発がされていましたが、市販されたものはいずれも他にない、あるいはもうこの先登場させることは無理じゃないかと思うほど個性的な車ばかりで、1991年5月に発売されたホンダ「ビート」もそんな1台でした。

何しろ専用設計のフルオープンモノコックボディに4輪ストラット式独立懸架サスペンション、660㏄直列3気筒自然吸気エンジン「E07A」に独立3連スロットルと電子制御燃調システムを組み合わせた「MTREC」で武装し、自主規制値上限の64馬力を発揮。まるで前年に発売されたスーパーカー「NSX」の軽自動車版でした。

8,100回転で最高出力を、7,000回転で最大トルク(6.1kgm)を発揮する高回転型自然吸気エンジンのためコーナー立ち上がりや登り区間での加速性能こそターボ車に劣ったものの、ミッドシップゆえの軽快なハンドリングやコーナリング性能、自然吸気ゆえのアクセルレスポンスは抜群で、サーキットに持ち込まずとも普段の日常走行で“ホンダスポーツ”を味わうことができました。

実用車用FFパワーユニットを後方に搭載したため見た目ほど重心は低くならず、唐突にオーバーステアが発生したり、高回転を多用するためエアコンのコンプレッサーなど耐久性の低い部分があるなどネガティブな要因がないわけではありませんが、そもそも実用車ではなく純然たる趣味車のため大きな問題にはならず、1996年12月に販売終了するまで5年以上販売されています。

ホンダ車ファンを中心に愛好ユーザーは非常に多く、2010年には栃木県「ツインリンクもてぎ」で行われたオーナーミーティングで当時の同一車種世界最多記録となる569台でパレードランを敢行、ギネスブックに載るなど生産終了後も話題が非常に豊富な車で、2017年6月には多数の愛好家のためホンダが一部純正部品の生産・販売を再開するなど、国産車では珍しく手厚い保護を受けている車です。

ホンダ「ビート」の中古車相場

大手中古車検索サイトによると2020年4月現在、ビートの中古車相場は以下の通りです。

ホンダPP1:販売期間:1991年5月~1995年10月

全て5速MT:12万円~148万円・136台
(新車価格:144.8万円~145.0万円)

速くてピーキーなマツダ「AZ-1」やスズキ「キャラ」のように廃車での損失は少なく、情熱的なファンに手厚い保護を受けている極めて趣味性の高い車ゆえ、流通台数が非常に少ないかと思いきやそうでもなく、程度による価格差はあるものの全国で100台以上が今でも流通しています。

5年数か月での生産台数33,892台、平均月販500台程度の車としてはかなり多い部類で、前項で説明したようにホンダで一部純正部品の生産が再開されたことや、現在でも愛される車であり、日本の絶版趣味車を多数輸入してしまうアメリカでは一部の州を除き軽自動車の運行が極めて限定的とされていることも、いまでも流通台数が多い理由かもしれません。

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ホンダ「ビート」のオススメはハードトップ付きや全塗装車

カラーバリエーションの「バージョンF」、「バージョンC」、「バージョンZ」といった特別仕様車を除けばビートはモノグレード(単一グレード)車でトランスミッションも5速MTのみでしたから、特にグレードや特別仕様車ごとのオススメがあるわけではありませんが、それだけに数あるビートの中古車から決め手を考えるのは難しいかもしれません。

あえて言えばハードトップ装着車を選びたいところですが、他にも生産から25年前後以上たっている車のため、屋内保管などで新車時の塗装が維持されているか、全塗装されていて現状で塗装のヤレが目立たない車を購入したいものです。

ホンダ「ビート」の中古車選びの注意点

かなり頑丈で気合の入ったモノコックボディを新開発しただけあって、よほどスポーツ走行などで酷使するか修復歴でもなければ歪みなど気にすることのないビートですが、やはり古い車ゆえに内外装のヤレ、傷み、メーター類や電装品が正常に動作するか、足回りはヘタっていないか、エンジンの油漏れや圧縮はどうかなど、気にするところはほぼ全てと言っても過言ではありません。

純正部品が再生産されているとはいえ全てが再販されているわけではないため、可能な限り交換箇所が少なく済む車を選ぶのは鉄則です。

特に交換しようがないモノコックばかりは傷んでしまうとどうしようもないため、センターコンソールの灰皿を外して中を覗き込み、そこが錆びているようだと既にモノコック自体の状態が悪いと考え、もしそれでも購入する場合は相応の費用がかかるものと考えましょう。

ホンダ「ビート」の中古車維持費目安

バブル時代の名残で日本車黄金期となった1990年前後から2000年前後あたりの車は魅力的な車が多い一方、2020年現在ともなると純正部品の供給にかなり難が出てきており、維持には多額の費用や手間がかかるようになってきています。

ビートはその点、一部なりとも純正部品の再生産が行われていたり、さまざまなショップや企業からレストアサービスやオリジナルパーツが販売されているため安心ですが、何もしなくても壊れる車齢にあるため車検と別に年間数万円程度の、そして1年~2年に一度は数十万円レベルの整備・修理費用が出せる体制にあれば望ましいです。

それを踏まえて、全てが新規登録から13年以上で重加算税対象となるため軽自動車税は12,900円。実燃費はレギュラーガソリンで17km/L前後と時代を考えればスポーツカーとしてはかなり良好で、2020年4月現在のレギュラーガソリン平均価格が約130円程度、仮に月1,000km走るならガソリン代は月額7,700円、年間9.2万円程度で、軽自動車税を合わせ約10.5万円程度がビートにおける最低年間維持費の目安となりそうです。

それなりに古いソフトトップ(脱着式ハードトップもありますが)の軽オープンスポーツなため、セキュリティや保管場所の環境には相応の気を使いつつ、その他ユーザーの環境次第で変わってくる購入後の駐車場代やタイヤ代、車検代や整備代、任意保険代などは各自計算してみてください。

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